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バストミンの事で伺います。ヒメロスと同じ成分のように思いますが、何故バストミンはヒロメスのように腟への使用が出来ないのですか?バストミンやヒロメスの成分と同じ他社製品がありますが、この中で「本剤が男性性器に付着しないようスキンのご使用をお奨めします。」とあるのですが、バストミンやヒロメスも同じですか? (女性・25~34歳)
- ご指摘の通り、バストミンとヒメロスの有効成分は同一でございますが、バストミンはヒメロスよりも塗心地を改良し、より使い易くするためクリームタイプにしたもので、そのため基剤成分が異なるものに致しました。
そこで、バストミンをヒメロスと比べて伸びの良いクリームにして、ホルモン補充をするのにわざわざ腟内に塗らなくても、外陰部をはじめ、腕や脚、腰などに塗布することで、むしろヒメロスよりも使い易くなると考えた次第でございます。
一方、腟内は粘膜なので、身体の一般的な表皮と比べ刺激に対して特に敏感で、デリケートな箇所ですから、自ずと皮膚への刺激性につきましては特に注意が必要と考えております。
バストミンへ配合した基剤成分の中には、腟内(粘膜)へ塗布するには、今のところ他の医薬品を含めて配合量に前例がないものがあるため、万全を期して腟内への塗布をお勧めしないようにしております。 - 塗布直後に性行為を行った場合、男性パートナーの性器に付着して、パートナーに成分が吸収されてしまう恐れがあるため、万全を期すためスキンの使用を推奨しているものと思われます。「ヒメロス」「バストミン」におきましても、添付文書の「してはいけないこと」の中で、次のように記載しておりますが、パートナーに本剤が付着して成分が吸収されないようにする、という意図は同じです。「本剤が他の人に付かないようにすること。また、付いた場合には直ちに洗い落とすこと」
ヒメロス製品取扱施設は、こちらのリンク先をご参照くださいませ。
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- ご指摘の通り、バストミンとヒメロスの有効成分は同一でございますが、バストミンはヒメロスよりも塗心地を改良し、より使い易くするためクリームタイプにしたもので、そのため基剤成分が異なるものに致しました。
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ヒメロスとバストミンは同じもの?違いは何? バストミンを腟内に塗ってはいけないのか?
ヒメロスとバストミンは同じものですか? (女性・45~54歳)
ヒメロスとバストミンの違いは何ですか? (女性・45~54歳)
バストミンを腟内に塗ってはいけませんか?それは何故ですか? (女性・45~54歳)
ヒメロスを腟内以外の所に塗ってはいけませんか?それは何故ですか? (女性・45~54歳)
有効成分と、その含有量は下記の通り同じです。そのため、効き目は基本的に同じです。
エストラジオール 0.06%
エチニルエストラジオール 0.02%乳化したクリームであるバストミンの方が、一般に塗心地は良く、腕や脚、腰をはじめ、陰部においては外陰部へ塗布するのに適しています。
ヒメロスとバストミンの最大の違いは基剤の違いで、ヒメロスは軟膏、バストミンはクリームです。これにともない、塗心地や使用感が異なります。
一方、腟粘膜のように極めてデリケートな部位へ塗布する場合は、ヒメロスの方がより低刺激で無難です。
バストミンを腟内に塗っていけないことはありませんが、数万人に1人程度の頻度で基剤成分がお肌に合わない場合を経験しているため、万全を期すため腟内に塗ることは積極的にご案内していません。
- ヒメロスは女性の局部粘膜(腟内)へ塗ることを前提に設計しており、それ以外の場所には塗らないようにお願いしています。
低刺激なので、腟内でない場所へ塗っても皮膚刺激の問題はありませんが、白糖が外皮に付着した時の不快感を避けていただきたいことが理由です。
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- ご参考までに、ヒメロスの基剤成分である、白糖、グリセリン、ラノリンにつきまして、次の通りご案内申し上げます。
- ●白糖 :防腐機能のほか、腟粘膜へ塗布した際に、白糖の触感による熱感があることから、独特な塗心地となることを狙いとしています。
- ●グリセリン :一般的に、塗布部へ潤いを与え、角質層を柔らかくして荒れを防ぐ目的で配合しており、化粧品では良く配合される添加物です。ただし、あまりに高濃度であると、吸湿性が強いため皮膚刺激が強過ぎてしまうので、化粧水であれば10%位までが限度と言われています。ただし、ヒメロスの場合は5%に抑えています。
- ●ラノリン:羊毛についている脂肪質から分離精製した物質です。
皮膚に吸収されやすく、粘膜に良く付着する性質があると言われており、軟膏の基剤に良く使用されて来ました。また、水を加えても軟膏の性状を保つことから、ヒメロスの使用法(水またはお湯1~2滴でよくねって、局部粘膜に塗る)を踏まえ配合しています。
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- バストミンの基剤成分はヒメロスよりも多種に及びますが、日本薬局方という医薬品の規格に定められた「親水軟膏」という基剤と同じ成分です。自ずと、親水軟膏の成分は非常に一般的で実績があるものです(下記URL参照)。
http://www.interq.or.jp/ox/dwm/se/se71/se7122704.html
- バストミンの基剤成分はヒメロスよりも多種に及びますが、日本薬局方という医薬品の規格に定められた「親水軟膏」という基剤と同じ成分です。自ずと、親水軟膏の成分は非常に一般的で実績があるものです(下記URL参照)。
- まとめ
- 【ヒメロス】
ヒメロスは本剤は半世紀を超えるロングセラーであることから、以前から本剤に使い慣れた人、バストミンがお肌に合わない人にお勧めしております。特に、腟粘膜へ塗布した時に白糖がもたらす熱感などの、独特な使用感を尊重したい、というご愛用者のために、基剤と製法を守り続けております。
- 【バストミン】
バストミンは、女性ホルモンの不足にともなう腟や外陰部の委縮・乾燥による不感症の女性で、腟粘膜への塗布が困難な人にお勧めしています。例えば閉経後に外陰部が萎縮したり癒着して、腟粘膜に塗るのが困難な人でも、外陰部に塗布して女性ホルモンを局所的に補充できます。
また、局所(陰部)以外の腕や脚、腰へ塗布することでお気軽に女性ホルモンを補充したい、とお考えになる更年期障害でお悩みの女性にもお勧め出来る女性ホルモン・クリームです。
ヒメロス製品取扱施設は、こちらのリンク先をご参照くださいませ。
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◆「ヒメロス」予約ページバストミン製品取扱施設は、こちらのリンク先をご参照くださいませ。
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- ヒメロスは女性の局部粘膜(腟内)へ塗ることを前提に設計しており、それ以外の場所には塗らないようにお願いしています。