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タグ:塩酸ヨヒンビン

  • 「グローミン」の使用を続ければEDは改善しますか?

    2007年06月06日

    グローミンに認められた適応症の中には、男性ホルモンの分泌不足による諸症状として、勃起力減退や陰萎がございます(詳細は弊社HPを参照下さいませ)。勃起力減退や陰萎は最新の医学的な表現ではありませんが、EDの症状と考えられますので、グローミンの効果としてEDの改善は期待できると思われます。

     

    しかしながら、近年のED研究によりますと、EDの原因には加齢やストレスによる男性ホルモンの分泌不足だけでなく、高血圧や糖尿病、肥満や喫煙にともなう動脈硬化をはじめ、前立腺の手術や外傷にともなう陰茎の神経の損傷、服用中の薬剤の副作用・・・、等々様々な指摘があり、しかも、これらが複合しているケースも多々あるようです。

    そのため、単に男性ホルモンの分泌不足によるEDであれば、グローミンのご使用でEDの改善が期待できますが、先述の他の原因が関係していますと、残念ながら本剤を使用しても改善できないものと思われます。

    モニター結果からEDに対する効果を実感した方々の声の中には、ご使用を始めて数日~1週間前後で「朝だち(早朝勃起)が復活した」あるいは、「朝だちの強さが増した」、というケースが多いのですが、少なくとも朝だちが復活して、勃起の強さが十分になるという事であれば、EDの器質的な問題は解決していると解釈できますので、自信を持って性行為に臨めるかと存じます。

     

    ちなみにグローミンは10g入で約33回分の量なので、1日2回、朝晩の塗布で使い切るまでに2週間少々となります。そこで、本剤を1本、2週間少々ご使用いただく中で、朝だちに手応えを感じて戴けましたら、結果的にお客様のEDが本剤で改善できるかも知れません。

    なお、現状でも朝だちでは十分に勃起できるものの、性行為の際にEDとなるケースは、心因性など機能的な原因のEDが考えられますので、グローミンでの改善が困難になると思われます。このような場合は、お近くの医療機関を受診して、医療用のED治療薬(PDE5阻害剤: バイアグラやレビトラ、シアリス等)を処方していただくのが効果の面で最善です。

     

    ちなみに、弊社製品では「ガラナポーン」「ガラナピン」という錠剤を製造しており、市販薬なので医師を受診しなくても薬局でお求め戴けます(ただし劇薬なので、購入時に薬局の店頭で劇薬譲渡証への記入が必要です)。両者は販売元の違いによる名称の違いで、薬剤そのものは全く同一です。

    「ガラナポーン」「ガラナピン」は、主成分の塩酸ヨヒンビンによる中枢性の作用で、主に心因性のEDに対する効果は期待できますが、バイアグラやレビトラに比べて効果は劣ります。詳細は弊社HPをご覧下さいませ

     

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