記事カテゴリー:副作用・リスク
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トノスの注意事項に睡眠時無呼吸症候群の人は使用を控えるよう書いてあるのは、なぜでしょうか!?(男性・25才未満)
弊社製品のうち、男性ホルモン(テストステロン)を配合する製品「トノス」「グローミン」「ヘヤーグロン」につきましては、ご指摘の通り「睡眠時無呼吸症候群の人は使用しないこと」としております。これは、男性ホルモンが睡眠時無呼吸症候群の症状を悪化させるという報告があることから、関係学会のガイドラインで使用禁忌と定められており、これに準じてご使用を控えるようにお願いしております。
ただし、トノスの場合は小豆大(0.1g)の塗布量で男性ホルモンの投与量が少ないうえ、早漏防止を目的に性交前に亀頭部へ塗布した後、局所麻痺剤が効いてから直ちに洗い流す使用方法であれば、体内に吸収される男性ホルモンの量は極めて微量になる見通しで、しかも性交時の頓用であることから、早漏防止目的による上記の使用方法であれば、睡眠時無呼吸症候群への影響は極めて少ないものと考えており、発売以来、47年余にわたりそのような副作用事例も経験しておりません。
しかしながら、安心・安全の保証が求められる近年の社会的背景から、メーカーの立場と致しましては、万全を期すため、このようにお願いしております。何卒ご賢察のほど御願い申し上げます。
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「トノス」と「グローミン」、どちらが良いの?毎日使って大丈夫?
ひと月前から、トノスを使っています。PSA数値0・45です。
毎日、使っても大丈夫ですか。グローミンとどちらが良いですか。
(65~74才・男性)
> 毎日、使っても大丈夫ですか。お客様の診断を申し上げる事は関係法令や医療倫理上、お応え出来ませんが、学術的な一般論から申し上げますと、次の通りかと存じます。
- 前立腺がんに対するPSAの正常値は、一般に4ng/ml 以下と言われております。
- 男性ホルモン剤のご使用は、上記の正常値に更なる安全の幅を持たせ、2ng/ml 未満の人を対象としています。
- 0.45ng/ml とすれば、以上に対して全く問題ない位置づけとなります。この場合、毎日のご使用は問題ないと考えておりますが、連続使用の場合は半年から1年に一度の前立腺検診でPSAの推移を確認し、問題ないことを確認しながらご使用いただけましたら万全かと存じます。
- ただし、単位が「 ng/ml 」かどうか、今いちど慎重にご確認下さいませ。単位が異なる場合は、「 ng/ml 」に揃え換算した上でご判断下さいませ。
> グローミンとどちらが良いですか。「トノス」の場合、次の二通りのご使用目的がございますが、ご使用目的によって異なります。
射精を遅らせたい場合「トノス」を亀頭部に塗布しますと、「トノス」に配合された局所麻痺剤の作用で塗布部が鈍化し、射精を遅らせることが期待できます。一方、「グローミン」には局所麻痺剤を配合しておりませんので、射精を遅らせる使用目的であれば、「トノス」をお勧めしております。
男性ホルモンの補充を目的とする場合勃起力の回復などの背景から、男性ホルモンの補充を主な目的とする場合は、男性ホルモンだけを配合した「グローミン」をお勧めしております。
先述の通り、「トノス」は局所麻痺剤を配合しており、男性ホルモンの補充と二通りのご使用方法が出来ますが、局所麻痺剤を配合しているため、一回の塗布量が小豆大(約0.1g)となっております。
男性ホルモンの補充に特化するのであれば、「グローミン」であれば1回に約0.3gの塗布を1日2回まで出来ますので、「トノス」よりも効果的なホルモン補充が期待できます。
「トノス」と「グローミン」を併用する場合男性ホルモンの補充と、射精を遅らせたい場合を共に希望され、効果的に行いたい場合は、「トノス」と「グローミン」の併用も考慮されます。
原則的に、男性ホルモンの過剰投与を避けるため、複数の男性ホルモン剤を併用しないようにご注意申し上げておりますが、日々のホルモン補充を「グローミン」で行い、性行為の当日は「グローミン」を休薬し、あるいは事前にグローミンの塗布部を洗い流し、亀頭部へ「トノス」を頓用のうえ、局所麻痺剤が作用次第、塗布部を洗い流すことで、過剰投与を避けながら併用し、双方の良さを両立することが期待できます。続きを読む
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前立腺癌の治療で放射線を受けています。早漏で性行為の自信がありません。
そこで、ガラナポーンとトノスを使用したいのですが、影響はありますか。
(男性・45~54才)
拝復 この度は切実なご事情について弊社製品をご検討いただき誠に有難うございます。ご記入いただいたメールアドレスにご返信致しましたが、エラーしてご返信が出来ません。そのため、こちらにご質問の一部を抜粋のうえ、ご返信に代えてご案内申し上げます。何卒ご了承のほど御願い申し上げます。
結論から申しますと、次の通りでございます。
- 「ガラナポーン」(ヨヒンビン製剤)は、前立腺癌への影響に関する報告が無く、長年の実績も踏まえますと影響は無いと思われます。
しかしながら、その前に、早漏に対する効果が期待できません。
本剤は心因性EDや、射精障害(精液が尿道口から射出しないで、膀胱へ逆流したり、腟内で射精できない場合など)の場合に効果が期待できます。 - 「トノス」は男性ホルモン(テストステロン)を配合しているため、前立腺癌を進行させるリスクがあることから既往の場合は禁忌としており、お勧め出来ません。
弊社製品をご期待いただいたにもかかわらず、お役に立てず誠に申し訳ございません。
なお、性機能外来の特殊外来を開設している泌尿器科医の中には、早漏の治療に「SSRI」と呼ばれる抗うつ剤や、医療用のキシロカイン・ゼリーやリドカイン・ゼリーを使用する場合がございます。
ただし、このような使用方法は本来、承認された用法でなく、適応外使用を敬遠する医師にはご対応いただけない懸念があります。さらに、SSRIにつきましては暴力的な異常行動など有害事象の指摘があることから、臨床応用に消極的な立場をとる医師が多い状況かと存じますが、いずれにせよ泌尿器科医へ率直にご相談なさるのが最善かと存じます。
前立腺癌の治癒と、今後のご活躍、ご多幸を心よりお祈り申し上げます。
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- 「ガラナポーン」(ヨヒンビン製剤)は、前立腺癌への影響に関する報告が無く、長年の実績も踏まえますと影響は無いと思われます。
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ガラナポーンは1錠につきヨヒンベ成分が何mg含有なんでしょうか?
(性別・年齢不明)
「ガラナポーン」に含まれるヨヒンビン塩酸塩の配合量は、1錠当り5mgです。ちなみに、ヨヒンビンの効果は投与量が多過ぎると逆効果になることが指摘されており、ガラナポーンは多過ぎない適切な量として上記の配合量となっております。
なお、米国をはじめ海外で販売されているヨヒンベ・エキス配合のサプリメント等は本邦では非合法な未承認医薬品となり摘発の対象となりますが、これらに配合されたヨヒンベ・エキスが医薬品の薬効成分として精製されたヨヒンビン塩酸塩よりも純度が劣ることは明らかで、ヨヒンビン塩酸塩として何mg相当量になるかの保証はございません。また、粗悪な不純物の混入にともなう不測の健康被害の懸念もございますので、ご参考までにご案内申し上げます。
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「グローミン」について教えてください。ホームページを見る限りでは男性の性欲亢進効果が高いようですが女性にも効果がありますか?私(妻)の性欲が少なく夫婦生活に支障が出て困っているので購入しようかと思っています。
(女性・25~34才)
テストステロン(男性ホルモン)の一般的な作用としてご指摘のように性欲亢進作用があり、グローミンの効果の一つとして、男性ホルモンの分泌不足にともなう性欲欠乏が認められております。また、海外で開発中の他社のテストステロン製剤では女性の性欲障害に対する効果が報告されています。
成人女性も成人男性の5~10%程度のテストステロンが分泌されていると言われていますが、以上より、ご質問につきましては、原因がテストステロンの分泌不足であれば、女性にも効果は期待できると考えております。
しかしながら、奥様の年齢(25~34才)であれば、少なくとも加齢にともなうホルモン分泌の低下は考えにくいため、テストステロンの補充を考慮する前に、性欲が少ない状況と原因を多角的に確認した上で適切な対処方法を検討すべきと存じます。
性欲欠乏の原因は多岐にわたり、しかも複数の原因が複雑に関係する事が多いため、テストステロンの補充だけで単純に解決できない場合があることを何卒ご了承下さいませ。
例えば、生理的に必要十分なテストステロンを分泌していながら家庭内外の様々なご事情や経緯、ストレス等によりセックスを阻害している状況があれば、グローミンでテストステロンを補充しても効果は期待できません。
また、女性に対する「過剰なテストステロンの投与」は、クリトリスの肥大化、声変わり(低くなる)、体毛が濃くなる・・・、といった、男性化の副作用が懸念されますので、あくまで女性としての生理的な分泌範囲内(男性分泌量の約5%)での補充となるように、極めて少量(ビーズ大)ずつ投与するといった、注意深いご使用方法が必要です。
グローミンのご使用に際しましては、少なくとも奥様ご自身の十分な理解が必要でございます。
以上を踏まえまして、グローミンをお試しになる前に、先ずは専門医のカウンセリングを受けることが最善と存じます。カウンセラーにつきましては、日本性科学会・会員によるカウンセリングをお勧めしております。詳しくは下記URLをご参照下さいませ。
◆
カウンセリング室(日本性科学会)
http://www14.plala.or.jp/jsss/counseling/◆
日本性科学会(トップページ)
http://www14.plala.or.jp/jsss/続きを読む
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グローミン購入を検討しています。慢性腎不全により昨年1月から人工透析を行っていますが、問題無いでしょうか?腎不全以外には、糖尿病は無く、血圧も安定しており、他の臓器(前立腺、心臓など)には異常はありません。
(男性・55~64才)
これまで同様のケースで問題なくご使用いただいております。また、機序的にも懸念される問題は今のところございません。
一般に、人工透析を要する男性のテストステロン(男性ホルモン)レベルは低いようで、それに伴う様々な合併症が指摘されているようですが、男性ホルモンの補充により、例えば性機能が改善したという報告がございます。
少なくとも人工透析の男性に対する男性ホルモン療法で問題が生じたという報告は弊社の知る限りございません。
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トノスを亀頭に塗るのですが、全然効果がないです。カリと亀頭に塗っています。性交時間ですが、10年前は5分位ですが今は2~3分位です。トノスにもう少し頑張って貰いたいです。塗り方に間違いが有るのでしょうか?
(男性・55歳)
- トノスを塗る場所は特に問題ございません。亀頭上部に塗る際は、尿道口の中へ入らないようにご注意下さいませ。後は、カリから陰茎の方にも広く延ばすように塗布する事を試みていただけますでしょうか。
- 塗布後、局所麻痺剤が作用するまで数分~20分程度を要しますが、十分に作用する前に塗布部を洗い流すと効果が不十分となる懸念がございます。塗布後、塗布部位を指先で触れてみて、麻痺感を確認してから洗い流して下さい。
- 早漏の原因には、性器の触感に対する過敏さの他に、中枢性・心因性(過大な興奮、中枢系の敏感さ等)の要因もございます。トノスの局所麻痺剤は、前者の要因に効果が期待できますが、後者の要因に対してはテストステロンの分泌減少を補うだけでは、必ずしも十分に効奏しないため、人により効果が不十分になる場合がございます。
- 早漏の中枢系の要因に対しては、SSRIと呼ばれる抗うつ剤が効くという学術報告等がございますが、一方では副作用として勃起不全になったり、異常行動等の指摘もございますので、必ずしもお勧めできません。少なくとも自己判断でご使用する薬剤ではなく、性機能外来を開設している専門医の受診とご相談をお勧め致します。
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前立腺炎の場合、グローミン(ヘヤーグロン、トノス)の使用は難しいですか?
(男性・25~34歳)
前立腺炎に対する禁忌の情報は今のところ入手しておりませんが、本剤が前立腺の働きを活性化させたとき、炎症に不測の影響を及ぼす懸念がございます。
そのため当面はご使用しないで、主治医(泌尿器科医)へご相談のうえ、医師の判断に従って下さい。
なお、「トノス」を早漏防止を目的に亀頭部へ塗布するとき、あらかじめ清浄にしていれば問題ありませんが、前立腺炎ですと最悪の場合は不測の事情で尿道口から入るわずかな刺激により、結果的に炎症を悪化させてしまう恐れが考えられます。
この場合、例えばパートナー側が持つ雑菌等の影響など、性行為の過程で考えられる様々な原因が考慮され、特定できなくなります。このような不測のトラブルを回避する意味からも、トノスのご使用を考慮する前に、前立腺炎が完治するまで禁欲していただくのが無難と存じます。続きを読む