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Tag:メタボリックシンドローム

  • 肥満男性における低PSAの原因

    2018年07月20日


    <目的>
    肥満男性は同年代の痩せた男性よりも血清PSAが低い。しかし、この機序は不明のままである。そこでPSAに対する肥満の影響および関与する機序を検討した。

    <方法>
    リクルート時に35歳以上の男性1,195名を対象に人口動態的背景、身体計測(BMIおよびウェスト周囲径(WC))および血清ホルモン(T、E2)、PSAおよび血液学的検査を2回にわたって行った。
    前立腺がんの病歴あるいはPSA測定データ欠損の男性は除外し、最終的分析は970名で行った。ホルモンおよび容積因子で調整した混合効果回帰および媒介分析にてPSAに影響する肥満の機序を探索した。

    <結果>
    ・年齢で調整後、PSAレベルはWCの高い男性で有意に低かった (p=0.001)。

    ・予測因子としてWC、年齢、E2/TおよびPlasVを含む多変量モデルにおいて、PSAとWC(p=0.36) あるいは PlasV (p=0.49)の間に有意な関連性は見られなかった。一方、PSAとE2/T(p<0.001) 及び年齢(p<0.001)との間に強い関連性が見られた。

    ・媒介変数をPlasVとした媒介分析において、平均因果媒介効果(ACME)はPSAに対するWCの総効果の0.2であった(p=0.31)。一方、媒介変数をE2/Tとしたとき、ACME は効果の0.5であった(p<0.001)。

    <結論>
    肥満男性の低PSAはホルモンの変化(E2/T比の上昇)および血液希釈の両者により説明される。 ホルモン因子は大きな影響をもっているが正しく評価されていない介在経路である。

    【原著】
    Endocr Relat Cancer. 2018 Jun 25. pii: ERC-17-0438. doi: 10.1530/ERC-17-0438.
    The inverse relationship between prostate-specific antigen (PSA) and obesity.
    Aref A, Vincent AD, O’Callaghan M, Martin S, Sutherland P, Hoy A, Butler LM, Wittert G

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  • テストステロンおよびSHBGとメタボリックシンドロームとの関連性に関する性差

    2012年11月29日


    【 目的 】
    テストステロンおよびSHBGとメタボリック・シンドローム(MS)の性依存性の関連性を検討した。

    【 方法 】
    年齢45~74歳(中央値63.7歳)の地域在住成人9424例を対象に横断的調査を行った。MSの判定はNCEP‐ATP IIIの最新版に従った。総テストステロン(TT)およびSHBGは化学発光微粒子免疫法により測定し、遊離テストステロン(FT)は計算により求めた。

    【 結果 】

    • 多変量解析において、TTは男性のMSと負に関連していたが(各標準偏差上昇毎のOR, 0.70; 95% CI, 0.65-0.76)、女性ではポジティブに関連していた (OR, 1.17; 95% CI, 1.10-1.24)。
    • FTは女性においてのみMSとポジティブに関連していた(OR, 1.39; 95% CI, 1.30-1.49)。
    • しかし、SHBGは男性および女性ともにMSとネガティブに関連していた(男性:OR, 0.57; 95% CI, 0.52-0.61、女性:OR, 0.61; 95% CI, 0.57-0.66)。

    【 結論 】
    高TTは男性ではMS発現率の低下と、女性ではMS発現率の上昇と関連していた。高SHBGは男女ともにMSの低下と関連していた。この結果は内因性テストステロンおよびSHBGとMSとの関連性に性差がある事を示している。

    【 原著 】
    Circ J. 2012 Nov 27.
    Sex Differences in the Associations of Testosterone and Sex Hormone-Binding Globulin With Metabolic Syndrome in Middle-Aged and Elderly Koreans.
    Kweon SS, Shin MH, Nam HS, Jeong SK, Park KS, Choi JS, Lee YH.
    Department of Preventive Medicine, Chonnam National University Medical School.

    【 弊社コメント 】
    性差に関してはこれまでも報告されています。男性でMSに対してFTよりもTTが関連するという結果も最近の日本性機能学会、日本メンズヘルス学会での報告と同じで、LOHの診断は別としてTT測定の意義が浮かんできます。男性で高SHBGがどうしてMSの低下と関連するかは分かりません。(野)

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  • テストステロンはメタボリックシンドロームによる前立腺の変化を防止する

    2011年11月16日


    【 目 的 】
    メタボリックシンドローム(MS)は、しばしばBPH/LUTS
    と関連している。これらの共通の疾患として性腺機能低下症がある。しかし、テストステロン補充は前立腺に対する副作用のため制限がある。
    そこで、MSに関連した前立腺の変化がT補充により防禦されるか否かを検討した。

    【 方 法 】
    高脂肪食(HFD)で12週間飼育した雄性ラットをMSの動物モデルとして用いた。HFDウサギに対してテストステロンまたはファルセノイド受容体XアゴニストINT-747を投与した。正常食で飼育したウサギをコントロールとして用いた。

    【 結 果 】

    • HFDウサギは性腺機能低下症を発現し、MS症状の全て、高脂血症、耐糖能低下、脂質異常、高血圧、内臓肥満を呈した。加えて前立腺の炎症を示した。
    • 免疫組織学的分析で、HFDによる前立腺の繊維化、低酸素血症および炎症の誘発が認められた。
    • HFDウサギの前立腺において、催炎症物質(IL-8,
      IL-6, IL-1β, TNFα)、Tリンパ球(CD4, CD8, Tbet, Gata3, ROR γt), マクロファージ(TLR2, TLR4,
      STAMP2), 好中球(lactoferrin), 炎症(COX2, RAGE), および fibrosis/myofibroblast
      activation(TGFβ, SM22-α, α-SMA, RhoA, ROCK1/ROCK2)に関わるマーカー
      のmRNAの発現が有意に上昇していた。
    • テストステロンはINT747と同様に幾つかのMS症状を防止したが、全てのHFDによる前立腺変化を正常化したのはテストステロンだけであった。
    • 興味あることに、テストステロンとエストラジオールの比は繊維化および炎症マーカーとの有意なネガティブな関連を示した。

    【 結 論 】
    この結果は、テストステロンがBPH/LUTSの発現に繋がるメタボリック・シンドロームによる前立腺の繊維化、低酸素血症および炎症を防止することを示している。

    【 原 著 】
    J Endocrinol. 2011 Oct 18.
    Testosterone protects from
    metabolic syndrome-associated prostate inflammation: an experimental study
    in rabbit.

    Vignozzi L, Morelli A, Sarchielli E, Comeglio P, Filippi S, Cellai
    I, Maneschi E, Gacci M, Serni S, Carini M, Piccinni MP, Saad F, Adorini L,
    Vannelli GB, Maggi M.
    L Vignozzi, Sexual Medicine and Andrology Unit,
    University of Florence, Florence, Italy.

    【  弊社コメント 】
    テストステロンの多様な作用が動物実験レベルで機序的に解明されつつあります。(野)

    メタボリック・シンドロームが前立腺疾患の原因となる一方、テストステロンの補充が予防や回復に役立つ可能性が示唆されます。(福)

    【 弊社注釈 】

    Farnesoid
    X
    receptor (FXR)

    胆汁酸を生理的リガンドとし、胆汁酸代謝制御に重要な役割を果たすと考えられている核内受容体型転写因子。 近年、胆汁酸トランスポーターの発現や肝細胞における胆汁酸合成調節(律速酵素Cyp7α1)に関与していることが明らかにされており、FXRの胆汁うっ滞性疾患への関与やFXR分子機構に基づく創薬の可能性が注目されている。

    INT-747
    胆汁酸をリガンドとする核内レセプターであるFXR(Farnesoid
    X receptor)への作動薬(*3)であり、肝臓内での胆汁酸増加に伴う細胞毒性や肝線維化に対する治療効果が期待されます。Intercept 社は本剤を、PBC
    の適応取得を目指して欧米で第Ⅲ相臨床試験準備中であり、世界初のNASH
    の適応取得を目指して米国で後期第Ⅱ相臨床試験をこのほど開始しました。また、門脈圧亢進症については米国で第Ⅱ相臨床試験準備中の段階にあります。なお、NASH
    に対する後期第Ⅱ相臨床試験は、米国NIH(米国国立衛生研究所)によって実施中です。

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  • 12カ月のテストステロン補充療法は性腺機能低下男性のメタボリック・シンドロームを改善する

    2011年11月10日


    【 背景・目的 】
    性腺機能低下男性の大規模集団におけるメタボリック・シンドローム(MetS)に対する12カ月のテストステロン補充療法(TRT)の影響を検討した。

    【 方 法 】
    性腺機能低下男性849例にTestim
    1% testosterone gel (5-10 g/day)を投与した12カ月間の多施設前向き研究TRiUS (Testim(R) Registry in
    the United
    States)のデータを用いた。
    年齢、総テストステロン(TT)、遊離テストステロン(FT)、SHBGおよびMetS成分、ウェスト周囲径、血圧、空腹時血糖、血清トリグリセリドおよびHDLコレステロールを解析した。

    【 結 果 】

    • 開始時の評価症例
      (581/849)の37% がMetS+ (n=213) および63%がMetS- (n=368)であった。
    • MetS+ 症例は有意にTT
      (p<0.0001) およびSHBG (p=0.01) が低かった。
    • TT最下位4分位群(<206 ng/dL)は最上位
      4分位群(>331 ng/dL)に比してMetS+のリスクが有意に高かった(odds ratio 2.66; 95% CI, 1.60 to
      4.43)。
    • 12カ月のTRT後、全症例でTTは上昇した(p<0.005)。
    • TTレベルは同様であるにもかかわらず、MetS+
      群ではウェスト周囲径、空腹時血糖および血圧が有意に低下し、TT最下位4分位群はウェスト周囲径および空腹時血糖が有意に低下した。
    • トリグリセリドおよびHDLコレステロールはいすれの群でも有意な変化がなかった。

    【 結 論 】
    MetS+の性腺機能低下患者はMetS-患者に比して、開始時のTTが低かった。 MetS+
    およびTT最下位4分位の患者群は12カ月のTRTにより幾つかのMetS成分が改善した。

    【 原 著 】
    BMC Endocr Disord. 2011 Nov 1;11(1):18.
    Effect of 12
    months of testosterone replacement therapy on metabolic syndrome components
    in hypogonadal men: data from the Testim Registry in the US
    (TRiUS).

    Bhattacharya RK, Khera M, Blick G, Kushner H, Nguyen D, Miner
    MM.

    【 弊社コメント 】
    本報は弊社製品「グローミン」にも期待される副効用ですが、今のところグローミンでの臨床研究結果は未発表です。ちなみにテストステロン値が低く、メタボリック・シンドロームを自覚する筆者ですが、グローミンの使用経験から若干改善した実感があります。しかしながら、大幅な改善をするには、やはりダイエットや運動などの生活改善を併せて行う必要があると感じています。(福)

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  • 低テストステロン男性は耐糖能異常あるいは糖尿病のリスクが高い

    2011年01月13日


    【 背景・目的 】
    男性における研究は血清アンドロゲンおよびSHBG濃度と耐糖能障害、糖尿病およびメタボリック・シンドローム(MS)の存在との相関性を明らかにした。
    この研究はAsturias
    Studyのコホートにおける総テストステロン、SHBGおよび生物学的テストステロンの血清レベル、耐糖能の程度およびMSとの関連性を調査した。

    【 方 法 】
    対象は正常な総テストステロン・レベルにある年齢36-85歳の男性282例である。耐糖能の程度およびMSの有無を調査した。

    【 結 果 】

    • 血清テストステロンおよび生物学的テストステロンはネガティブに年齢、BMI、ウェスト周囲径、血糖、糖化ヘモグロビンおよびインスリンと相関していた。
    • 耐糖能異常あるいは糖尿病の男性の総テストステロン、生物学的テストステロンおよびSHBGは正常な耐糖能の男性より低かった。
    • 多変量解析の結果、年齢および総テストステロンは糖尿病および耐糖能異常の独立した予測因子であった。
    • 総テストステロン最下位四分位群の耐糖能および糖尿病のリスクは最上位四分位群より2.5倍高かった。

    【 結 論 】
    Asturiasの一般的母集団において、総テストステロンが低い男性は、正常範囲内でも、年齢およびBMIに関わらず耐糖能異常あるいは糖尿病のリスクが上昇していた。

    【 原 著 】
    Endocrinol Nutr. 2011 Jan 5.
    Glucose tolerance and
    plasma testosterone concentrations in men. Results of the Asturias
    Study.

    Menendez E, Valdes S, Botas P, Delgado E, Abello N.
    Servicio de
    Endocrinologia y Nutricion, Hospital Universitario Central de Asturias,
    Oviedo, Espana.

    【 弊社コメント 】
    肥満やメタボリックシンドロームにならないように、飲食の節制と適度な運動を続けてテストステロンの十分な分泌を維持することが、自ずと糖尿病の予防につながるものと思われます。 ただし、筆者のように肥満やメタボリックシンドロームに陥り易い人にしてみれば、たとえ飲食の節制と適度な運動の必要性が理解できていても、なかなか実行困難なテーマでもあります。 (福)

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  • テストステロンの不足は心血管疾患のリスク要因か?

    2010年05月02日


    【 要旨 】
    男性という性は冠動脈血管死の主なリスク因子であるが、関連性は未だ説明しきれていない。

    男性の低テストステロンはメタボリック・シンドロームおよび2型糖尿病のリスク因子であり、個々のメタボリック・シンドローム成分、内臓肥満、インスリン抵抗性、高血糖、高血圧および脂質異常と独立して関連している。

    疫学的研究は低テストステロン男性の死亡率の上昇を報告している。

    短期間のテストステロン補充療法はウェスト周囲径、コレステロールおよび炎症性サイトカインを下げ、糖尿病患者のインスリン抵抗性および血糖コントロールを改善する。

    テストステロンはまた、心筋虚血、狭心症および慢性心不全に有用である。

    この論文は低テストステロンと心血管疾患の関連を支持する現在のエビデンスをレビューしたものであり、大規模、長期的研究の必要性が明らかにされている。

    【 原著 】
    Trends Endocrinol Metab. 2010 Apr 6.

    Testosterone deficiency: a risk factor for cardiovascular disease?

    Jones TH.
    Robert Hague Centre for Diabetes and Endocrinology, Barnsley Hospital NHS Foundation Trust, Barnsley, UK; Academic Unit of Diabetes, Endocrinology and Metabolism, University of Sheffield, Sheffield, UK.

    【 弊社コメント 】
    全容は未だ解明されていませんが、男性のテストステロン不足が死亡率を上昇させていることは明らかになっています。
    具体的には、メタボリックシンドロームをはじめとする生活習慣病、2型糖尿病・高血圧、そして心不全に関係していて、短期間のテストステロン補充については有用であることが報告されています。
    ただし、長期的にテストステロンの補充を続けた場合や、大規模で広範囲な人での検証結果は未だありません。(福)

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  • 肥満と勃起不全の関連にはアンドロゲン欠乏と内皮障害が関与する

    2009年09月24日


    肥満は勃起不全の発現と高く関連しているが、両者の病態生理学的リンクに関してはよく分かっていない。このミニレビューにおいて、共通する病態生理学的リンクが存在するかどうかを調査するため、肥満の勃起不全に関する文献の評価を行った。

    内臓肥満は炎症反応を高め、内皮障害の原因となる。さらに、肥満はテストステロン・レベルを下げ、性腺機能低下症の原因となり、血管病変のリスクを高める。

    内皮機能不全とアンドロゲン欠乏症は既に、勃起不全の病態生理学的メカニズムに関連している事が知られている。

    内皮機能不全とテストステロン欠乏症の病態生理学的メカニズムには陰茎血管不全が関与し、NO合成酵素発現及び活性の低下、組織コンプライアンスのロスを招き、血管動態の低下を引き起こす。

    性治療の分野の最近の進歩は勃起不全患者の治療に対して血管疾患および性腺機能低下の影響を認めている。

    内臓肥満はメタボリックシンドロームの成分であり、内皮機能及びテストステロン・レベルに悪影響し、性腺機能低下及び勃起不全の原因となる。

    このように、肥満患者の勃起不全のリスクの臨床的スクリーニングにはウェスト周囲径、テストステロン・レベル、BMIおよび身体活動量の検査を行うべきである。

    【 原著 】
    FEBS J. 2009 Sep 15.
    Mechanisms of obesity and
    related pathologies: Androgen deficiency and endothelial dysfunction may be
    the link between obesity and erectile dysfunction.

    Traish AM, Feeley RJ,
    Guay A.
    Department of Biochemistry and Urology, Boston University School of
    Medicine, MA, USA.

    PMID:
    19754871

     

    【 弊社コメント 】本報では、次の図式が簡明にまとめられています。(野)肥満 → 炎症反応の上昇 → 内皮機能障害 → 血管障害 → 勃起不全
    肥満 → テストステロン低下 → 内皮機能障害 → 血管障害 → 勃起不全

    メタボリックシンドロームが血栓や動脈硬化といった血管障害につながる事は既にご存知の通りですが、血管障害はED(勃起不全)につながるものですから、すなわちメタボはEDの危険因子です。血管性EDは特効薬とされるPDE-5阻害剤をもってしても治りにくいEDなので、予防が大切です。
    肥満の予防、血栓や動脈硬化のような血管障害を防ぐ生活習慣(食生活・適度な運動・適切な生活リズム・禁煙・・・等々)が適度なテストステロン(男性ホルモン)分泌の維持につながり、EDの予防にもつながる・・・、という好循環になると思われます。(福)

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  • 低テストステロンとメタボリックシンドロームの関連

    2006年07月09日


    【目的】
    高齢者の血清テストステロン、肥満及びメタボリックシンドロームの関係を調査した。

    【方法】
    2つの脂質治療試験に参加している、平均年齢52歳の男性864例について、ベースラインの血清テストステロン、脂質、血糖および身体計測調査を行った。いずれの試験もLDLコレステロール 130 ~ 160 mg/dl、トリグリセリド 350 mg/dl または以下の男性である。

    【結果】
    ・メタボリックシンドロームの有無に関わらず、テストステロンはBMIの上昇と共に減少した(p <0.0001)。

    ・メタボリックシンドロームを有する肥満および強度肥満男性のテストステロンは約150 及び 300ng/dlで、メタボリックシンドロームのないやせた高齢男性より低かった。

    ・糖尿病あるいは空腹時血糖 110mg/dl以上、BMI 30kg/m② 以上、トリグリセリド 150mg/dl 以上が低テストステロン症と関連していた。

    【結論】
    肥満およびメタボリックシンドロームを有する高齢男性の血清テストステロンは高齢の健康男性に比して有意に減少している。この結果はEDと肥満との関係がホルモンと関連している事を示すものである。

    【原著】
    The Age Related Decrease in Testosterone is Significantly Exacerbated in Obese Men With the Metabolic Syndrome. What are the Implications for the Relatively High Incidence of Erectile Dysfunction Observed in These Men?
    Kaplan SA, J Urol. 2006 Oct;176(4):1524-8.

    【弊社コメント】
    肥満→メタボリックシンドローム発症→加齢と相まって低テストステロン症状に?
    血清テストステロンとメタボリックシンドロームの関連が明確になってきました。(野)

    BMI:大人を対象とする体格指数。Body Mass Index の略。
    BMI=[体重(kg)]/[身長(m)]②  (②は二乗)

    普通:19.8~24.2(日本人の標準値は男女共に22)
    肥満:25.0以上

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