記事カテゴリー:男性ホルモン
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夫の睾丸のサイズが萎縮してしまい、グローミンの使用を検討したのですが、逆効果だというQ&Aを貴社HPで見つけました。
ホルモンを補填する事や、睾丸を熱くしていたり、頻繁な射精は、逆効果という事でしょうか?
また、DHTというホルモンを出さずにいる方法はありますでしょうか?
睾丸の萎縮が解決した後も、何か気をつけた方がいい事はありますでしょうか?
(女性・30~44歳)
Q1. 睾丸のサイズが萎縮したとき、男性ホルモンを補充する事や、睾丸を熱くしていたり、頻繁な射精は、逆効果という事か?
A1. ご指摘の通り、逆効果になる可能性が考えられます。
なお、見た目を大きくしたいという目的であれば、一般的な医療の対象になりませんが、例えば挙児をご希望で夫の精子産生にご懸念があるということであれば、男性不妊として治療の対象に成り得ますので、泌尿器科を受診のうえ、医師にご相談いただく事をお勧め致します。
Q2. DHTというホルモンを出さずにいる方法はあるか?
A2. ご指摘のDHTは、体内の5α還元酵素によってテストステロンが変換されて出来ますから、理論的には5α還元酵素の働きを停める薬剤で抑えられます。
しかしながら、薬剤に承認された効能でない使用目的のために処方することは、処方する医師に相応の合理性と責任やリスクが生じますので、通常は困難です。
具体的には、先のA1.に記しました通り、泌尿器科医にご相談ください。私どもは医師でないため、恐れ入りますが法令と医療倫理を遵守する立場からこれ以上に踏み込んだお答えが出来ません。何卒ご了承のほどお願い申し上げます。
Q3. 睾丸の萎縮が解決した後も、何か気をつけた方が良い事はあるか?
A3. 睾丸が過度に熱くならないようにする事と存じます。
具体的には、ご指摘いただきました弊社HPにあります通りです。
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更年期でル・エストロジェル、エストリール錠でホルモン補充しています。
配偶者と関わる気持ちを含めてコンディションになれず、グローミンを試してみようと思うのですが、女性が使用しても良いでしょうか?
大丈夫でしたら使い方も教えてください。(45~54歳・女性)
Q1. グローミンを試してみようと思うのですが女性が使用しても良いか?
A1. グローミンに承認された効能に当てはまる場合は、ご使用いただけます。
■ 詳細について
グローミンには女性恥部無毛症・乳汁の分泌抑制という効能が承認されており、女性が使用すること自体を禁じるものではありません。
また、男性ホルモン分泌不足による性器の神経衰弱の諸症として、その中には性欲欠乏・性感減退も承認されておりますが、これは必ずしも男性に限定された症状としての記載はなく、女性にも当てはまる症状ですから、これらに当てはまる症状がある場合に、ご使用を禁じる法的な問題はございません。
Q2. 大丈夫でしたら使い方も教えてください。
A2. 基本的なご使用方法は、弊社HPのリンク先にある、「用法・用量」→「詳しいご使用方法」をご参照ください。1日1回(入浴後を推奨)、チューブの先から0.3cm(3mm)程度を目安に指先へとり、局所(外陰部)へ良く擦り込んで下さい。この際、膣粘膜への塗布を避けて下さい。
■ 詳細について
1)女性も副腎や卵巣でテストステロンを分泌しており、健常成人の血中テストステロン値で比べると、女性は男性の5~10%(1/10~1/20)と言われていますが、女性も加齢と共に分泌が衰えることが知られています。
2)医学的には未解明ですが、ひと口に性欲と申しましても、女性的な性欲(さびしさのような感覚)と、男性的な性欲(積極的に求める欲求)のニュアンスがあると考えております。 女性は総じて女性的な性欲が主であるとはいえ、一人ひとりは女性ホルモンと男性ホルモンのバランスや性格・性向、さらには経験的な影響も相まって、結果的に男性的な性欲の影響も加味された性欲の個性が生じるものと考えております。
3)また、月経前後の時期にありがちですが、黄体ホルモン(プロゲステロン)の影響が強く出ますと、総じてモヤモヤ感が強まり、人により明快な性欲が削がれて性的な気分になりにくくなるかと存じます。
エストロゲン製剤でホルモン補充をする際に、婦人科医は黄体ホルモン剤を併用するのが標準的ですが、個別の症例では更年期の不定愁訴が改善されても、人によりモヤモヤ感や性欲面がスッキリしない場合があるようです。このような症例で、グローミンを併用することで改善する場合があることから、一部の医師がHRT(卵胞ホルモンと黄体ホルモンの併用療法)にグローミンで少しだけテストステロンを併用する場合があると伺っております。
4)なお、医師がグローミンを用いる治療法は今のところ標準的な治療でないため、個々の症例に対する治療効果と安全性のバランスを考慮したとき、医師により投与量は異なります。
弊社は安全性を最優先する立場から、先述の通り1日1回、0.3cm(3mm)ずつをお勧めしています。これは、先記の通り成人女性におけるテストステロンの分泌レベルが成人男性の5~10%(1/10~1/20)であることから、その範囲内の投与量になることを目安にお勧めするものです。
5)膣粘膜を避けていただきたい理由は、万がいちグローミンの基剤成分がお肌に合わない場合に、その影響を最小に止めたいと考えたことによります。
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ED薬を使えばすこしは勃起しますが、十分硬くなりません。なにかよい薬は?
前立腺全摘出手術を行い、左側の勃起神経は残しています。
なかなか勃起しません。ED薬を使えばすこしは勃起しますが、十分硬くなりません。なにかよい薬はありますか?なお、ヨンビンという薬は私の場合適していますか。前立腺以外に病気はありません。テストストロン系の薬は前立腺の手術のあと支障がありますか?ヨンビンとED薬を一緒に使ってもよいですか? (男性・65~74才)
一般的には次の状況が考えられます。1. 片側の神経温存術により神経機能が残されていますが、片側の切除により一時的に勃起機能が低下している。
2. 加齢や加齢にともなう男性ホルモンの分泌低下にともない、勃起機能が低下しやすく、復旧しにくい。
3. 加齢の背景に加え、前立腺の治療にともなうストレスにより、夜間勃起や早朝勃起など、性行為以外に勃起する機会が途絶えた期間が長引くほど、勃起に必要な筋肉が衰えて線維化が進み、十分な勃起を維持しにくい状況になる。
たとえば骨折などの怪我で腕や脚をギブスで固定していると、ギブスが取れても固定していた部位の筋肉が萎えて硬くなっているため、急に以前のような運動が出来ず、ある程度の時間をかけてリハビリやトレーニングをしないと以前のように動かせなくなるのと似たような状況。4. 勃起機能の低下にともなう予期不安のストレスが悪循環となり、心因性のEDが合併する。
■ ご質問1
「すこしは勃起しますが、十分硬くなりません。なにかよい薬はありますか?」現状では、PDE5阻害剤(バイアグラ、レビトラ、シアリス)が最善の薬剤です。バイアグラ、レビトラ、シアリスの有効性は統計学的に差がないというのが泌尿器科の関連学会の見解で、あくまで患者様本人と薬剤の相性で選べば良いとされています。
お客様の場合は、たとえ十分に硬くならなくても勃起していることが極めて重要で、今後のリハビリと勃起機能のトレーニングで、ある程度の復旧が期待できると思われます。
なお、バイアグラ、レビトラ、シアリスの中では、シアリスが他の2剤と比べて作用する時間が24~36時間と長いことが特徴です。そこで、シアリスを日々服用すれば、睡眠中の夜間勃起や早朝勃起にも作用することが期待できます。そのため、シアリスの服用を続けることで、勃起機能のトレーニング効果につながることが期待できると思われます。主治医(泌尿器科)にご相談のうえ、先ずはシアリスの服用を気長に続けて勃起機能のリハビリやトレーニングを試みてはいかがでしょうか。■ ご質問2
「ヨンビンという薬は私の場合適していますか」
「ヨンビンとED薬を一緒に使ってもよいですか?」ヨヒンビンは主に中枢系に作用すると言われており、ストレスによる心因性のEDに効果が期待できると考えております。先述の予期不安の自覚症状がございましたら、お試しいただく価値があるかと存じます。ただし、バイアグラ、レビトラ、シアリスとの併用につきましては、有効性や安全性の検証が出来ておりません。動悸や過大な血圧変動の懸念があるため、万全を期すため併用しないようにお願い致します。
■ ご質問3
「テストストロン系の薬は前立腺の手術のあと支障がありますか?」テストステロンは、いったん発症した前立腺腫瘍や前立腺肥大を進行させると言われているため、特に前立腺腫瘍の人は治療後であっても再発リスクを避ける考えから使用禁忌となっています。先述2.と3.の要因に対して、テストステロンの補充を是非お勧めしたいのですが、禁忌のためお勧め出来ません。
なお、お客様の治療経緯や背景を踏まえると、専門医の高度な判断が必要です。そのため、決して自己判断で薬剤をご使用なさらず、泌尿器科の主治医と良くご相談されますよう、重ねてお願い申し上げます。
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Q. 「グローミン」をダイエットに役立てたいのですが。(30代)
A. 期待できません。
テストステロンが筋肉を発達させて基礎代謝が増え、結果的に体脂肪率が低減してシェイプアップになる、というご期待から、プロテインのサプリメントのようなイメージをなさっていらっしゃると存じます。
しかしながら、ご高承のようにシェイプアップは、あくまで適切な運動によるトレーニングと適切な食事を継続して得られるもので、元々、男性ホルモンが正常な分泌レベルにある人が本剤のご使用に頼っても効果は期待できません。
極論しますと、寝たきりで身体を動かすことなくプロテインの摂取と男性ホルモンを投与するだけで筋肉量が増えることは無いと考えております。
逆に、規則正しい生活習慣、適切な運動と食事により、男性ホルモンの自律的な分泌が活性化すると言われていますので、これらを心がけることが本筋と存じます。
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Q. 陰茎の成長や包茎の改善には?(20代)
A. 期待できません。
弊社製品の男性ホルモン剤(「トノス」「グローミン」「ヘヤーグロン」)に、ご指摘の効能・効果は承認されておりません。
陰茎や亀頭部のような性器の成長に男性ホルモンが関係すると言われているので、性器を大きくしたい人や、亀頭部を大きくさせて包茎を改善したい人が弊社製品に効果を期待して、お問合せをいただくことがございます。
しかしながら、一般に性器の成長・発達は、あくまで第二次性徴(声変わり、陰毛の発毛、筋肉や性器の発達、射精など)が始まる思春期からの成長期が前提と存じます。通常は身体の成長が止まりましたら、その後いくら男性ホルモンを投与しても期待できそうにありません。
ただし、人により内分泌系の機能不全や睾丸の発育不全により、第二次性徴が発現できない場合があると言われております。例えば「グローミン」の適応症の中には先天性睾丸発育不全もありますが、例えば中学を卒業する年頃になっても第二次性徴が現れない人は、自己診断で判断しないで医療機関(かかりつけの内科、小児科、泌尿器科)を受診して適切な治療を受けていただきますよう、強くお勧め致します。
それから、包茎の治療には手術が一般的で、症状により異なるようですが、完全包茎であれば保険適用になるという話もございますので、泌尿器科を受診してご相談なさってはいかがでしょうか。
なお、仮性包茎はコンプレックスに思う必要はなく、非勃起時の亀頭部を保護するという意義からは、むしろ仮性包茎が正常な状態なのかも知れません。ただし、より注意深く亀頭部の清浄を維持する必要があるかと存じます。
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Q. 男性ホルモンによる発がん性などの副作用は?
肝臓に悪いとか、自分で男性ホルモンを作れなくなる、という話がありますが・・・?(20代)
A. 弊社製品(トノス・グローミン・ヘヤーグロン)は天然型のテストステロンを配合していますが、男性ホルモンのうち、少なくとも天然型のテストステロンが前立腺がんを発症させる根拠はありません。
ただし、既に発症している前立腺がんを増悪させることがあるため、前立腺がんの人は使用しないことや、あらかじめ前立腺の検診(PSAの測定)を受けて、問題ないことをご確認いただくことを、お願いしています。
なお、加齢と前立腺がんに関するご案内と注意事項はこちらをご覧ください。
かつて社会問題になった、一部の運動選手やボディビルダーなどが用いたアナボリック・ステロイドにつきましては次の二つの問題点があり、これらが肝機能障害や分泌機能の障害を引き起こすものと思われます。
1)過剰投与と長期連続投与。
2)テストステロンの代替物として人口合成された筋肉増強剤。テストステロンの類似物質で天然にない化学物質。
上記に対して、弊社製品(「トノス」「グローミン」「ヘヤーグロン」)は低用量で、天然型のテストステロンを配合した塗り薬として経皮吸収させることにより、ご指摘のリスク回避に最善を尽くしております(こちらもご参照ください)。
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動物抽出など自然にある男性ホルモンは人工合成したものに比べて安心?
Q. 動物抽出など自然にある男性ホルモンは、人工合成したものに比べて安心だと思うが、使用し続けると体内の生成機能が衰えるのでしょうか。(50代)
A. いちがいに言えず、あくまで物質自体の「品質」(純度や含量など医薬品としての規格)と「化学構造」がポイントと考えております。
「品質」につきましては、日本国内で承認された医薬品に使用される原料には、必ず医薬品としての規格が定められています。いかなる由来であっても、国の承認を経た品質上の基準を厳格に規定し管理することで安全性と有効性が保証されています。
「化学構造」については、例えば男性ホルモンと総称しても、様々な化学構造の物質があります。体内で産生される物質と同じ化学構造のものが「自然にある」男性ホルモンであるならば、男性ホルモンとして作用するが人体はもとより自然界に本来存在しない化学構造の物質が、「人工合成」の男性ホルモンと言えましょう。
「自然にある」物質は安心感があるかと存じますが、塩分や糖分をはじめ水分であっても、過剰摂取や過剰投与には何らかのリスクが懸念されますし、何らかの汚染された天然物から抽出する際は、有害な異物はもとより有害物質や有害な微生物・ウイルス等の混入を避け、あるいは十分に除去する必要があります。
一方、自然界に無い「人工合成」の物質に不安感はあるかも知れませんが、許容範囲内のリスクで大いに役立ち、長年にわたり実績を積んでいる有益な物質は多々あります。
ですから、「自然なものだから、使い続けても大丈夫」とは限りません。天然型のテストステロンを使い続けて大丈夫かどうかにつきましては、こちらのご質問の回答をご参照ください。
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エナルモンデポー使用中。注射の効果が落ちて来た頃にグローミンを塗って良いか?
男性更年期障害の治療でエナルモンデポーの注射を受けています。投与2週間後に注射の効果が落ちて来るのですが、そのときグローミンを塗っても良いでしょうか? (男性・45~54才)
男性更年期障害やLOH症候群に対する治療は、3週間毎に通院して注射で男性ホルモンを補充する方法が一般的ですが、人によりお客様と同じように2週間を過ぎた頃に注射の効果が切れて、辛く感じる場合があるようです。 医師によっては、そのような患者様にグローミンの塗布を指導することがあり、学会発表等を通じて有用性が報告されています。
なお、2週間を過ぎて注射の効果が落ちて来たとき、次の注射までの間だけ限定的にグローミンを使って良いかは自己判断をしないで、主治医にご相談のうえ、医師の判断に従ってください。続きを読む