大東製薬工業株式会社

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タグ:テストステロン

  • 夫の睾丸のサイズが萎縮。グローミンは逆効果?

    2023年07月24日

    夫の睾丸のサイズが萎縮してしまい、グローミンの使用を検討したのですが、逆効果だというQ&Aを貴社HPで見つけました

    ホルモンを補填する事や、睾丸を熱くしていたり、頻繁な射精は、逆効果という事でしょうか?

    また、DHTというホルモンを出さずにいる方法はありますでしょうか?

    睾丸の萎縮が解決した後も、何か気をつけた方がいい事はありますでしょうか?

    (女性・30~44歳)


     

    Q1. 睾丸のサイズが萎縮したとき、男性ホルモンを補充する事や、睾丸を熱くしていたり、頻繁な射精は、逆効果という事か?

     

    A1. ご指摘の通り、逆効果になる可能性が考えられます。

    なお、見た目を大きくしたいという目的であれば、一般的な医療の対象になりませんが、例えば挙児をご希望で夫の精子産生にご懸念があるということであれば、男性不妊として治療の対象に成り得ますので、泌尿器科を受診のうえ、医師にご相談いただく事をお勧め致します。

     

    Q2. DHTというホルモンを出さずにいる方法はあるか?

     

    A2. ご指摘のDHTは、体内の5α還元酵素によってテストステロンが変換されて出来ますから、理論的には5α還元酵素の働きを停める薬剤で抑えられます。

    しかしながら、薬剤に承認された効能でない使用目的のために処方することは、処方する医師に相応の合理性と責任やリスクが生じますので、通常は困難です。

    具体的には、先のA1.に記しました通り、泌尿器科医にご相談ください。私どもは医師でないため、恐れ入りますが法令と医療倫理を遵守する立場からこれ以上に踏み込んだお答えが出来ません。何卒ご了承のほどお願い申し上げます。

     

    Q3. 睾丸の萎縮が解決した後も、何か気をつけた方が良い事はあるか?

     

    A3. 睾丸が過度に熱くならないようにする事と存じます。

    具体的には、ご指摘いただきました弊社HPにあります通りです。

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  • グローミンを塗っても、なかなか効果がでない。人によるのか?

    2023年07月20日

    グローミンを1日に朝晩2回、睾丸をもみながらマッサージをする様につけていますが、なかなか効果が出ません。人によりますか?塗る所は睾丸だけで良いのか?

    (男性・65~74歳)


     

    Q1. なかなか効果がでない。人によるのか?

     

    A1. ご指摘の通り、人により効果の有無や発現時期が異なります。

     

    【補足のご説明】

    1)男性ホルモン不足症状は、身体面・精神面・性機能に及びます。

    特に、関係する筋肉が衰えている場合は、男性ホルモンを補充するだけで直ちに筋肉が目覚ましく復旧することは有り得ません。

    筋肉組織へ過度な負担をかけないように注意しながら、少しずつ地道にリハビリを行い、トレーニングをして復旧する過程を、主訴に応じた関係部位で日々行うことが肝要と存じます。

    十歳代や二十歳代の筋肉と身体能力、例えば往時の走力が、男性ホルモンを補充するだけで直ちに復旧して再現するのは現実的でありませんが、男性の勃起機能も同様と考えます。

     

    2)もし、主訴がED(勃起不全)であれば、数ヶ月、数年の長期にわたり勃起から遠ざかるほど、勃起に要する筋肉が衰えて組織が線維化するため復旧に時間を要し、重症化した人や高齢になるほど、復旧が困難になるかと存じます。

     

    3)人により、主訴の原因は必ずしも男性ホルモンの不足だけでなく、他の原因が合併していたり、他の病気が主因である場合もあります。

    具体的に、どのような原因かを調べるためには、泌尿器科をはじめ主訴に対する専門性の高い診療科目を受診のうえ、医師にご相談いただたくことをお勧め致します。

     

    4)以上の背景から、男性ホルモンを補充すれば単純明快に誰でもあらゆる症状に直ぐ一律に効かない現実がございます。

    効果が現れるまでに数週間から1ヶ月以上を要する場合がありますし、他の原因が主因の人は、男性ホルモンを補充しても残念ながら効果を実感できない事があります。

     

    Q2. 塗る所は睾丸だけで良いのか?

     

    A2. ご指摘の通り睾丸だけで良いと考えております。

     

    【補足のご説明】

    5)塗布した部位や、その周辺へ局所的に補充する目的とは別に、皮膚から吸収させた男性ホルモンが血中に入り、全身的に行き渡らせる補充の目的も考慮いたしております。

     

    6)全身的な補充を考慮しますと、少量ずつ同じ塗布量を補充するなら、吸収が良い部位に塗ることが合理的と考えております。

    その際、マッサージをするように入念に擦り込むことは良い事と考えており、以上の考え方から睾丸への塗布をお勧め致しております。

     

    【追記】

    全身的に最も急速に高用量の男性ホルモンを補充する場合は、泌尿器科を受診して医師の判断により注射剤で補充することが最も合理的です。

     

    先記3)の通り、例えば主訴となる症状が、他の原因や主要因によるもので、検査結果や診察を通じて必ずしも男性ホルモンの補充だけでは効果が見込めないと医師が判断した場合は、他の適切な処置や治療を受けたり、より高度な治療が出来る施設へ紹介していただくことが期待できます。

     

    つきましては、この機に主訴に応じた診療科目の医療施設を受診して、医師にご相談いただくことを考慮されてはいかがでしょうか。

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  • グローミンを女性が使用しても良いか?

    2022年02月09日

    更年期でル・エストロジェル、エストリール錠でホルモン補充しています。

    配偶者と関わる気持ちを含めてコンディションになれず、グローミンを試してみようと思うのですが、女性が使用しても良いでしょうか?

    大丈夫でしたら使い方も教えてください。(45~54歳・女性)

     


     

    Q1. グローミンを試してみようと思うのですが女性が使用しても良いか?

    A1. グローミンに承認された効能に当てはまる場合は、ご使用いただけます。

    ■ 詳細について

    グローミンには女性恥部無毛症・乳汁の分泌抑制という効能が承認されており、女性が使用すること自体を禁じるものではありません。

    また、男性ホルモン分泌不足による性器の神経衰弱の諸症として、その中には性欲欠乏・性感減退も承認されておりますが、これは必ずしも男性に限定された症状としての記載はなく、女性にも当てはまる症状ですから、これらに当てはまる症状がある場合に、ご使用を禁じる法的な問題はございません。

     

     

    Q2. 大丈夫でしたら使い方も教えてください。

    A2. 基本的なご使用方法は、弊社HPのリンク先にある、「用法・用量」→「詳しいご使用方法」をご参照ください。1日1回(入浴後を推奨)、チューブの先から0.3cm(3mm)程度を目安に指先へとり、局所(外陰部)へ良く擦り込んで下さい。この際、膣粘膜への塗布を避けて下さい。

     

    ■ 詳細について

    1)女性も副腎や卵巣でテストステロンを分泌しており、健常成人の血中テストステロン値で比べると、女性は男性の5~10%(1/10~1/20)と言われていますが、女性も加齢と共に分泌が衰えることが知られています。

    2)医学的には未解明ですが、ひと口に性欲と申しましても、女性的な性欲(さびしさのような感覚)と、男性的な性欲(積極的に求める欲求)のニュアンスがあると考えております。 女性は総じて女性的な性欲が主であるとはいえ、一人ひとりは女性ホルモンと男性ホルモンのバランスや性格・性向、さらには経験的な影響も相まって、結果的に男性的な性欲の影響も加味された性欲の個性が生じるものと考えております。

    3)また、月経前後の時期にありがちですが、黄体ホルモン(プロゲステロン)の影響が強く出ますと、総じてモヤモヤ感が強まり、人により明快な性欲が削がれて性的な気分になりにくくなるかと存じます。

    エストロゲン製剤でホルモン補充をする際に、婦人科医は黄体ホルモン剤を併用するのが標準的ですが、個別の症例では更年期の不定愁訴が改善されても、人によりモヤモヤ感や性欲面がスッキリしない場合があるようです。このような症例で、グローミンを併用することで改善する場合があることから、一部の医師がHRT(卵胞ホルモンと黄体ホルモンの併用療法)にグローミンで少しだけテストステロンを併用する場合があると伺っております。

    4)なお、医師がグローミンを用いる治療法は今のところ標準的な治療でないため、個々の症例に対する治療効果と安全性のバランスを考慮したとき、医師により投与量は異なります。

    弊社は安全性を最優先する立場から、先述の通り1日1回、0.3cm(3mm)ずつをお勧めしています。これは、先記の通り成人女性におけるテストステロンの分泌レベルが成人男性の5~10%(1/10~1/20)であることから、その範囲内の投与量になることを目安にお勧めするものです。

    5)膣粘膜を避けていただきたい理由は、万がいちグローミンの基剤成分がお肌に合わない場合に、その影響を最小に止めたいと考えたことによります。

     

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  • グローミンの使用で精巣が委縮する可能性はあるか?

    2021年02月22日

    Q. グローミンの使用で精巣が委縮する可能性はありますか?

    また、陰嚢へ塗ることをおススメされておりますが、陰嚢への長期使用は避けたほうがいいという意見も目にしました。どのようなご見解かお教えください。


    A.

    医療用の高用量な男性ホルモン剤を前提にしたとき、十分な量の男性ホルモンを投与しますと、精巣を機能させる役割を果たす性腺刺激ホルモンの分泌が停まります。これにともない精巣機能が停まるため、現時点の医学的な一般論としては、投与期間が何カ月も続いて長期化するほど、精巣の萎縮があると言われています。

    そのため、自然妊娠を希望する男性の場合は、精巣での精子産生が停まり男性不妊に陥るリスクを避けるため、男性ホルモン剤を投与しない方針をとる医師が一般的です。

    一方、グローミンを2cm/回ずつ、朝晩2回/日の塗布で男性ホルモンを補充しても、塗布後の男性ホルモンの血中濃度は約8時間以内に元のレベルへ戻りますので、性腺刺激ホルモンの分泌を低下させる影響は限定的です。そのため、注射による高用量な男性ホルモン剤と比べますと、精巣機能が常時停まることにならないものと考えており、これまで精巣の萎縮が顕在化した事例を経験していません。

    ただし、グローミンについて以上のことを言い切るための直接的な検討結果は今のところ揃っておらず、今後の課題として検討中です。そのため、現状ではグローミンで精巣が萎縮する可能性が絶対に無いとは言い切れません。

    そのため、万全を期すため朝晩2回の塗布で効果がありましたら、1日1回、朝の塗布だけにすることや、休薬期間を設けて症状が再発したら改めて使用を再開する、といった使い方をお勧め致しております。

    ここで、朝に絞る理由は、健常成人男性の日内変動は早朝にピークを迎えるため、本来のサーカディアンリズムに沿わせる意図によるものです。

    なお、グローミンを睾丸に塗るのは、精巣へ男性ホルモンを直接的に投与する意図ではなく、皮膚からの吸収が良い場所へ塗ることで、少量でも効率的に吸収させることが目的です。

    陰嚢への長期投与が問題というご指摘ですが、陰嚢でなければ長期投与しても問題がないとは考えておらず、本来の日内変動を無視した高いテストステロン・レベルが長期間にわたり続く状況が問題になる、というのが私どもの考えです。

    そのような考えを踏まえ、「少しずつ、間隔を空ける投与」により懸念されるリスクを回避し、その上で少量の天然型テストステロン効率的に投与する方法として、吸収のよい陰嚢部をお勧め致しております。

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  • 「グローミン」をダイエットに役立てたい。

    2014年10月26日

    Q. 「グローミン」をダイエットに役立てたいのですが。(30代)


    A. 期待できません。

    テストステロンが筋肉を発達させて基礎代謝が増え、結果的に体脂肪率が低減してシェイプアップになる、というご期待から、プロテインのサプリメントのようなイメージをなさっていらっしゃると存じます。

    しかしながら、ご高承のようにシェイプアップは、あくまで適切な運動によるトレーニングと適切な食事を継続して得られるもので、元々、男性ホルモンが正常な分泌レベルにある人が本剤のご使用に頼っても効果は期待できません。

    極論しますと、寝たきりで身体を動かすことなくプロテインの摂取と男性ホルモンを投与するだけで筋肉量が増えることは無いと考えております。

    逆に、規則正しい生活習慣、適切な運動と食事により、男性ホルモンの自律的な分泌が活性化すると言われていますので、これらを心がけることが本筋と存じます。

     

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  • 陰茎の成長や包茎の改善に使えるか?

    2014年10月26日

    Q. 陰茎の成長や包茎の改善には?(20代)


    A. 期待できません。

    弊社製品の男性ホルモン剤(「トノス」「グローミン」「ヘヤーグロン」)に、ご指摘の効能・効果は承認されておりません。

    陰茎や亀頭部のような性器の成長に男性ホルモンが関係すると言われているので、性器を大きくしたい人や、亀頭部を大きくさせて包茎を改善したい人が弊社製品に効果を期待して、お問合せをいただくことがございます。

    しかしながら、一般に性器の成長・発達は、あくまで第二次性徴(声変わり、陰毛の発毛、筋肉や性器の発達、射精など)が始まる思春期からの成長期が前提と存じます。通常は身体の成長が止まりましたら、その後いくら男性ホルモンを投与しても期待できそうにありません。

    ただし、人により内分泌系の機能不全や睾丸の発育不全により、第二次性徴が発現できない場合があると言われております。例えば「グローミン」の適応症の中には先天性睾丸発育不全もありますが、例えば中学を卒業する年頃になっても第二次性徴が現れない人は、自己診断で判断しないで医療機関(かかりつけの内科、小児科、泌尿器科)を受診して適切な治療を受けていただきますよう、強くお勧め致します。

    それから、包茎の治療には手術が一般的で、症状により異なるようですが、完全包茎であれば保険適用になるという話もございますので、泌尿器科を受診してご相談なさってはいかがでしょうか。

    なお、仮性包茎はコンプレックスに思う必要はなく、非勃起時の亀頭部を保護するという意義からは、むしろ仮性包茎が正常な状態なのかも知れません。ただし、より注意深く亀頭部の清浄を維持する必要があるかと存じます。

     

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  • 発がん性などの副作用は?

    2014年10月26日

    Q. 男性ホルモンによる発がん性などの副作用は?

    肝臓に悪いとか、自分で男性ホルモンを作れなくなる、という話がありますが・・・?(20代)


    A. 弊社製品(トノス・グローミン・ヘヤーグロン)は天然型のテストステロンを配合していますが、男性ホルモンのうち、少なくとも天然型のテストステロンが前立腺がんを発症させる根拠はありません。

    ただし、既に発症している前立腺がんを増悪させることがあるため、前立腺がんの人は使用しないことや、あらかじめ前立腺の検診(PSAの測定)を受けて、問題ないことをご確認いただくことを、お願いしています。

    なお、加齢と前立腺がんに関するご案内と注意事項はこちらをご覧ください

     

    かつて社会問題になった、一部の運動選手やボディビルダーなどが用いたアナボリック・ステロイドにつきましては次の二つの問題点があり、これらが肝機能障害や分泌機能の障害を引き起こすものと思われます。

    1)過剰投与と長期連続投与。

    2)テストステロンの代替物として人口合成された筋肉増強剤。テストステロンの類似物質で天然にない化学物質。

    上記に対して、弊社製品(「トノス」「グローミン」「ヘヤーグロン」)は低用量で、天然型のテストステロンを配合した塗り薬として経皮吸収させることにより、ご指摘のリスク回避に最善を尽くしております(こちらもご参照ください)。

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  • 動物抽出など自然にある男性ホルモンは人工合成したものに比べて安心?

    2014年10月26日

    Q. 動物抽出など自然にある男性ホルモンは、人工合成したものに比べて安心だと思うが、使用し続けると体内の生成機能が衰えるのでしょうか。(50代)


    A. いちがいに言えず、あくまで物質自体の「品質」(純度や含量など医薬品としての規格)と「化学構造」がポイントと考えております。

    「品質」につきましては、日本国内で承認された医薬品に使用される原料には、必ず医薬品としての規格が定められています。いかなる由来であっても、国の承認を経た品質上の基準を厳格に規定し管理することで安全性と有効性が保証されています。

    「化学構造」については、例えば男性ホルモンと総称しても、様々な化学構造の物質があります。体内で産生される物質と同じ化学構造のものが「自然にある」男性ホルモンであるならば、男性ホルモンとして作用するが人体はもとより自然界に本来存在しない化学構造の物質が、「人工合成」の男性ホルモンと言えましょう。

    「自然にある」物質は安心感があるかと存じますが、塩分や糖分をはじめ水分であっても、過剰摂取や過剰投与には何らかのリスクが懸念されますし、何らかの汚染された天然物から抽出する際は、有害な異物はもとより有害物質や有害な微生物・ウイルス等の混入を避け、あるいは十分に除去する必要があります。

    一方、自然界に無い「人工合成」の物質に不安感はあるかも知れませんが、許容範囲内のリスクで大いに役立ち、長年にわたり実績を積んでいる有益な物質は多々あります。

    ですから、「自然なものだから、使い続けても大丈夫」とは限りません。天然型のテストステロンを使い続けて大丈夫かどうかにつきましては、こちらのご質問の回答をご参照ください。

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