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2024年03月22日
お客様各位
平素より弊社製品のご愛顧を賜り厚く御礼申し上げます。
女性ホルモンを補充する塗り薬としてご好評いただき、おかげ様で発売62年目を迎える女性ホルモン軟膏剤「ヒメロス」(指定第2類医薬品)3g入につきまして、このたび下図写真の通り外箱をリニューアルのうえ小売希望価格(税別)を3,500円から3,600円に変更させていただき、本年(2024年・令和6年)4月より発売いたします。従前のヒメロスと製剤および内容量に変更はございません。
なお、従前の「ヒメロス」は完売次第に終売とさせていただきます。
今後とも変わらぬお引き立てのほど謹んでお願い申し上げます。
製造販売元: 大東製薬工業株式会社
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閉経女性の萎縮性腟炎に対する超低用量10μgエストラジオール腟錠
2012年11月22日
【 要 約 】
閉経後のエストロゲン欠乏は泌尿器官の萎縮症状を招く。 症状としては腟の乾燥、腟および外陰部の刺激感、腟の痛み、排尿痛、腟の下垂、腟の臭い、腟の感染、再発性尿路感染、性交痛および性交にともなう出血がある。腟萎縮症状の頻度および影響にも関わらず、相談しないことが多く、従い治療されないケースが多い。 それゆえ閉経女性のケアには腟萎縮の診断および外陰・腟の健康度、セックスおよびQOLの問題にかかわる症状のを探る医師と患者との会話が必要である。
超低用量 10μgエストラジオール腟錠の開発は、最少の有効なホルモン用量に関する監督機関および女性健康医学会の要望に沿ったものである。
有効性および安全性、加えて極めて低い全身的吸収のため、年間のエストラジオール用量が 1.14㎎にすぎない 10μg腟錠は、ヘルスケア関係者および閉経女性に大きな安心感を与える事ができる。
【 原 著 】
Menopause Int. 2012 Mar;18(1):15-9.
Treatment of postmenopausal vaginal atrophy with 10-μg estradiol vaginal tablets.
Panay N, Maamari R.
Queen Charlotte’s & Chelsea Hospital, & Westminster Hospitals, London, UK.【 弊社コメント 】
年間 1.14㎎の算定は、使用回数が週2~3回にもとづいているようです(毎日なら3.65㎎)。(野)バストミンを臨床応用中の医師から、バストミンの塗布は週2~3回で良いというコメントをいただいています。 萎縮性腟炎に対する超低用量なエストロゲン補充は、バストミンでも塗布量を抑えながら塗布頻度を間引くことにより、本報のエストラジオール腟錠に近い考え方で出来ると考えております。(福)
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2012年11月22日
【 背 景 】
腟内エストラジオール(VE)は乳癌生存者における全身的エストロゲン療法の安全な代替療法として提案されている。【 方 法 】
対象はエストロゲン受容体陽性乳癌あるいはハイリスク乳癌の閉経女性(n
=
24)で、アロマターゼ阻害剤(AI)あるいはSERMの投与を受け、萎縮性腟炎のため90日以上のVE(リングおよび錠)を使用していた。コントロールとしてAIの投与のみの24例。
採血はVEリング患者では新しいリング装着前および装着30日および60日後に、VE錠患者では挿入前の朝および挿入12時間後に、コントロール患者では1回のみ行った。血清E2はエーテル抽出後高感度RIAにて測定した。【 結 果 】
- 平均E2はコントロール群で 3.72pmol/L (range, < 3.0-7.7 pmol/L)、VEリング群の装着前および装着12週後のE2はコントロールより有意に高かった(各P
< .001 )。 - VE錠群の挿入前E2はコントロール群と差異がなく、挿入後は 76pmol/Lで挿入前より有意に高かった(P <
.001)。
【 結 論 】
VE療法はE2レベルを上げる。VE錠使用患者の挿入前のE2はコントロールと比較して上昇がみられず、VE錠によるE2の上昇は持続的ではないことが示唆された。 VE療法は剤型に限らず血清E2を上昇する、したがい使用には注意が必要である。【 原 著 】
J Oncol Pract. 2012 May;8(3):144-8. Epub 2012 Feb 7.
Effects of vaginal
estrogens on serum estradiol levels in postmenopausal breast cancer
survivors and women at risk of breast cancer taking an aromatase inhibitor
or a selective estrogen receptor modulator.
Wills S, Ravipati A,
Venuturumilli P, Kresge C, Folkerd E, Dowsett M, Hayes DF, Decker
DA.
William Beaumont Hospital, Royal Oak; University of Michigan
Comprehensive Cancer Center, London, United Kingdom.【 コメント 】
使用24時間後には有意な上昇が認められない点が、バストミンと同様です。(野)エストロゲン受容体陽性の乳癌の人に対するエストロゲンは絶対禁忌で、癌の進行や再発を防止する観点から抗エストロゲン剤の投与などで徹底的にエストロゲンを排除することになります。 しかしながら、エストロゲンの欠乏による萎縮性腟炎などQOLの低下が避けられません。 そこで、腟内に局所的なエストロゲン補充をする程度であれば、全身的なエストロゲン投与を避けながら萎縮性腟炎に対処できると考えたようですが、短時間とはいえ全身的なエストロゲンの上昇が見られたので、乳癌の進行や再発に対する注意が必要、という話と思われます。(福)
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- 平均E2はコントロール群で 3.72pmol/L (range, < 3.0-7.7 pmol/L)、VEリング群の装着前および装着12週後のE2はコントロールより有意に高かった(各P
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2010年05月02日
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2009年04月10日
弊社製品取扱施設様 各位
平素より弊社製品にひとかたならぬご高配、お引き立てを賜り厚く御礼申し上げます。
さて、ご高承の通り薬事法の販売制度改正にともない、2009年(平成21年)6月より、第1類および第2類OTC医薬品の小売販売の際に、文書による情報提供が販売者の義務となります(第2類は努力義務)。
つきましては、弊社推奨の説明文書案をご案内申し上げますので、貴店で弊社製品の説明文書を作成いただく際に、ご利用いただけましたら幸甚に存じます。
なお、本案は日本チェーンドラッグストア協会(JACDS)、日本OTC医薬品協会(JSMI)、日本セルフメディケーションデータベースセンター(JSMDBC)の合意案にもとづき、東京都家庭薬工業協同組合(東家協)のワーキンググループで合意された書式にもとづいて作成しております。下記リンク先のPDF形式ファイルをダウンロードのうえ、ご利用くださいませ。
(トノス・ハリーマークの説明にもご利用いただけます。)
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