大東製薬工業株式会社

お客様相談室

お客様から寄せられたご相談、ご質問にお答えします。お客様から寄せられたご相談、ご質問にお答えします。

月別アーカイブ

  • ミニピルを飲んでいるがヒメロスは使用可能?

    2018年10月04日

    セラゼッタ(黄体ホルモン単体のミニピル)を飲んでいますが、ヒメロス(またはバストミン)は使用可能でしょうか? また、喫煙者(日に5本~10本程度)のヒメロス(バストミン)使用は可能ですか?


    ヒメロス(バストミン)の併用は出来ず、お勧め出来ません。理由は次の通りです。なお、弊社製品「バストミン」も同様の理由により併用できません。

    1. セラゼッタ(CERAZETTE)錠は大手製薬メーカーが海外で製造販売している第3世代の超低用量ピルと言われていますが、日本では未承認(H.30年10月時点)のお薬で、ヒメロスとの併用に関する実績と情報はございません。
    2. ピルの一般的な作用機序から、ヒメロスを併用することでピルの避妊効果を失うリスクがあります。避妊が目的であれば、ヒメロスの併用は絶対にお止め下さい。
    3. ピルで指摘されている血栓症リスクの上昇を、ヒメロスの併用で更に上昇させる恐れがあります。さらに、喫煙は動脈硬化を進行させるうえ、血管を収縮させることから血栓症のリスク要因と言われています。
      自ずと、これらの併用で血栓症のリスクが積み上がりますので、リスク因子を増やさないという考えから、併用の前に喫煙をお勧め致しません。なお、血栓症には心筋梗塞や脳梗塞のほか、いわゆるエコノミークラス症候群もありますし、毛細血管の血栓が眼球内に出来れば失明するケースも想定されます。
    4. 喫煙は悪性腫瘍(がん)の独立したリスク因子で、セラゼッタやヒメロスの併用にかかわらず、悪性腫瘍の発症リスクを上昇させます。かつて女性ホルモン補充療法の大規模な研究において、がんの発症リスクが大きく報じられた際も、その後の解析で被験者の喫煙要因が指摘されていました。先述いたしました血栓症のリスクと同様にリスク因子を増やさないという考えから、併用の前に喫煙をお勧め致しません。

    続きを読む

  • 「ヒメロス」「バストミン」と併用できない医薬品・食品について

    2014年02月28日

    ヒメロス」と「バストミン」の添付文書(平成26年/2014年 2月改訂版)において、次の医薬品・含有食品との併用を禁止していますが、その理由について次の通りご説明いたします。

     

    ■ 他の女性ホルモン剤
    ヒメロスバストミンの同時併用をはじめ、他社の女性ホルモン含有医薬品、ピルなどの同時併用は、女性ホルモンの過剰投与にともなう不測の有害事象が懸念されます。

    リファンピシン
    結核やハンセン病の治療に使われる薬剤の成分。 肝薬物代謝酵素(CYP3A4)誘導作用にともない、様々な薬剤との相互作用が指摘されていますが、これらの中に卵胞ホルモン剤の指摘もあることから、市販薬として万全を期すため併用しないように記しています。

    簡単に記しますと、リファンピシンが肝臓で薬物を代謝する酵素を増やすので、併用した他の薬剤の代謝が本来よりも進んでしまい、結果的に併用した薬剤の効果が減弱する恐れがあります。

    ■ 抗てんかん剤
    抗てんかん剤(フェノバルビタールフェニトインカルバマゼピンなど)は、肝臓で薬物代謝酵素(シトクロムP‑450)を誘導すると言われていますが、これにより併用した卵胞ホルモン剤の代謝を促進するため、効果が減弱する恐れがあると言われています。

    ■ HIV逆転写酵素阻害剤
    非ヌクレオシド系逆転写酵素阻害剤のうち、ネビラピンではエチニルエストラジオールのAUCが減少して、作用が減弱する恐れがあると言われています。

    一方では、エトラビリンであると、代謝酵素(CYP2C9)を阻害すると言われているため、卵胞ホルモン剤の血中濃度が本来よりも下がらず、結果的に作用を強める恐れがあります。

    ステロイドホルモン
    ステロイドホルモンは、副腎皮質ホルモン、男性ホルモン、卵胞ホルモン、黄体ホルモンの総称ですが、肝臓の薬物代謝酵素(シトクロムP‑450)はステロイドホルモンの生合成にも関係しているため、併用により不測の影響が懸念されることから、市販薬として万全を期すため併用しないように記しています。 先述した「他の女性ホルモン剤」と重複することをご了承ください。

    ■ プロテアーゼ阻害剤リトナビル製剤)
    肝薬物代謝酵素を誘導するため、エチニルエストラジオールの血中濃度が減少して、効果が減弱する恐れがあると言われています。

    ■ セイヨウオトギリソウ(セント・ジョーンズ・ワート)含有食品
    セイヨウオトギリソウ(セント・ジョーンズ・ワート)は、肝臓の薬物代謝酵素(シトクロムP‑450CYP3A4)を誘導するため、様々な薬物の効果を減弱させてしまうことが知られていますが、卵胞ホルモン剤もそうなる恐れがあるため、記載しています。

    イプリフラボン
    イプリフラボンは骨粗鬆症の改善薬ですが、卵巣摘出動物にエストロンと本剤を併用投与した場合、エストロンのエストロゲン作用が増加するとの報告があり、エストロゲンの作用を増強させると言われています。 その結果、ヒメロスバストミン作用を強める恐れがあるため、記載しています。

    グレープフルーツジュース
    グレープフルーツ中のフラノクマリン類が、肝臓の薬物代謝酵素(CYP3A4)を阻害すると言われていますが、グレープフルーツと共に投与した薬剤が肝臓で代謝されず、本来よりも高い血中濃度が続くため、効果が増強される恐れがあります。

     

    (さらに…)

    続きを読む

  • ヒメロスを試しても良いか?

    2012年06月02日

    私の妻が現在40歳ですが、十年位、冷感症?不感症?で私が困っています。
    結婚前は感じていましたが、十年位、マグロな感じで、子作りのタイミングも逃した感じがします。せめて昔のような性生活をと思いますが、女性ホルモン塗り薬
    など試してみたいと思いますが、更年期とは違うので、いかがな物かと思います。ヒメロスなど試してみても良いのでしょうか?

    (男性・35~44才)

     






    ヒメロスには、ご指摘のように不感症や冷感症の効能が認められておりますが、本剤は女性ホルモンの分泌不足を補いますので、女性ホルモンの不足ににともなう症状であれば効果が期待できます。

    典型的なケースは、陰部の乾燥や濡れ不足であり、あるいは更年期障害の様々な不定愁訴、例えば身体的症状としての冷感症に効果が期待できます。

    奥様の場合、10年位前とのことから、30歳頃からの状況と存じますが、過剰なストレスや極端なダイエットで早期閉経に陥る状況でない限り、一般的には加齢
    に伴う女性ホルモン(エストロゲン)の分泌不足になることは考えにくく、また、更年期から閉経に向けた生理不順が特になく、生理周期も以前と変わらない状
    態であれば、通常は女性ホルモンの不足は考えにくいと思われます。

    したがいまして、ヒメロスのご使用で塗布時の熱感(基剤に配合した白糖の触感)にともなう演出効果は期待できますが、本来の薬効である女性ホルモンの補充効果は期待できそうにありません。

    もし挙児をご希望でしたら、経緯と状況から対応を急ぐ必要があるかと存じますので、先ずは専門医のカウンセリングを受けて、ご夫婦で状況に向き合うことをお勧め申し上げます。

    カウンセリングにつきましては、日本性科学会窓口がございます。婦人科・精神科・泌尿器科など、国内で性機能や不妊、性に関する様々な問題のカウンセリングに携わる経験豊富な医師による学会で、特に性に関する問題とカウンセリングに軸足を置いています。

    日本性科学会HP

    日本性科学会・カウンセリング室

    大変、切実なご事情と存じますが、弊社製品に関わらず出来る限りお調べしてご案内致したく存じますので、ご不明な点などございましたら、お気軽にメールをお送り下さいませ。

     

    追伸:
    H.24年6月2日・17:43に戴いたお問い合い合わせにご返信致しましたところ送信エラーしてお届け出来ません。つきましては、こちらでご回答申し上げますので、何卒ご了承下さいませ。

     





    ヒメロス販売店は、こちらのリンク先(弊社販売店情報)をご参照くださいませ。

    e健康ショップ「おくすり予約」
    健康ショップ
    おくすり予約
    薬局サーチ
    ヒメロス」予約ページ

    バストミン販売店は、こちらのリンク先をご参照くださいませ。

    e健康ショップ「おくすり予約」 健康ショップおくすり予約
    薬局サーチ
    「バストミン」予約ページ

     

    続きを読む

  • 「ヒメロス」「バストミン」と糖尿病との関連について

    2012年04月07日

    ヒメロスと糖尿病との関連を教えてください。

    糖尿病の人は本剤の使用は不可とありますが、どういう副作用があるのでしょうか?
    現在投薬はアマリール3mg グラクティブ50mgを毎朝各1錠を服用しています。

    インスリンの注射はしておりません。 (女性・55~64才)






    弊社の女性ホルモン(エストロゲン)軟膏「ヒメロス」および「バストミン」では、過去48年余にわたり糖尿病に関連した有害事象を経験しておりませんが、糖尿病の人が使用した場合、他製剤の情報等から、最悪の場合は下記の事実から糖尿病の悪化や、血栓症、血管系の疾患、例えば血栓にともなう失明が起きる懸念がございます。

    女性ホルモンは、「卵胞ホルモン(エストロゲン)」と「黄体ホルモン(プロゲステロン、プロゲスチン)」に二大別されます。 「ヒメロスバストミン)」は、エストロゲンの軟膏剤で、市販薬(指定第2類医薬品)です。

    一方、医療用のエストロゲン製剤には各種ありますが、いずれの製剤も禁忌、あるいは注意投与の中に糖尿病がございます。 特に、「血管病変を伴う糖尿病(糖尿病性腎症、糖尿病性網膜症等)」に対する禁忌が指摘されています。

    医療用エストロゲン製剤に関する情報によりますと、「耐糖能を低下させるおそれ」や「血栓症」のリスクが指摘されており、前記の禁忌や注意投与の理由と考えております。以上の参照文献としては、下記のリンク先をご参照下さいませ。

     

    プレマリン錠 0.625mg 添付文書情報

    糖尿病における禁忌薬

    エストラジオールについての基本情報

     

    以上の経緯を踏まえ、もし「ヒメロス」または「バストミン」をご検討いただく際は、あらかじめ主治医に可否のご相談をいただくのが最善と存じます。

     

    続きを読む

1 / 3123