タグ:グローミン
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Q. グローミンを使い始めて5日目位から、いわゆる朝立ちを体感し、性欲もアップしたが、以前のような勃起には戻れなかった。(男性・70代)
A. ED(勃起不全)が「グローミン」で十分に改善できない場合、以下の原因と対応が考えられます。
1)男性ホルモンの補充が不十分な場合。次の対応をご検討ください。
イ)グローミンの用法・用量を今いちどご確認ください。ご使用の初期は毎日朝晩2回、チューブ先端から2cm/回 の塗布を続けてください。
ロ)上記の用量で効果が不十分と思われる場合は、泌尿器科や性機能外来を設けている施設の受診をお勧め致します。
2)他にEDの大きな原因がある場合。一般に、EDの原因は次のように大別されています。
a) 機能的な原因。精神面の疾患やトラウマをはじめ、精神的な不安やストレスなど、心因性の原因。
b) 器質的な原因。高血圧、糖尿病、動脈硬化、喫煙、メタボリックシンドローム等にともなう血管の問題や、事故や手術等にともなう神経損傷、内分泌の異常など。
c) その他の原因。例えば、服用している薬剤の副作用など。
d) 混合性の原因。a) から d) にまたがる複数の原因。
通常は、PDE-5阻害剤(バイアグラ、レビトラ、シアリス、及びこれらのジェネリック医薬品)の禁忌でなければ、これらの薬剤を試して相性の良い薬剤を選び、様子を見ることが、医師が行う治療の第1選択となります。
ただし、狭心症など心臓病の背景からニトログリセリンを使用している人は併用できませんので、医師に相談して第2選択を検討することになります。
なお、併せて喫煙をはじめEDのリスクにつながる生活習慣を改め、ストレス要因を取り除くことが重要です。
また、PDE-5阻害剤と「グローミン」をはじめとする男性ホルモン剤の併用は問題ありません。注射剤による男性ホルモン補充との併用は、男性ホルモンが低値の人であれば効果が上積みされる研究結果が報告されています。
いずれにせよ、泌尿器科や性機能外来を設置している施設を受診して、医師にご相談いただく必要があります。
十分な勃起を得るためには、勃起に必要な筋肉と神経系、血管系の状態とホルモン分泌が良好で、そのうえ心理面が揃っていることが必要です。
加齢と共に筋肉と男性ホルモンの分泌が衰え、また生活習慣病の基礎疾患を抱えることも相まって、人により程度の差はあれ勃起機能が衰えて行きますし、勃起しない期間が長くなるほど、勃起に関連する筋肉が衰え線維化するため、勃起機能の回復に時間を要し、完全な回復が困難になりがちです。
怪我や病気で何カ月も動かずにいた人が急に元の身体能力を発揮できず、地道なリハビリやトレーニングを行うのと同様で、長期にわたりEDの人や、基礎疾患によるEDの人も、リハビリの考え方で諦めずに根気よく治療に取り組んでいただくことを願っております。
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心筋梗塞の既往症あるが、「トノス」や「グローミン」は大丈夫?
トノスかグローミンを検討中です。 4年ほど前に心筋梗塞を煩い、カテーテル手術を受けました。 その後は薬を服用して、3ヶ月に一度の外来受診をしています。 問題ないでしょうか?
(男性・55~64才)
- 早漏防止の目的で「トノス」を亀頭部の麻痺にご使用いただく場合であれば、直接的な問題はございません。
ただし、性交時間が長くなることで心臓にご負担がかかる場合の影響につきましては、主治医にご相談いただけますでしょうか。 - 男性ホルモンの補充を目的として「グローミン」や「トノス」をご使用いただく場合は、恐れ入りますが主治医に適否をご相談いただけますでしょうか。
テストステロンの分泌が低過ぎる人の場合、心血管系のリスクが高まる報告があるため、生理的な範囲内の血中テストステロン濃度に収まるような低用量な男性ホルモンの補充をすることにより、心血管系の疾患を予防できる可能性が期待されます。しかしながら、直接的な検討結果は未だ弊社で情報を入手できておりません。
また、心血管の疾患が既往の人にテストステロン補充を行った場合の安全性につきましても、今のところ弊社では情報を入手できておらず、安全性の根拠となる情報が無いため問題ないと申し上げることが出来ません。 歯切れの悪い回答となり申し訳ございませんが、何卒ご了承のほど御願い申し上げます。
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- 早漏防止の目的で「トノス」を亀頭部の麻痺にご使用いただく場合であれば、直接的な問題はございません。
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「ガラナポーン」と「グローミン」を使ってEDに効いたが、使い続けて大丈夫?
小生は75歳の老人です。十数年前よりいわゆるEDと言うのでしょうか、その気は有ってもさっぱり息子が言うことをきいてくれませんでした。1ヵ月前に御社の「ガラナポーン」と「グローミン」を知り薬局で求め、ガラナポーンは食後に1錠で日に3錠、グローミンは朝夕2回陰嚢に擦り込んでおりました。
なんと最近、手で刺激をあたえますと勃起するようになったのです。以前に「バイアグラ」「レビトラ」「シアリス」等を試した時は駄目だったのにです!
そこで質問です。御社のガラナポーンはそれらとは違うのでしょうか?
ガラナポーンは決して安価ではないので、購入時に必要な時期を見計らって服用するとのアドバイスもいただきましたが、何時でも現役気分でいられる事は何事にもまして生きがいとなりますので、常に服用しょうと思っています。
常時服用していて腎臓機能等に弊害はないでしょうか?また、先日血液検査でPSAは0.45でしたがグローミンを塗り続けて大丈夫でしょうか? (男性・75才)
PDE5阻害剤との違いもし、加齢にともなう男性ホルモンの分泌低下で、夜間および早朝勃起(朝だち)の頻度減少や消失が起こりますと、勃起する機会が少なくなり、男性ホルモンの低下と相まって勃起に必要な筋肉が衰え、十分な勃起ができなくなるという悪循環に陥ります。さらには、性交の際も心理的な予期不安がストレスになって性交の失敗や敬遠につながり、慢性的なEDに陥ることが考えられます。
PDE5阻害剤(バイアグラ・レビトラ・シアリス)は、陰茎で勃起を促す作用がありますが、勃起に必要な筋肉が衰えていたり、血管や神経経路に障害があると、十分に効果が得られない場合が考えられます。
このような場合に、心理的な不安やストレスにともない勃起を萎えさせる神経経路を遮断する作用がヨヒンビン塩酸塩を配合した「ガラナポーン」に期待される作用で、さらには性欲減退・夜間睡眠中から早朝に繰り返される勃起現象(朝だち)の回復、そして、勃起に必要な筋肉の回復が期待される作用が、テストステロンを配合した「グローミン」による男性ホルモンの補充効果と考えております。
お客様の場合、グローミンで男性ホルモンを補充することで、勃起に必要な筋肉を徐々にリハビリしながら、性欲の亢進や自信の回復などの精神面に作用し、さらに予期不安などのストレスによる心因性の障害をガラナポーンの服用で抑えたことが総合的に効奏したことが考えられます。
「ガラナポーン」の腎機能への弊害について
現状の腎機能に問題がありましたら、万全を期すため「ガラナポーン」の服用をお止めいただき、泌尿器科を受診のうえ服用の可否をご相談いただけますでしょうか。
「ガラナポーン」の常用による長期連用で腎機能の問題を起こした事例は経験しておりませんが、念のため定期健診を通じて腎機能に関するデータを観察していただき、値の悪化がありましたら、直ちに服用を中止して、泌尿器科を受診してご相談下さいませ。
「グローミン」を塗り続けて大丈夫?
「グローミン」につきましては、直近のPSAが0.45ng/mlであれば、問題ないと考えております。1ng/ml以下で良好な値と存じますが、今後も年1回を目安に定期的な前立腺検査をしていただき、PSAが 2ng/ml以下で推移していることをご確認下さいませ。
なお、体調により若干の変動はございます。例えば射精直後はPSAが高くなるという報告もございますが、もし、PSAが2ng/ml以上になりましたら、「グローミン」のご使用を中止して泌尿器科を受診のうえ、前立腺の所見を医師にご相談くださいませ。
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貴社推奨の塗布部位に塗りこみますと、通常は下着を着けていますので(その下着が湿り気をもつ程度にまで)グローミンが転移しているように見受けます。
米国のジェル剤が5g/回であるのに対して、グローミンは塗布量が0.3g/回とのことですが、果たしてどの程度まで皮膚面に残存しているのか? その状態で、はたしてテストステロンが経皮で規格量まで浸透するのか? 懸念を感じています。 貴社のご見解をお聞かせ下さい。 (男性・65~74才)
ご指摘の通り、塗布部が下着に接触することで、下着に移行する可能性がございます。
しかしながら、最終的に重要なテストステロンの血中濃度の上昇と臨床効果で有効性を検証しております。塗布後に血中のテストステロン濃度が上昇して、塗布してない場合の同時刻のレベルよりも明らかに高ければ、本剤のテストステロンが吸収されていることは明らかであります。
ただし、人により塗布後の血中濃度の上昇にバラツキが生じることは確認しており、その原因の一つが下着に移行する要因であることは十分に考えられます。
しかしながら、例えば腹部よりも陰嚢部に塗布する方がバラツキが比較的少なく、確実に血中のテストステロン濃度を上昇させていることも確認しております。
結果的に、皮膚面の残存や、下着への移行等による吸収のロスも踏まえ、バラツキをなるべく抑えて、生理的範囲内で高過ぎない程度の血中テストステロン濃度へ着実に上昇させる方法として、陰嚢部への塗布をお勧めしております。
なお、以上を踏まえて極力、ロスを抑えて効率よく体内に吸収させるためのポイントを次の通りご案内申し上げます。
●あらかじめ塗布部を良く洗っておくこと。
表皮にある古い角質(垢)や汚れ(皮脂・埃など)は、塗布した成分の吸収を妨げます。例えば、下着への移行が無い顎下部へ塗布する場合を検討したとき、塗布直前に髭剃り(電気髭剃りでなく、剃刀を用いる)をして、良く洗ってから塗布しますと、髭剃りをしない場合と比べて血中テストステロン濃度の上昇が大幅に高まり、陰嚢部に塗布した場合に近くなることを経験しております。 これは、髭剃りと洗浄によって、垢や汚れのみならず表皮の角質が削ぎ落とされた影響が大きいと考えます。●塗布してから、良く擦り込むこと。
時間をかけて入念に擦り込むほど、表皮に残存する量が少なくなることは明らかです。●なるべく塗布部に密着しない下着を選ぶこと。
陰嚢部を包み込み密着するようなブリーフタイプのパンツを避けて、ボクサータイプのようなトランクスをはくのが望ましいと考えます。余談ながら、古くから言われている「金冷法」の考えは医学的にも意義があり、陰嚢(睾丸)が過熱すると睾丸内部の機能が低下します。 精子形成のみならず、テストステロンの産生にも影響することが考えられますので、そのようなリスクを避ける意義からもトランクスをはいて、陰嚢を蒸らさずに、熱を少しでも逃がすようにすることをお勧め申し上げます。続きを読む
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グローミンのパートナーに与える影響についてお尋ねします。
1) 塗布箇所から考えて、パートナーに影響を与える「可能性」を想定しますが、ご見解をお聞かせください。
2) ご見解の背景、論拠もお示しください。
(男性・65~74才)
1) パートナーに影響を与える「可能性」について
- 塗布部の本剤がパートナーに付着した場合、影響を与える可能性は否定できません。
- 性交など濃厚接触をともなう女性パートナーであれば、体毛が濃くなる、声が低くなる、といった身体的な影響をはじめ、多幸感や明るく積極的になる、といった精神的な影響が考えられます。
- しかしながら、後述いたします通り、ご使用方法を守っていただければ、その可能性は極めて少ないと考えております。
2) 見解の背景、論拠について
- 米国のテストステロン・ジェル製剤では、同居する小児に影響を与えた事例があります。そのため、米国の規制当局(FDA)から添付文書の改訂指示が発出され、これを受けて本邦でも厚労省が弊社製品を含む国内メーカーの男性ホルモン塗布剤に対して、添付文書の改訂を指示した経緯があります。 これを受けて、本剤の添付文書「してはいけないこと」の中で、「使用者以外へ付着させないこと」を記しております。
- 前記の添付文書において、「塗布部が他の人と接触する可能性があるときは、塗布部を石鹸とぬるま湯で十分に洗い流してください。」と記しておりますので、この注意事項が遵守されることにより、パートナーに本剤のテストステロンが移行して影響する可能性が無くなるものと考えております。
- 先述のジェル剤は、グローミンと同じくテストステロンを1%含有しますが、当該製剤は「上腕部に毎日5g」を塗布するものです。 一方、「陰嚢部に約0.3gを1日1~2回」塗るグローミンは、塗布量が大幅に少ないうえ、塗布部位の違いから自ずと接触リスクと成分の移行リスクが大幅に少ないと考えております。
- 一般的に、成人女性も体内でテストステロンを分泌しており、その血中濃度は成人男性の約5%(1/20)と言われています。成人女性にとって、テストステロンの存在自体は必ずしも有害ではありません。
- 塗布後の経過時間によりますが、例えば塗布後1~2時間後であれば塗布部に残存するテストステロンは相応に減少しているうえ、性交にともなう濃厚接触が無い限りパートナーに付着して体内へテストステロンが吸収される可能性と移行量は非常に少ないと思われ、しかも前記の経緯から1回の移行だけでパートナーへ有害な影響を及ぼす懸念は極めて小さいと考えております。
- なお先述の添付文書改訂を行う前より、これまで弊社のテストステロン塗布剤で、パートナーへの移行にともなう有害事象は、過去48年余の間に経験しておりません。
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グローミンの塗布と入浴・シャワーの関連に付きお尋ねします。 入浴・シャワーでは当然、塗布部分も洗い流すわけですが、
(1) 塗布後どの程度の時間差を置けばよいのでしょうか?
(2) その時間設定の理由についてご教示ください。 (男性・65~74才)
(1) 塗布後どの程度の時間差を置けばよいのでしょうか?
塗布後、少なくとも2時間、できれば4時間を置けば、塗布した本剤の有効成分(テストステロン)が十分に吸収され、狙いとする血中濃度の上昇、ひいては効果に差し支えないと考えております。(2) その時間設定の理由について
本剤は、塗布後1~2時間でテストステロンの血中濃度がピークを迎え、塗布後4~6時間で元のレベルに戻ります。 その間、塗布部の皮膚からテストステロンが皮下の血管へ吸収されますが、自ずと血中濃度のピークを迎える2時間程度まで洗い流さないようにすれば、血中濃度の上昇に支障がないため、基本的には所期の効果は得られると考えております。続きを読む
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トノスの注意事項に睡眠時無呼吸症候群の人は使用を控えるよう書いてあるのは、なぜでしょうか!?(男性・25才未満)
弊社製品のうち、男性ホルモン(テストステロン)を配合する製品「トノス」「グローミン」「ヘヤーグロン」につきましては、ご指摘の通り「睡眠時無呼吸症候群の人は使用しないこと」としております。これは、男性ホルモンが睡眠時無呼吸症候群の症状を悪化させるという報告があることから、関係学会のガイドラインで使用禁忌と定められており、これに準じてご使用を控えるようにお願いしております。
ただし、トノスの場合は小豆大(0.1g)の塗布量で男性ホルモンの投与量が少ないうえ、早漏防止を目的に性交前に亀頭部へ塗布した後、局所麻痺剤が効いてから直ちに洗い流す使用方法であれば、体内に吸収される男性ホルモンの量は極めて微量になる見通しで、しかも性交時の頓用であることから、早漏防止目的による上記の使用方法であれば、睡眠時無呼吸症候群への影響は極めて少ないものと考えており、発売以来、47年余にわたりそのような副作用事例も経験しておりません。
しかしながら、安心・安全の保証が求められる近年の社会的背景から、メーカーの立場と致しましては、万全を期すため、このようにお願いしております。何卒ご賢察のほど御願い申し上げます。
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