大東製薬工業株式会社

お客様相談室

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記事カテゴリー:副作用・リスク

  • グローミンを女性のクリトリスに塗ると?

    2009年06月01日

    女性のクリトリスに毎日塗った場合は、どうなりますか?

    (男性・25~34歳)



     

    先ず、本剤をクリトリスに塗布するような使用法は承認されていませんので、弊社と致しましてはお勧め出来ません。決してそのようなご使用方法をなさらぬよう、本剤の適正使用を強くお願い申し上げます。

    グローミン」(または「ヘヤーグロン」)の適応症の中には、女性恥部無毛症がございますが、このような場合も患部(外陰部の外側)に塗布するもので、クリトリスへの塗布はお勧めしておりません。

    なお、性同一性障害(GID/FTM)の治療として、男性ホルモン療法による男性化の一環としてクリトリスが大きくなるという症例報告はございますが、これは本剤に認められた使用目的ではございません。そのため、本剤のご使用で男性化の兆候がみられた場合は、ご使用を中止して医師にご相談くださいませ。

     



     

    お客様各位

    医薬品に対する適正使用のお願いについて

     

     

    平素より弊社ならびに弊社製品へのご高配を賜り厚く御礼申し上げます。

     

     かつて、80年余の長きにわたり多くの人が安全に使用してわたり親まれて来た入浴剤にもかかわらず、数年の間に一部の人が自殺目的で使用した事がメディアに取り上げられて大きな社会問題となりました。自殺防止の観点からドラッグストアで取り扱いを中止する店が相次いだため、何の悪意もなく誠実に製造して来たメーカーであるにもかかわらず、事実上の廃業(製造中止)に追い込まれた事例がございました。

     

     医薬品を本来の趣旨と異なる目的でご使用になり、何らかの有害事象が発生しますと、使用したお客様が取り返しのつかぬ状況に陥る場合がございます。これは、医薬品に限らず、あらゆる工業製品について考えられるものでありますが、医薬品は薬物として健康に直結するため社会的関心が高く、特別な配慮が求められるとされております。そのため、医薬品の開発・製造・流通・小売に携わる全ての人は、薬事法(現在は薬機法)をはじめとする関係法令のもと、当局の重厚かつ厳格な規制にもとづき慎重に対応しております。

     

     そのため、適正使用を逸脱しますと、お客様だけの問題では済まなくなります。例えば、当該製品のみならず同様の成分を持つ各社の製品、ひいては弊社や同業各社の事業存続が困難になりますし、流通先を含む業界全体が混乱する恐れもございます。大手メーカーにとっては多々ある製品の一つに過ぎない影響でも、弊社のような零細メーカーには倒産・廃業に直結する甚大な影響がございます。

     

     そうなりますと、何と申しましても、適正な使用方法によって、永年、安全に本剤のメリットを享受して来た何千人、何万人というお客様に、他に代えがたい希少な医薬品をお届け出来なくなってしまいます。

     

     先述の通り、医薬品には重厚かつ厳格な規制があり、新たな医薬品の開発には莫大な開発資金を要する時代ですから、アイデア商品のような雑貨や一部の健康食品のように次々と新製品を市場導入することは出来ません。いちど廃止した医薬品を復活させるにも、新薬と同じ最新の規制に沿った対応が必要なので、事実上不可能です。もちろん、非合法な雑貨や健康食品の製造販売は行うべきでなく、一線を画す立場でございます。

     

     私共は、適正使用のために添付文書への注意喚起や店頭での情報提供など、当局の指導を待つまでもなく、これまで最善を尽くして参りました。
    それは、適正な使用によって他に代えがたい本剤のメリットを安全に享受しているお客様をはじめ、製品の安定供給のために日々懸命に働いている人達や、関係先の皆様のご厚意に応え生活を守るためでございます。

     

    自己責任で行う目的外使用等の転帰は、必ずしもご本人の問題だけでは済みません。結果的に、多くの善意の人々の生活に甚大な影響を及ぼします。このような背景と事の重大さをご賢察いただき、弊社製品のみならず全ての医薬品の適正使用を、伏してお願い申し上げる次第でございます。

     

    どうか、私達を末永く生かさせて下さいませ。そして、適正使用によって安全にメリットを享受できるお客様が末永くご愛用いただけるように、何卒お力添え下さいませ。謹んでお願い申し上げます。

     平成21年6月(平成29年1月修正)

    大東製薬工業株式会社

    代表取締役社長 福井 厚義

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  • バストミンはヒロメスのように腟への使用が出来ないの?

    2009年05月13日

    バストミンの事で伺います。ヒメロスと同じ成分のように思いますが、何故バストミンヒロメスのように腟への使用が出来ないのですか?バストミンヒロメスの成分と同じ他社製品がありますが、この中で「本剤が男性性器に付着しないようスキンのご使用をお奨めします。」とあるのですが、バストミンヒロメスも同じですか? (女性・25~34歳

     


     

    1. ご指摘の通り、バストミンヒメロスの有効成分は同一でございますが、バストミンヒメロスよりも塗心地を改良し、より使い易くするためクリームタイプにしたもので、そのため基剤成分が異なるものに致しました。
      そこで、バストミンヒメロスと比べて伸びの良いクリームにして、ホルモン補充をするのにわざわざ腟内に塗らなくても、外陰部をはじめ、腕や脚、腰などに塗布することで、むしろヒメロスよりも使い易くなると考えた次第でございます。
      一方、腟内は粘膜なので、身体の一般的な表皮と比べ刺激に対して特に敏感で、デリケートな箇所ですから、自ずと皮膚への刺激性につきましては特に注意が必要と考えております。
      バストミンへ配合した基剤成分の中には、腟内(粘膜)へ塗布するには、今のところ他の医薬品を含めて配合量に前例がないものがあるため、万全を期して腟内への塗布をお勧めしないようにしております。
    2. 塗布直後に性行為を行った場合、男性パートナーの性器に付着して、パートナーに成分が吸収されてしまう恐れがあるため、万全を期すためスキンの使用を推奨しているものと思われます。「ヒメロス」「バストミン」におきましても、添付文書の「してはいけないこと」の中で、次のように記載しておりますが、パートナーに本剤が付着して成分が吸収されないようにする、という意図は同じです。「本剤が他の人に付かないようにすること。また、付いた場合には直ちに洗い落とすこと」

     

    【  ヒメロス添付文書・してはいけないことをご参照下さい

    バストミン添付文書・してはいけないことをご参照下さい

     



    ヒメロス製品取扱施設は、こちらのリンク先をご参照くださいませ。

    e健康ショップ「おくすり予約」 健康ショップおくすり予約
    薬局サーチ
    ヒメロス」予約ページ

    バストミン製品取扱施設は、こちらのリンク先をご参照くださいませ。

    e健康ショップ「おくすり予約」 健康ショップおくすり予約
    薬局サーチ
    「バストミン」予約ページ

     

    (さらに…)

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  • ヒメロス(またはバストミン)を豊胸に使って大丈夫?

    2009年05月11日

    ヒメロスを豊胸目的で乳房等に塗っても大丈夫でしょうか?
    (女性・35~44歳


     

    ヒメロスバストミン)は、豊胸のお役に立てません。

    弊社は、あくまで低用量の女性ホルモンを短期間、間欠的に投与するのが安全なご使用方法と考えておりますが、いずれにせよ後述の通り恒久的な豊胸効果は期待できません。
    豊胸の目的ではヒメロス(またはバストミン)をご使用しないように何卒お願い申し上げます。

    ◆ 女性ホルモンと乳房の張りについて

    女性には、第二次性徴が発現して初潮から閉経に至るまでの間、一般に女性ホルモン分泌の月内変動があります。これにともない、人によりホルモン分泌の変動に伴う乳房の張りを自覚する場合があるかと存じます。

    しかしながら、これはあくまで一時的な生理現象であり、乳房の発育、発達とは異なります。

    特に第二次性徴後の発達を終えた成人女性が、女性ホルモンの投与により乳房そのものが発達して恒久的かつ著明に豊胸できる可能性は、一般的には考えにくいものと存じます。

    ◆ 高用量な女性ホルモン剤の長期連続使用のリスク

    もし、一時的な乳房の張りを維持させることで豊胸させたように見せるため、本来の生理的な分泌レベルを超える高用量な女性ホルモン剤を1年以上にわたり続けて投与し続けますと、その連続投与期間が長くなるほど子宮体がんの発症リスクや血栓症を起こすリスクが高まる、という指摘があります。

    そのため、私どもは女性ホルモン剤の長期的な連続使用を決してお勧め致しません。

    女性ホルモンによる一時的な乳房の張りを豊胸効果と訴求する業者等に対しましては、弊社は一線を画す立場でございます。

    以上、何卒ご了承のほどお願い申し上げます。

     

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  • グローミンを数週間使用して中止すると、リバウンドするか?

    2009年05月05日

    グローミンを数週間程度使用した場合、元来の男性ホルモン分泌量が減少し、使用停止した場合にさらに症状が悪化する(リバウンドする)という報告例はありますでしょうか?
    アナボリックステロイド長期使用者にはそのような症状が見られると聞いた事があります。
    (男性・25~34歳

     

     


     

    少なくとも、3ヶ月間の臨床研究結果(50例)におきましては、ご指摘のようなリバウンドの報告はございませんでした。また、グローミンは、これまで約5年余の間に全国80施設を超える医療機関で臨床応用されて、少なくとも千人を超える患者様にご利用いただいているものと推定致しておりますが、ご指摘のような症例報告や苦情等は今までございません。

     

    弊社HPの中でご案内している通り、男性ホルモンは脳下垂体から分泌されるLH(性腺刺激ホルモン)というホルモンの刺激を受けて、精巣のライディッヒ間質細胞で産生されていますが、健常者で男性ホルモンの分泌が十分である人に過剰な男性ホルモンを長期にわたり投与すれば、体内で男性ホルモンを産生させようとする働きが長期間にわたり抑えられます。
    具体的に申しますと、LH(性腺刺激ホルモン)と呼ばれるホルモンの分泌が長期にわたり抑えられることになります。
    そうなりますと、精巣のライディッヒ間質細胞の機能低下が懸念され、最悪の場合は自立的に男性ホルモン産生できなくなってしまう恐れがございますし、機能が回復する場合であっても、それまでの間リバウンドの症状を呈する可能性が否定できません。

    しかしながら、男性ホルモン剤をめぐる考え方には、次の3つがあると考えております。

     

    1. ●人工的に合成されたテストステロンの誘導体で、安全性の検証が確立されていないアナボリックステロイドホルモンに対して、グローミンに配合したテストステロンは体内で産生している男性ホルモンと同一で、根本的に異なること。
    2. ●男性ホルモンが十分に分泌されている人に対して、倫理的な懸念がある使用目的で過剰な男性ホルモンを長期にわたり投与するケース。
    3. ●男性ホルモンが不足している人に、生理的範囲内の男性ホルモンを短期間・間欠的に補充するケース。

     

    グローミンがめざす考え方は上記の3.である一方、アナボリックステロイド長期使用者によるリバウンドのご指摘は、上記の1.と2.に該当する極端なケースと考えており、弊社は一線を画す立場でございます。

    リバウンドの問題は、先述の通り精巣の機能低下や退化が懸念されるために指摘されるものですが、グローミンはもとより医療用テストステロン製剤の投与による一般的な男性ホルモン補充療法で問題になった症例報告等は今まで入手しておりません。

     

    問題は、あくまでボディビルディングや筋肉増強を目的とした、倫理的な懸念のある医療や、ドーピングによるアナボリックステロイドの投与です。
    すなわち、通常の医療を逸脱した過剰投与、あるいは安全性の検証ができてない未承認医薬品が様々な副作用を引き起こすことで、状況を深刻にさせていると思われます。
    医療として着実に実績を積んでいるホルモン補充療法に対して、このように乱暴な事例による社会的偏見や風評で混乱を来たす状況があるならば、誠に残念でなりません。

     

    グローミンに配合しているテストステロンは、体内で産生しているものと同一物質であるうえ、生理的範囲内にこだわり、さらに投与量を抑えていますので、医療用の従来製剤よりも更に安全マージンを確保していると自負しております。

     

     

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  • ヨヒンベエキスのサプリメントで手が震える

    2009年04月27日

    ヨヒンベエキス50mgが入ったアメリカ製の脚痩せサプリメントを海外のサプリメントの輸入を扱う会社から購入しました。そのサプリメントを飲む前からうつ病で、○○錠と××錠(名称略)を飲んでいました。
    そのサプリメントを飲み始めてから仕事中、手が震えて字が書きづらくなったり足が震えたりと変な症状が出てきておかしいなと思っていました。
    併用したら手が震えるようになったのですが、これは副作用なのでしょうか?
    (女性)

     

     


     

    ご指摘の併用は非常に危険です。直ちにサプリメントの併用を中止して、うつ病の薬を処方した医師、または当該薬を購入した薬局の薬剤師にご相談なさることを強くお勧め申し上げます。

    一般に、ヨヒンビンの薬理作用には、α2受容体の遮断作用のほか、セロトニンに対する拮抗作用があると言われています。一方、ご指摘の薬剤はSSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)と、ベンゾジアゼピン系のマイナー・トランキライザー(抗不安薬)です。これらの併用により、セロトニン拮抗作用とセロトニン再取り込み阻害作用が相まって、ご指摘のような症状をはじめ、何らかの副作用が発生する可能性が懸念されます。

    しかも、ヨヒンベエキス中のヨヒンビンの含量にもよりますが、高用量のヨヒンビン摂取は動悸や吐き気をはじめ、最悪の場合は重篤な状態に陥る懸念が指摘されていますので、注意が必要です。

    そもそも、ヨヒンビンに脚痩せ効果があるという学術的根拠は私共の知る限りございません。もし、「ヨヒンビンが下半身の血流を促進する」、という根拠にもとづいて配合したのであれば、極めて安易な発想であり、有害なリスクばかりで期待される効果が生じるとは思えません。

    なお、日本国内ではヨヒンベを含む成分は劇薬に指定されており、サプリメントを標榜しているヨヒンベを含む食品の全てが非合法な未承認医薬品となります。日本国内で未承認医薬品を売買した場合は、薬事法違反で取り締まりの対象となるうえ、劇薬は薬剤師が購入者が劇薬譲渡証に記入して授受することになっており、薬事法で厳重に規制されていますので、取り扱いには十分ご注意下さいませ。

    ご指摘のサプリメントを販売している業者は、多くの女性が親しみ易く感じるようなデザインのカタログやwebを通じ、一見して安心感を与えていますが、海外に事業所を置き、個人輸入をすることで法の網を巧妙に脱法しながら、日本では規制されている医薬品成分を配合したサプリメントを販売している業者と思われます。薬事法を遵守している立場から申しますと、法規制の趣旨を完全に逸脱しており、たとえ合法と主張されても道義的に許しがたい行為と存じます。

    また、多くの取り扱い商品の表示で訴求している効能・効果や作用機序は、いずれも科学的根拠に疑念を感じるもので、しかも安全性や品質に対する配慮や警告が乏しいものです。このような業者から購入使用する事は非常に危険です。改めてご忠告申し上げます。

    もし、このようなサプリメントを日本国内で販売した者がいるとすれば、薬事法違反であり処罰されるべきかと存じますので、販売業者に日本国内で事業所があるならば、今回の健康被害を踏まえて最寄の警察署へ被害届をお届けになることをお勧め申し上げます。

     

     

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  • ガラナポーンとアルコールの併用は?

    2009年03月29日

    ガラナポーンを購入しましたが、飲酒後に服用しても良いですか?また、空腹時の服用はどうですか?
    (男性)

     


     

    飲酒後、空腹時共に、お勧めできません。

    ガラナポーン(ガラナピン)の服用にともない、人により血圧への影響が考えられますが、アルコールの併用により血圧の変化で何らかの弊害が懸念される恐れがございます。また、アルコールとの併用で問題無い事を裏づける明確な根拠やデータがなく、弊社としては保証できません。
    ご不便をおかけ致し誠に恐縮ですが、何とぞご了承下さいませ。

    本剤の有効成分(ヨヒンビン塩酸塩)の作用により、人により胃の活動が促進される可能性があるため、空腹での服用により、胃痛が生じる恐れが懸念されます。万全を期しての対応でありますこと何とぞご賢察のうえご了承下さいますよう、重ねてお願い申し上げます。

     

     

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  • 使用期限を過ぎたトノスの使用について

    2008年09月16日

    排卵日にコンドームなしでトノスを使い、使用期限を経過していたにもかかわらず小豆大のものを亀頭部と陰嚢の双方に塗り、性行為をし、かつ、男性側がたたないので口に銜えさせました。何か女性側に副作用はありますか?
    (男性・35~44歳)

     


     

    1. 女性パートナーがトノス塗布部を口技等で愛撫した場合、女性の口や舌が本剤の局所麻痺剤で痺れや苦味などの違和感を感じる懸念がございますが、通常は1時間以内に消失します。
    2. 万がいち女性パートナーに本剤の成分に対するアレルギー症状がある場合、本剤の付着部などに発赤や腫れなどの接触皮膚炎が生じる懸念がございます。
      この場合、通常は患部を清浄、安静にしておくことで数日内に軽快しますが、念のため皮膚科の受診をお勧め致します。
      このとき、トノスの成分によるアレルギー症状かどうかを判断するため、受診時に本剤の現品と添付文書を主治医に示して、パッチテストをお願いすれば万全と存じます。
    3. 本剤が妊娠に影響を及ぼす学術的なデータはございませんが、過去40年余の市場実績から問題になった事例はございません。
      しかしながら、万全を期すため、塗布後に本剤を洗い流してから性行為を行うことや、あるいはコンドームをご使用いただくよう、お願い致しておりますので、重ねてお願い申し上げます。
    4. 本剤の使用期限を過ぎた場合でも、保管状態が良好であれば品質的に問題無い場合はございますが、成分の分離などが生じて、所期の効果が得られない場合がございますので、ご使用はお勧め出来ません。
      なお、使用期限を過ぎた場合の副作用は、使用者または女性パートナー共に、これまで経験しておりませんが、不測の問題を避けて万全を期す意義から、使用期限を過ぎた場合はご使用しないよう、重ねてお願い申し上げます。

     

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  • ヨヒンビンとアルコールの併用について

    2008年09月07日

     

    ガラナポーンは飲酒時の服用は避けたほうがいいとの注意書きですがか、どのような副作用が出るのでしょうか?飲酒する前に服用すれば飲酒中にも効果は持続しますか?

    (男性・45~54歳)

     


    ヨヒンビン製剤(ガラナポーン、ガラナピン)と、アルコールの併用ですが、具体的な副作用事例など、有害事象の情報はございません。

    しかしながら、飲酒とガラナポーンは、共に血圧へ影響を及ぼすことがございますので、人により過度の血圧上昇、あるいは血圧低下を来たして、気分が悪くなったり、ひどい動悸などが生じ、とても性行為の出来る体調でない…、という状況に陥る恐れがございます。

    特に、アルコールに対する感度は個人差が大きく、また、同じ人でも体調など状況によって酒量や酔いの程度が異なりますから、たとえ同じ酒量でも飲酒後に性機能へ及ぼす影響も多様です。

    「少量のアルコールでリラックスすることは、性行為にメリットがある。」という指摘がある一方、「酩酊状態になると、脳中枢が麻痺して勃起できなくなる。」という指摘もございますが、一律に例外なく全員を保証できる酒量を申し上げることは困難です。

    メーカーと致しましては安全面に万全を期すため、最悪のケースを想定して、アルコールとガラナポーン(または、ガラナピン)の併用をしないようにご案内しております。

    なお、飲酒前にガラナポーンを服用しても、以上の懸念は回避できませんので、弊社と致しましては安全性を保証することができません。何卒ご了承下さいませ。

     

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