記事カテゴリー:バストミン
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情報番組で性交痛の紹介を見ました。潤滑ゼリーを塗るのは主人に気まずいので、なるべく一人で何とかしたいのが正直な気持ちです。とはいえ腟座薬は処方箋が必要とのことで、受診するのに抵抗があります。女性ホルモンの補充をするなら、市販薬のヒメロスやバストミンでも効きますか?効くなら、どちらを使えば良いですか? (女性・45~54歳)
2011年9月26日(月)放送のNHK「あさイチ」をご覧になったものと存じます。結論から申しますと、「ヒメロス」「バストミン」のいずれも効果が期待できます。
詳細は以下をご覧下さいませ。
- ●「ヒメロス」「バストミン」には更年期障害や不感症の効能があり、本剤を外陰部へ塗布することで、
- 局所的に女性ホルモン(エストロゲン)を補充します。
- ●女性ホルモンの補充により、陰部の潤滑(濡れ)の回復が期待されます(不感症)。
- ●以上の結果、性交痛(性交疼痛)に対処できるものと考えております。
どちらを使えば良いですか?
「ヒメロス」「バストミン」の効果に基本的な違いはありませんが、次の違いを踏まえて、
お好みでお選び下さいませ。
- 基剤の違いによる、使用方法・塗心地の違い
- 内容量・価格の違い
- ◆ヒメロス(3g入): 税別・希望小売価格 3,600円 (6~約20回分)
- ◆バストミン(4g入): 税別・希望小売価格 3,600円 (約24回分)
以上、取り急ぎご案内申し上げます。
なお、「ヒメロス」「バストミン」の製品取扱施設(薬局・薬店・ドラッグ店)は、下記リンク先をご覧下さいませ。
ヒメロス製品取扱施設は、こちらのリンク先をご参照くださいませ。
e健康ショップ「おくすり予約」
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◆「ヒメロス」予約ページバストミン製品取扱施設は、こちらのリンク先をご参照くださいませ。
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薬事法改正の施行日である今年6月に入ってから、弊社製品をご愛顧いただいて来たお客様から次のようなお問合せが増えています。
「ネットで買っていたが、法改正で買えなくなった。どこで買えばいいのか?」
「いつも買っていたドラッグストアで扱わなくなった。どこで買えば良いか?」
「〇〇市内の製品取扱施設を教えて欲しい。」
ご案内できる製品取扱施設や、取り寄せ対応のできる薬局の情報を弊社HP上でご案内できるように準備中ですが、
準備が遅れており申し訳ございません。
つきましては、取り急ぎ弊社宛にメールをお送り戴けましたら、ご希望エリアの製品取扱施設、お取り寄せ対応店をお調べして、ご返信致しますので、次の書き方でお気軽にメールをお送り下さいませ。- メールのタイトル記載 (スパムメール処理防止のため)
(例: ○○市のトノス製品取扱施設について、など) - 購入希望の製品名 (例:トノス)
- 購入希望のエリア(○○市、○○駅前・・・など)
- 購入希望日
(例: 「○月○日までに購入したい」、「いつでもOK、成り行きで可」など) - その他
ご質問やご要望などございましたら、お書き添え下さいませ。
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- メールのタイトル記載 (スパムメール処理防止のため)
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バストミンの事で伺います。ヒメロスと同じ成分のように思いますが、何故バストミンはヒロメスのように腟への使用が出来ないのですか?バストミンやヒロメスの成分と同じ他社製品がありますが、この中で「本剤が男性性器に付着しないようスキンのご使用をお奨めします。」とあるのですが、バストミンやヒロメスも同じですか? (女性・25~34歳)
- ご指摘の通り、バストミンとヒメロスの有効成分は同一でございますが、バストミンはヒメロスよりも塗心地を改良し、より使い易くするためクリームタイプにしたもので、そのため基剤成分が異なるものに致しました。
そこで、バストミンをヒメロスと比べて伸びの良いクリームにして、ホルモン補充をするのにわざわざ腟内に塗らなくても、外陰部をはじめ、腕や脚、腰などに塗布することで、むしろヒメロスよりも使い易くなると考えた次第でございます。
一方、腟内は粘膜なので、身体の一般的な表皮と比べ刺激に対して特に敏感で、デリケートな箇所ですから、自ずと皮膚への刺激性につきましては特に注意が必要と考えております。
バストミンへ配合した基剤成分の中には、腟内(粘膜)へ塗布するには、今のところ他の医薬品を含めて配合量に前例がないものがあるため、万全を期して腟内への塗布をお勧めしないようにしております。 - 塗布直後に性行為を行った場合、男性パートナーの性器に付着して、パートナーに成分が吸収されてしまう恐れがあるため、万全を期すためスキンの使用を推奨しているものと思われます。「ヒメロス」「バストミン」におきましても、添付文書の「してはいけないこと」の中で、次のように記載しておりますが、パートナーに本剤が付着して成分が吸収されないようにする、という意図は同じです。「本剤が他の人に付かないようにすること。また、付いた場合には直ちに洗い落とすこと」
ヒメロス製品取扱施設は、こちらのリンク先をご参照くださいませ。
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◆「ヒメロス」予約ページバストミン製品取扱施設は、こちらのリンク先をご参照くださいませ。
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- ご指摘の通り、バストミンとヒメロスの有効成分は同一でございますが、バストミンはヒメロスよりも塗心地を改良し、より使い易くするためクリームタイプにしたもので、そのため基剤成分が異なるものに致しました。
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ヒメロスを豊胸目的で乳房等に塗っても大丈夫でしょうか?
(女性・35~44歳)
弊社は、あくまで低用量の女性ホルモンを短期間、間欠的に投与するのが安全なご使用方法と考えておりますが、いずれにせよ後述の通り恒久的な豊胸効果は期待できません。
豊胸の目的ではヒメロス(またはバストミン)をご使用しないように何卒お願い申し上げます。◆ 女性ホルモンと乳房の張りについて
女性には、第二次性徴が発現して初潮から閉経に至るまでの間、一般に女性ホルモン分泌の月内変動があります。これにともない、人によりホルモン分泌の変動に伴う乳房の張りを自覚する場合があるかと存じます。
しかしながら、これはあくまで一時的な生理現象であり、乳房の発育、発達とは異なります。
特に第二次性徴後の発達を終えた成人女性が、女性ホルモンの投与により乳房そのものが発達して恒久的かつ著明に豊胸できる可能性は、一般的には考えにくいものと存じます。
◆ 高用量な女性ホルモン剤の長期連続使用のリスク
もし、一時的な乳房の張りを維持させることで豊胸させたように見せるため、本来の生理的な分泌レベルを超える高用量な女性ホルモン剤を1年以上にわたり続けて投与し続けますと、その連続投与期間が長くなるほど子宮体がんの発症リスクや血栓症を起こすリスクが高まる、という指摘があります。
そのため、私どもは女性ホルモン剤の長期的な連続使用を決してお勧め致しません。
女性ホルモンによる一時的な乳房の張りを豊胸効果と訴求する業者等に対しましては、弊社は一線を画す立場でございます。
以上、何卒ご了承のほどお願い申し上げます。
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ヒメロスとバストミンは同じもの?違いは何? バストミンを腟内に塗ってはいけないのか?
ヒメロスとバストミンは同じものですか? (女性・45~54歳)
ヒメロスとバストミンの違いは何ですか? (女性・45~54歳)
バストミンを腟内に塗ってはいけませんか?それは何故ですか? (女性・45~54歳)
ヒメロスを腟内以外の所に塗ってはいけませんか?それは何故ですか? (女性・45~54歳)
有効成分と、その含有量は下記の通り同じです。そのため、効き目は基本的に同じです。
エストラジオール 0.06%
エチニルエストラジオール 0.02%乳化したクリームであるバストミンの方が、一般に塗心地は良く、腕や脚、腰をはじめ、陰部においては外陰部へ塗布するのに適しています。
ヒメロスとバストミンの最大の違いは基剤の違いで、ヒメロスは軟膏、バストミンはクリームです。これにともない、塗心地や使用感が異なります。
一方、腟粘膜のように極めてデリケートな部位へ塗布する場合は、ヒメロスの方がより低刺激で無難です。
バストミンを腟内に塗っていけないことはありませんが、数万人に1人程度の頻度で基剤成分がお肌に合わない場合を経験しているため、万全を期すため腟内に塗ることは積極的にご案内していません。
- ヒメロスは女性の局部粘膜(腟内)へ塗ることを前提に設計しており、それ以外の場所には塗らないようにお願いしています。
低刺激なので、腟内でない場所へ塗っても皮膚刺激の問題はありませんが、白糖が外皮に付着した時の不快感を避けていただきたいことが理由です。
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- ご参考までに、ヒメロスの基剤成分である、白糖、グリセリン、ラノリンにつきまして、次の通りご案内申し上げます。
- ●白糖 :防腐機能のほか、腟粘膜へ塗布した際に、白糖の触感による熱感があることから、独特な塗心地となることを狙いとしています。
- ●グリセリン :一般的に、塗布部へ潤いを与え、角質層を柔らかくして荒れを防ぐ目的で配合しており、化粧品では良く配合される添加物です。ただし、あまりに高濃度であると、吸湿性が強いため皮膚刺激が強過ぎてしまうので、化粧水であれば10%位までが限度と言われています。ただし、ヒメロスの場合は5%に抑えています。
- ●ラノリン:羊毛についている脂肪質から分離精製した物質です。
皮膚に吸収されやすく、粘膜に良く付着する性質があると言われており、軟膏の基剤に良く使用されて来ました。また、水を加えても軟膏の性状を保つことから、ヒメロスの使用法(水またはお湯1~2滴でよくねって、局部粘膜に塗る)を踏まえ配合しています。
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- バストミンの基剤成分はヒメロスよりも多種に及びますが、日本薬局方という医薬品の規格に定められた「親水軟膏」という基剤と同じ成分です。自ずと、親水軟膏の成分は非常に一般的で実績があるものです(下記URL参照)。
http://www.interq.or.jp/ox/dwm/se/se71/se7122704.html
- バストミンの基剤成分はヒメロスよりも多種に及びますが、日本薬局方という医薬品の規格に定められた「親水軟膏」という基剤と同じ成分です。自ずと、親水軟膏の成分は非常に一般的で実績があるものです(下記URL参照)。
- まとめ
- 【ヒメロス】
ヒメロスは本剤は半世紀を超えるロングセラーであることから、以前から本剤に使い慣れた人、バストミンがお肌に合わない人にお勧めしております。特に、腟粘膜へ塗布した時に白糖がもたらす熱感などの、独特な使用感を尊重したい、というご愛用者のために、基剤と製法を守り続けております。
- 【バストミン】
バストミンは、女性ホルモンの不足にともなう腟や外陰部の委縮・乾燥による不感症の女性で、腟粘膜への塗布が困難な人にお勧めしています。例えば閉経後に外陰部が萎縮したり癒着して、腟粘膜に塗るのが困難な人でも、外陰部に塗布して女性ホルモンを局所的に補充できます。
また、局所(陰部)以外の腕や脚、腰へ塗布することでお気軽に女性ホルモンを補充したい、とお考えになる更年期障害でお悩みの女性にもお勧め出来る女性ホルモン・クリームです。
ヒメロス製品取扱施設は、こちらのリンク先をご参照くださいませ。
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◆「ヒメロス」予約ページバストミン製品取扱施設は、こちらのリンク先をご参照くださいませ。
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- ヒメロスは女性の局部粘膜(腟内)へ塗ることを前提に設計しており、それ以外の場所には塗らないようにお願いしています。
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75歳女性です。更年期の症状と全く同じ症状で悩んでおります。
お医者さんに相談しても的確な答えはいただけませんし、症状に合うお薬もいただけません。薬は何が良いか教えていただけませんでしょうか。
文面から、さぞ辛い状況でお悩みの事と存じます。
ただ、誠に恐れ入りますが、関係法令や倫理の観点から、医師の資格が無い私共が、お客様の診察や診断、処置をすることは許されませんし、また文面の情報だけで断定的に申し上げる事は、たとえ医師であっても極めて困難であることを、あらかじめご了承下さいませ。先ず一般論で申しますと、医師の立場では年齢を考慮致しますと、更年期障害と診断できない事情があるのかも知れません。
また、心労など精神的なストレスにともなう不定愁訴に思い当たる背景がございましたら、心療内科の受診をお勧め致します。
なお、一般的に無難で穏やかな治療法としては、漢方療法が考慮できるかと存じます。ただし、適切な漢方薬は、お客様の「証」を見た上で、適切な判断をする必要がございますので、この場合は、漢方医の受診や漢方専門薬局でのご相談をお勧め致します。
ここで、漢方療法につきましては「漢方ナビ」というホームページに良い説明がございますので、ご一読をお勧め致します(当該サイトは弊社と一切関係はございません)。
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ヒメロスとイソフラボンのような女性ホルモン様サプリメントを併用しても大丈夫ですか?(35~44才・女性)
万全を期す立場から、弊社は併用を積極的にはお勧め致しません。
ただし、更年期障害の全身的な症状にサプリメントで対応し、さらに陰部の症状を局所的に改善する意図で少量ずつ弊社製品を一時的に併用する程度であれば、差し支えないものと存じます。
なお、近年は一部のサプリメントでは女性ホルモン補充療法との併用に問題ないとするメーカーもあります。そのため、併用をお考えの際は当該サプリメントのメーカーにご確認くださいますよう、お願い申し上げます。
【 補足のご説明 】
サプリメントの種類や摂取量にもよりますが、いずれにせよ、弊社の知る限り「絶対に大丈夫」と保証する事実はございません。摂取量が多過ぎれば女性ホルモンの過剰摂取にともなう不測のリスクが懸念されます。
そもそも、サプリメントで満足できる結果が得られているのであれば、敢えてヒメロスを併用する必要はございませんし、逆にサプリメントでの効果が不十分で、ヒメロスによる女性ホルモンの補充をお考えの場合には、ヒメロスで十分な女性ホルモンの補充が出来るはずですから、ヒメロスをご使用中の間は、過剰摂取によるリスク回避と経済性の観点からサプリメントを中止するのが合理的と存じます。
なお、女性ホルモン様サプリメントは多種多様にあり、なかなか単純明快にご説明できず申し訳ございませんが、その一端を次の通りご説明申し上げます。
先ず、「女性ホルモン様サプリメント」とは、植物からいわゆる「植物性エストロゲン」と呼ばれる物質を抽出したサプリメントと存じますが、植物性エストロゲンの中には、ご指摘のイソフラボンのほか様々な物質が知られています。
そして、これら様々な植物性エストロゲンは、それぞれ活性や作用が異なりますから、そのため正確を期すほど一概に言えなくなってしまうのが実情です。更にはイソフラボンと申しましても、その中には様々な種類の物質があり、厳密に言えば、それぞれ活性や特徴が異なります。
「植物性エストロゲンは一般的な食物に含まれるものだから、安全。」というイメージを持つ方がいらっしゃいますが、これはあくまで大量摂取をしない範囲での事です。かと言って、特定の食材が危ないと申し上げる意図は全くございません。塩や砂糖をはじめ、穀物や肉、魚介類、野菜と、いかなる一般的な食材でも極端な過剰摂取を続ければ健康に何らかの悪影響を及ぼす恐れがあるもので、偏りのないバランスのとれた食事が最善であることはご了解いただけるかと存じます。
「体に良いから」と毎日何kgもの豆腐や納豆を何年も食べ続ける、といった極端な大量摂取をしたり、サプリメントのような濃縮物で女性ホルモン様物質を大量摂取をすれば、自ずと女性ホルモンの過剰投与と同様のリスクを負う懸念があると考えます。実際、海外では濃縮物(サプリメント類)の大量摂取により乳がんのリスクが高まるという指摘があるようです。
そのため、国(内閣府)の食品に対する中立的な評価機関である「食品安全委員会」は、厚生労働省の依頼を受け大豆イソフラボンの一日摂取目安量の上限を検討して、定めています(詳細は下記をご参照ください)。「目安量の上限」と、いかにも行政的な言い回しですが、杓子定規にこの値を一瞬でも超えたら大変なことになるわけでもなく、かと言って長期間にわたり上限値を超える摂取を続けるのは避けましょう、というニュアンスだと思います。
◆ 大豆及び大豆イソフラボンに関するQ&A
(内閣府食品安全委員会)
(最も公的で中立性・信頼性の高い情報と思います。)続きを読む
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ヒメロスの主な副作用について教えてください。 (性別・年齢不詳)
ヒメロスでは、市場導入後の約40年間で、重篤な副作用の事例を経験しておらず、また、この10年の間でも軽度な副作用(痒みなど)について数件のお問い合わせをいただいた事はありますが、医療機関の受診を要するほどの事例は経験しておりません。
なお、本剤の有効成分を含む医療用の薬剤における副作用情報にもとづき想定される最悪のケースと、その対応につきまして、次の通りご案内致します。
(1) 乳がん、子宮がん、卵巣がん
高用量な医療用の薬剤で、エストロゲンを長期間にわたり連続使用した場合に、これらの悪性腫瘍のリスクが高まると言われております。
また、既にこれらの悪性腫瘍に罹患している場合は、女性ホルモン剤の使用で病状を進行させる恐れがあります。
一方、本剤のような低用量で、かつ3ヶ月以内の短期投与によって、これらの悪性腫瘍を発症したという報告はございませんし、弊社製品は過去40年間でそのような事例を経験していません。以上より、次の事項をご注意ください。
① 本剤を初めてご使用する前には、これらのがん検診をお願い致します。既にこれらの腫瘍に罹患している人、恐れのある人は本剤を使用しないでください。
② ご家族、あるいは本人に悪性腫瘍の病歴がある場合は、本剤を使用しないでください。(遺伝要因や転移のリスク要因を避けるため。)
③ 本剤のご使用で症状が軽快し次第、ご使用を止めていただき、なるべく続けて使用しないで下さい。 症状の軽快後は1ヶ月以上を目安になるべく長く休薬期間を置いて、 症状が再発した際に再度、使用するといった間欠的な投与をお勧めします。なお、やむを得ず3ヶ月以上、続けてご使用になる場合は、少なくとも6ヶ月に1回以上の頻度で定期的ながん検診をお願い致します。
(2) 皮膚の発赤、痒み、かぶれ、腫れ、薬疹
人により、本剤の成分がお肌に合わない場合がございます。また、手指や塗布部が不潔であったり、傷がありますと、炎症などの原因になります。そのため、次の事項にご注意ください。
① ご使用前に、手指と塗布部を清浄にして、傷や湿疹が無い事をご確認ください。
② 初めてご使用になる前に、内股など皮膚のうすい所に本剤を塗り、翌日中に薬疹、発赤、痒み、かぶれ、腫れ等の異常が生じないことをご確認ください。異常が生じた場合は、本剤を使用しないでください。
③ 過去に、薬や化粧品等を塗って、これらのアレルギー症状を起こした事がある場合や、ご家族または本人がアレルギー体質である場合は、あらかじめ医師や薬剤師にご相談するなど、慎重にご使用ください。
④ ご使用中に、これらの症状が起きた場合は、直ちにご使用を中止して、患部を清浄に保ちながら安静にしてください。通常は数日で軽快しますが、日ごとに症状が悪化する場合は皮膚科を受診してください。
(3) 乳房の痛み、緊満感
生理周期にともなう通常の範囲内の痛みや張りを超えるような異常な痛みや張りがある場合は、直ちに本剤の使用を中止してください。その後、約2週間の間に軽快しない場合や、症状が悪化する場合は、婦人科あるいは乳腺外科を受診してください。
(4) 吐き気、嘔吐、食欲不振、頭痛、むくみ、めまい
医療用の女性ホルモン製剤における副作用事例で、ヒメロスでは経験がございません。
(5) 不正出血、経血量の変化、帯下(こしけ: 粘液や白血球を含む、白色または黄色で粘液性の腟からの排出物)
閉経後のご使用にともなう月経の再開のような不正出血を経しておりますが、逆に、閉経前の女性で生理不順が規則正しくなったケースもございます。本剤の使用を中止することで、元の状態に戻るものと考えております。
(6) 色素沈着、腹部疼痛、下痢、動悸、眠気、不眠、血圧上昇、便秘、腹部膨満感
医療用の女性ホルモン製剤における副作用事例で、ヒメロスでは経験がございません。
追記: その他の注意事項について
(1) 妊娠または妊娠している可能性がある場合は、本剤を含む全ての女性ホルモン剤を使用しないでください。胎児に悪影響を及ぼす恐れがあります。
(2) 授乳中の場合は、本剤を含む全ての女性ホルモン剤を使用しないでください。他剤の報告で、母乳に成分が移行して母乳を飲んだ新生児に悪影響を及ぼすことが指摘されています。
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