記事カテゴリー:男性からのご質問
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HPを拝見させていただきました。
テストステロンを食品から摂取することはできるのでしょうか?
コレステロールの中に含まれるそうですが、卵くらいしか思いつきません。
やはり薬剤から摂った方が良いのでしょうか?
(男性・35~44才)
結論から申しますと、食品からテストステロンを摂取することは出来ません。
根拠は次の通りです。- ●テストステロンを含む一般的な天然の食品(食材)は、私どもの知る限り、ございません。 敢えて考えられるものとしては、哺乳類動物の睾丸ですが、次項の理由からテストステロンの摂取としては意義が無いと考えます。
- ●もし、そのような食品があったとして、テストステロンを口から摂取しても、テストステロンは消化管で吸収されてから血中濃度を上昇させる前に肝臓を経由して、全て分解されてしまいます。そのため、効果が無いばかりか、多量あるいは長期的に摂取すると肝臓に過剰な負担をかける恐れがございます。
- ●メチルテストステロンのように、天然の物質でなく化学的に合成された人工の男性ホルモンは、全てが肝臓で分解されないので、経口投与で男性ホルモンとしての効果が期待できます。しかしながら、肝臓毒性の問題(肝硬変などの副作用)が指摘されているので注意が必要です。
近年は、このような問題を解決した男性ホルモンの飲み薬として、Testosterone Undecanoate という物質が開発されていますが、日本では承認されていません。また、食生活における脂質の摂取量が、服用後の男性ホルモンの血中濃度上昇に影響するようで、欧米人と比べて脂質の摂取が少ない人、例えば和食中心の食生活をしている日本人には、必ずしも効果が期待できない、という見方もあるようです。
いずれにせよ、男性ホルモンは医薬品の成分ですから、男性ホルモンを配合した合法的な加工食品は存在し得ません。
コレステロールの中に含まれるそうですが、卵くらいしか思いつきません。
テストステロンは、コレステロールの中に含まれるものではありません。卵などの食品から摂取したコレステロールの一部が、体内でテストステロンに変化するのです。
そのため、過剰なダイエットや偏食等によりコレステロールの摂取が極めて少なければ、原料が無いのと同じで、自ずと体内でテストステロンが産生できなくなってしまいます。
かといって、コレステロールを過剰に摂取するほどテストステロンが多量に産生されるとは限りませんし、かえって様々な成人病が懸念されます。
やはり薬剤から摂った方が良いのでしょうか?
私どもは、「食品」「薬剤」といった切り口で良し悪しを申し上げることが出来ません。
先ず、テストステロンに限らず、健康的なホルモンバランスは、バランスの良い適量の食事、健全で安定した生活リズム、十分な睡眠と休養、適度な運動、喫煙や有害物質の排除、ストレスを溜めない精神衛生の維持…といった、健康的な生活習慣の自己管理が全て適切である事により、維持されるものと考えます。
しかしながら、多くの人にとって、これらの健康的な生活環境が十分に満足できず、結果的にホルモンをはじめ健康のバランスを崩したり、本来の健康な状態を損なう現実が多々あるかと存じます。
このような時に、例えば偏った食事で摂取量の足りない栄養素を補助し、体内で産生する物質を間接的に補うものがサプリメント等の健康食品ですし、結果的に不足した性ホルモンそのものを直接的に補充するのが弊社製品のような医薬品の役割です。
また、ひと口に「薬剤」と申しましても、製品ごとに様々な特徴があり、それぞれメリットとデメリットが考えられますので、「薬剤」として単純に良し悪しを申し上げる事が出来ません。
一方、「食品」につきましては、誰もが漠然とした安心感を抱くものです。
「食品ですから、安心して摂取できます。」というキャッチコピーは、健康食品の定番です。しかしながら、たとえ食品自体の品質に問題がなくても、必ずしも食品が安全とは言えない面があるかと存じます。
例えば、塩分の摂取にともなう高血圧、糖分の摂取にともなう糖尿病、脂質の多い高カロリーな食事による高脂血症や動脈硬化、ひいては心臓病や血栓症の発症、といったリスクは既に広く知られています。
また、多くの食材にアレルギー症状を起こす人がいることも、ご高承のことと存じます。例えば蕎麦アレルギーにともなうアナフィラキシー・ショックは、呼吸困難を招いて死に至る危険がございます。
極端な例えを挙げれば、熱い飲み物で舌をやけどしたり、冷菓を食べて下痢や腹痛を起こす人もいらっしゃるでしょう。そして、これらを医薬品の副作用に置き換えれば、食品の多くは大多数の薬剤よりも、発生頻度と重篤な症状の両面からずっと危険であり、厳重に管理すべきものとなってしまいます。
もし、非常識なほど多量の水を摂取して下痢を起こしたとしても、社会通念上、非常識な量を摂取する側の問題になるかも知れません。でも、医薬品であれば、たとえ水でも、副作用として摂取(投与)量を管理すべき問題となります。成人病やメタボリックシンドロームの一因が食事、すなわち食品の摂取にあることは疑う余地がなく、その結果、心筋梗塞や動脈硬化、脳血栓に至る頻度と死者数といったリスクが懸念されます。大多数の医薬品に比べて、食品におけるこれらのリスクが桁違いに高いことは言うまでもありません。
それから、医薬品は製造ロット毎に有効成分が規格通りに配合されていることを必ず確認してから製造記録として残した上で出荷致しますが、食品に含まれる栄養素は、実際には個々の出来栄えによって含まれる量がばらつく事が容易に想定されるのにもかかわらず、個々の作物はもとより、加工食品につきましても、収穫や製造ロット毎に測定、分析されているとは限りません。
すなわち、医薬品に求められるレベルで申し上げれば、食品の多くは含まれる栄養素の量に保証が無いうえ、摂取方法によっては重篤な健康被害を及ぼす危険なデメリットがあるのです。しかも、医師の処方箋や薬剤師の服薬指導も無ければ、メーカーの添付文書による適正な摂取方法の詳細説明も無く、摂取量の法的規制や行政当局の取り締まりも無いまま、消費者が資格を要さず自由に摂取できます。大多数の医薬品に比べれば、むしろ多くの食品の方が極めて危険なものと言わざるを得ません。
以上、何卒ご理解のほどお願い申し上げます。
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うつ病で安定剤とか眠剤を15年間飲み続けています。朝立ちも15年間無いし、SEXも弱く、射精の時に精子があまり出ません。
男性ホルモンを使うと身体の方も元気になると聞きましたが?
(男性 45~54歳)
いわゆる「うつ病」と、LOH症候群(加齢男性性腺機能低下症候群)による「うつ状態」は診断の切り分けが困難と言われており、しかも各々の処置が異なるため、専門医の判断が必要です。
また、薬剤の中にはED(勃起不全)や射精障害など、性機能障害の副作用を伴うものがあると言われております。このようなケースであれば、うつ病に対して現在、処方されている薬剤を変更することにより、性機能の症状が改善するかも知れません。
そのため、先ずは主治医の先生に現在、処方されている薬剤の影響をご相談いただいて、他に良い薬剤があれば変更をお願いするのが無難と存じます。
その上で、もしFT(フリーテストステロン、遊離テストステロン)値がLOHの基準値よりも低ければ、医師の管理下で男性ホルモンを投与することにより、症状の改善が期待できるかも知れません。
いずれにしても、うつ病に対する薬剤の選択や加減、投与の中止や変更には専門医の慎重な判断が必要ですから、決して自己判断で行わずに、主治医へご相談いただくことを強くお勧め申し上げます。
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8年間、セパゾンとドグマチールを使用してきましたが、ここに来てEDになりかけ泌尿器科にいったところ遊離テストステロン6.2プロラクチンが40という結果になりました。レビトラは効果があります。
先生は3ヶ月ぐらい様子を見ましょうと言っていますが、元にもどるのでしょうか?セパゾンも変えたほうが良いのでしょうか?(男性 35~44歳)
お客様に対する診断や処置のコメントが関係法令等の事情から出来ませんので、あくまで学術情報による一般論としてご回答申し上げますことを、あらかじめご了承下さいませ。
先ず、ドグマチールの中止でEDが改善する症例報告がございます。
文献によりますと、ドグマチールの有効成分「スルピリド」につきましては、30~90日の長期投与により性機能障害(性欲低下とED)の症例(8症例)があり、本剤の投与を中止してから改善するまでの期間が30日~約6ヶ月と、比較的長くなるという特徴が指摘されています。
症例報告数が少ないうえ、改善までの期間が30日から約6ヶ月と幅広く、長くなる状況が報告されていますので、主治医の先生は、お客様の気持ちに応えて直ちに治したいとは思いつつ、レビトラで急場をしのげるのであれば、お客様をリラックスさせたい気持ちと共に、かといって過剰な不安や過大な期待も与えないようにすべき、と総合的に考えた結果、「3ヶ月ぐらい様子を見ましょう」と仰ったのかも知れません。
遊離テストステロンとプロラクチンの検査結果につきましては、下記の基準値をご参照下さいませ。なお、厳密に申しますと、検査会社や測定方法により測定値が若干、異なる場合もございますので、診断はあくまで主治医にお尋ね下さいませ。
◆ 遊離テストステロン基準値
男性 30~39歳: 7.6~23.1pg/mL
男性 40~49歳: 7.7~21.6pg/mL
参照: 三菱化学メディエンス社資料◆ ED診療ガイドライン(日本泌尿器科学会推薦・日本性機能学会/ED診療ガイドライン作成委員会編集)における遊離テストステロン値
低値: 8.5pg/mL未満
境界域: 8.5以上11.8pg/mL未満
正常値: 11.8pg/mL以上◆ プロラクチン(PRL)基準値
男性: 3.58~12.78ng/mL
参照: 三菱化学メディエンス社資料ここで、ドグマチールの添付文書情報によりますと、注意事項としてプロラクチン値上昇の記載があります。
また、専門書によりますと、高プロラクチン血症が結果的にテストステロン産生を低下させて、その結果、性欲、勃起、射精等の性機能や造精機能に障害が起こる事が考えられる、という指摘があります。
主治医の先生が、ドグマチールの投与中止とレビトラの処方を考慮したのは、以上を踏まえたものかも知れません。なお、セパゾンの添付文書の副作用情報によりますと、0.1~1%未満の頻度で性欲減退の記載はありますが、頻度が稀であるうえ、EDの記載はありませんし、弊社の手元にある専門書を見る限り、セパゾン(有効成分:クロキサゾラム)による薬剤性EDの指摘はありません。また、専門書によりますと、そもそも抗不安薬(マイナートランキライザー)はバイアグラが登場する以前には、心因性EDの治療で使用されることがあったようです。
それから、同時に複数の薬剤を他のものへ変更しますと、不測の問題が生じた時に原因を特定できず、問題を複雑化させてしまいます。
「急がば回れ」という事もございます。一刻も早く回復させたい、というお客様の切実なお気持ちにお応えするためにも、一つずつ状況を確認しながら着実に処置することで確実に回復させたい、という主治医の配慮があるかと存じます。ここは安心して主治医のご判断に託してみてはいかがでしょうか。
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前立治療の治療薬(タムスロシン)を夜に飲んでいますが、ガラナピン及びトノスを利用しても良いでしょうか。(男性 45~54才)
端的に記しますと、次の通りでございます。
「ガラナピン」「ガラナポーン」:不可
「トノス」男性ホルモン補充目的による陰嚢への塗布:不可
「トノス」早漏目的での亀頭冠塗布:可なお、万全を期すため決して自己判断で併用をしないで、あらかじめ主治医にご相談下さいますよう、お願い申し上げます。
なお、詳細を次の通り補足致します。
「ガラナピン」または「ガラナポーン」との併用について
有効成分「タムスロシン塩酸塩」、前立腺肥大症の排尿障害改善剤「ハルナールD錠」(アステラス製薬)「ハルナールD錠」の添付文書を参照致しますと、血圧の降圧剤をはじめ、PDE5阻害剤(「バイアグラ」「レビトラ」「シアリス錠」等)との併用に注意喚起の記載がございます。
これは、タムスロシン塩酸塩が交感神経α1受容体を選択的に遮断することで、血圧低下の可能性があるうえ、上記の薬剤と併用することで更に血圧が低下することで、過剰な血圧低下にともなう副作用(目まい、立ちくらみ、失神など)が懸念されるためと思われます。
一方、「ガラナピン」や「ガラナポーン」の有効成分である塩酸ヨヒンビンには交感神経α2の遮断作用があると言われております。タムスロシン塩酸塩のα1遮断作用とは異なりますが、人により塩酸ヨヒンビンの投与で血圧低下を起こす可能性が否定できません。
このような万が一のケースを想定し、万全を期してガラナピン(またはガラナポーン)との併用を避けていただきたく存じます。
「トノス」との併用について
「トノス」との併用は早漏予防目的で亀頭冠に塗布するのであれば、問題となる可能性は考えにくいと存じます。
一方、勃起力減退や男子更年期障害を目的として、陰嚢部へ「トノス」を塗布して男性ホルモン(テストステロン)の補充を行う場合は、そもそもお客様の前立腺肥大症が治療を要するほど進行している状況であることが心配されますので、男性ホルモンの補充により前立腺肥大の症状を進行させてしまう恐れがあることから、弊社としてはお勧めできません。主治医と良くご相談下さいませ。
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睾丸がものすごく小さくなってきました。睾丸サイズを大きくし、ある程度それを維持することを目的とした場合、「グローミン」の使用は適切でしょうか。
(39歳・男性)
恐れ入りますが、適切ではありません。最悪の場合、逆効果になる恐れがございます。このような目的で、「グローミン」をご使用しないで下さいませ。
◆ 睾丸の働きを踏まえた、グローミンが逆効果になる理由
睾丸(=精巣)は、ご存知の通り精子を作る器官ですが、男性ホルモン(主にテストステロン)を分泌する器官でもあります。
そして、脳下垂体から分泌されるFSH(卵胞刺激ホルモン)がテストステロンと共に精巣内のセルトリ細胞へ作用して、精子を作るように促します。
また、脳下垂体から分泌されるLH(黄体形成ホルモン)は、精巣内のライディッヒ細胞に作用して、男性ホルモン分泌を促します。なお、FSHやLHの分泌は出しっ放しではなく、男性ホルモンが十分に分泌されると、LHの分泌が抑えられて、自ずと精巣での男性ホルモン分泌が抑えられますし、FSHも抑えられますので、これにより、男性ホルモンや精子の産生が過剰にならぬよう適度なレベルに調節されています。
ところが元々必要十分な男性ホルモンの足りている人に、男性ホルモンを過剰に補充しますと、上記のLHやFSHが抑えられたままになってしまいますので、精巣内のセルトリ細胞やライディッヒ細胞が仕事をしない状態が続くことになりかねません。
もし、このような状態が長期間にわたり続きますと、最悪の場合は精巣の萎縮が懸念され、自力で精子や男性ホルモンを産生できなくなってしまう恐れがございます。
◆ 睾丸を大きくする方法について
睾丸のサイズを大きくすること自体を目的とする、学術的に認められた治療戦略は、恐れ入りますが把握できておりません。
先述の機序におきまして、「睾丸の大きさ」→ 「精子を作る機能に影響」→ 「セルトリ細胞の活性化」→ 「FSHの作用」の流れを考えますと、FSHを投与すればセルトリ細胞が活発になり、造精能力の向上と共に睾丸を大きくするのではないか…?と、期待したいところです。しかしながら、FSH製剤は少なくとも男性不妊の治療を目的とするものなので、男性不妊の専門医を受診してご相談いただくことが前提になるかと存じます。
その他、医学的根拠の証明が無いながらも、効果が期待できて、自己完結できる民間療法としては、やはり金冷法と禁欲(完全な禁欲でなく、一定のペースダウン)が考えられます。
すなわち、自律的に男性ホルモンを十分に分泌している一方で、睾丸の負担が大きい状況である場合ですが、例えば射精頻度が多い割に、日頃の睾丸の冷却が不十分だと、結果的に睾丸の機能が低下して萎縮することがあるのではないでしょうか。
少なくとも金冷法につきましては、体温以上の温度環境が造精機能に悪影響を及ぼす事には医学的な根拠があり、睾丸を体温以下に維持し続ける事は医学的にも重要とされています。
もし、そうであれば射精頻度をペースダウンした上で現状の下着やズボン等の着衣、日常作業等の生活習慣が睾丸にとって冷却性が良くなければ、これらの改善をしたり、長風呂で睾丸を温め過ぎないようにする等の対応が考えられます。リスクが無く基本的に費用もかからないと存じますので、お試しになってみてはいかがでしょうか。
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ガラナポーンを、通販ルートで買えませんか?(55~64才 男性)
「ガラナポーン」「ガラナピン」のようなヨヒンビン製剤は、第1類医薬品であるうえ劇薬に指定されているため、薬剤師の対面販売が義務づけられており、購入時に店頭で所定の用紙に署名していただく必要がございます。
また、ヨヒンビンの強精効果や作用の強さによるものか、一部の非合法な業者が海外からヨヒンビンを輸入し、健康食品等の名目で違法に販売しているケースが後を絶たず、行政当局は非常に神経質な対応をしています。そのため、遵法意識の高い業者であれば、ヨヒンビンの通販を行う業者は基本的に存在しません。
ネット上では時おりヨヒンビンを販売する業者を見かけますが、これらの業者の行為は、本人がいかに「合法」と主張しようとも、非合法であり、脱法行為です。
また、道義的な観点からも、販売後のサポートを一切保証しない「売り逃げ御免」の無責任な販売方法です。
このような業者から購入した消費者に事故や健康被害があった時、マスメディアの偏見に満ちた報道等によって、安全な適正使用に向けて真面目に取り組んでいる立場の者まで、行政当局や消費者から一緒くたに受け止められてしまうのは、絶対に避けたいと考えております。例えば、未成年が飲酒して事故や健康被害があった時に、酒が危ないからと言って国全体が禁酒になるとは思いません。煙草でさえ、これだけ健康被害の因果関係が明確になっているのに、国として製造販売が禁止される様子はありません。
しかしながら、ヨヒンビンで事故や健康被害が生じれば、ヨヒンビンの存在そのものが社会的に否定されて抹殺されてしまうかも知れません。性的なモノに対する社会的に強い偏見が根強く、たとえ正当であれ少数の受益者の存在が無視される現実は否定できないからです。
このような事態になったとき、少数とはいえ誰にもご迷惑をおかけすることなく、40年余の長きにわたり、ヨヒンビンを適正に使用し続けて来た、正当な消費者と、そして弊社のようなメーカーの立場は、踏みにじられても構わないのでしょうか?弊社スタッフや関係先の日々の取り組みを思いますと、誠に悔しくてなりません。以上の考え方から、私どもは反社会的な販売方法をとる業者を、決してお勧め致しません。
なお、「ガラナポーン」の正規取扱薬局につきましては、こちらでご案内していますので、ご参照下さいませ。
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グローミンに認められた適応症の中には、男性ホルモンの分泌不足による諸症状として、勃起力減退や陰萎がございます(詳細は弊社HPを参照下さいませ)。勃起力減退や陰萎は最新の医学的な表現ではありませんが、EDの症状と考えられますので、グローミンの効果としてEDの改善は期待できると思われます。
しかしながら、近年のED研究によりますと、EDの原因には加齢やストレスによる男性ホルモンの分泌不足だけでなく、高血圧や糖尿病、肥満や喫煙にともなう動脈硬化をはじめ、前立腺の手術や外傷にともなう陰茎の神経の損傷、服用中の薬剤の副作用・・・、等々様々な指摘があり、しかも、これらが複合しているケースも多々あるようです。
そのため、単に男性ホルモンの分泌不足によるEDであれば、グローミンのご使用でEDの改善が期待できますが、先述の他の原因が関係していますと、残念ながら本剤を使用しても改善できないものと思われます。
モニター結果からEDに対する効果を実感した方々の声の中には、ご使用を始めて数日~1週間前後で「朝だち(早朝勃起)が復活した」あるいは、「朝だちの強さが増した」、というケースが多いのですが、少なくとも朝だちが復活して、勃起の強さが十分になるという事であれば、EDの器質的な問題は解決していると解釈できますので、自信を持って性行為に臨めるかと存じます。
ちなみにグローミンは10g入で約33回分の量なので、1日2回、朝晩の塗布で使い切るまでに2週間少々となります。そこで、本剤を1本、2週間少々ご使用いただく中で、朝だちに手応えを感じて戴けましたら、結果的にお客様のEDが本剤で改善できるかも知れません。
なお、現状でも朝だちでは十分に勃起できるものの、性行為の際にEDとなるケースは、心因性など機能的な原因のEDが考えられますので、グローミンでの改善が困難になると思われます。このような場合は、お近くの医療機関を受診して、医療用のED治療薬(PDE5阻害剤: バイアグラやレビトラ、シアリス等)を処方していただくのが効果の面で最善です。
ちなみに、弊社製品では「ガラナポーン」「ガラナピン」という錠剤を製造しており、市販薬なので医師を受診しなくても薬局でお求め戴けます(ただし劇薬なので、購入時に薬局の店頭で劇薬譲渡証への記入が必要です)。両者は販売元の違いによる名称の違いで、薬剤そのものは全く同一です。
「ガラナポーン」「ガラナピン」は、主成分の塩酸ヨヒンビンによる中枢性の作用で、主に心因性のEDに対する効果は期待できますが、バイアグラやレビトラに比べて効果は劣ります。詳細は弊社HPをご覧下さいませ。
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