大東製薬工業株式会社

お客様相談室

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記事カテゴリー:ヨヒンビン

  • ヨヒンビンとアルコールの併用について

    2008年09月07日

     

    ガラナポーンは飲酒時の服用は避けたほうがいいとの注意書きですがか、どのような副作用が出るのでしょうか?飲酒する前に服用すれば飲酒中にも効果は持続しますか?

    (男性・45~54歳)

     


    ヨヒンビン製剤(ガラナポーン、ガラナピン)と、アルコールの併用ですが、具体的な副作用事例など、有害事象の情報はございません。

    しかしながら、飲酒とガラナポーンは、共に血圧へ影響を及ぼすことがございますので、人により過度の血圧上昇、あるいは血圧低下を来たして、気分が悪くなったり、ひどい動悸などが生じ、とても性行為の出来る体調でない…、という状況に陥る恐れがございます。

    特に、アルコールに対する感度は個人差が大きく、また、同じ人でも体調など状況によって酒量や酔いの程度が異なりますから、たとえ同じ酒量でも飲酒後に性機能へ及ぼす影響も多様です。

    「少量のアルコールでリラックスすることは、性行為にメリットがある。」という指摘がある一方、「酩酊状態になると、脳中枢が麻痺して勃起できなくなる。」という指摘もございますが、一律に例外なく全員を保証できる酒量を申し上げることは困難です。

    メーカーと致しましては安全面に万全を期すため、最悪のケースを想定して、アルコールとガラナポーン(または、ガラナピン)の併用をしないようにご案内しております。

    なお、飲酒前にガラナポーンを服用しても、以上の懸念は回避できませんので、弊社と致しましては安全性を保証することができません。何卒ご了承下さいませ。

     

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  • タムスロシンとの併用は?

    2008年01月14日

    前立治療の治療薬(タムスロシン)を夜に飲んでいますが、ガラナピン及びトノスを利用しても良いでしょうか。(男性 45~54才)

     


     

    端的に記しますと、次の通りでございます。

    「ガラナピン」「ガラナポーン」:不可
    トノス」男性ホルモン補充目的による陰嚢への塗布:不可
    トノス」早漏目的での亀頭冠塗布:可

    なお、万全を期すため決して自己判断で併用をしないで、あらかじめ主治医にご相談下さいますよう、お願い申し上げます。

    なお、詳細を次の通り補足致します。


    「ガラナピン」または「ガラナポーン」との併用について

    有効成分「タムスロシン塩酸塩」、前立腺肥大症の排尿障害改善剤「ハルナールD錠」(アステラス製薬)「ハルナールD錠」の添付文書を参照致しますと、血圧の降圧剤をはじめ、PDE5阻害剤(「バイアグラ」「レビトラ」「シアリス錠」等)との併用に注意喚起の記載がございます。

    これは、タムスロシン塩酸塩が交感神経α1受容体を選択的に遮断することで、血圧低下の可能性があるうえ、上記の薬剤と併用することで更に血圧が低下することで、過剰な血圧低下にともなう副作用(目まい、立ちくらみ、失神など)が懸念されるためと思われます。

    一方、「ガラナピン」や「ガラナポーン」の有効成分である塩酸ヨヒンビンには交感神経α2の遮断作用があると言われております。タムスロシン塩酸塩のα1遮断作用とは異なりますが、人により塩酸ヨヒンビンの投与で血圧低下を起こす可能性が否定できません。

    このような万が一のケースを想定し、万全を期してガラナピン(またはガラナポーン)との併用を避けていただきたく存じます。

    トノス」との併用について

    トノス」との併用は早漏予防目的で亀頭冠に塗布するのであれば、問題となる可能性は考えにくいと存じます。

    一方、勃起力減退や男子更年期障害を目的として、陰嚢部へ「トノス」を塗布して男性ホルモン(テストステロン)の補充を行う場合は、そもそもお客様の前立腺肥大症が治療を要するほど進行している状況であることが心配されますので、男性ホルモンの補充により前立腺肥大の症状を進行させてしまう恐れがあることから、弊社としてはお勧めできません。主治医と良くご相談下さいませ。

     

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  • ガラナポーンの服用を考えていますが、私に適切でしょうか?

    2007年01月29日

    オナニーに頼る時期が長かったせいか、手に慣れてしまい、パートナーに手で刺激してもらって射精する事が多いです。また、初体験の時はきちんと挿入して性交を遂げる事が出来ましたが、最近は中折れしたり、十分に勃起しない状態で射精してしまう事が多くなりました。硬くならないのに射精してしまうのは、オナニーでも多いです。これはEDでしょうか?一体どうしたら良いのでしょうか?「ガラナポーン」は適切でしょうか?アドバイスをお願いします。 (25~34才・男性)

     


     

    私どもは医師でないため、関係法令上お客様の診断や処置を申し上げることは出来ませんが、私どもの得た学術情報や学会での症例報告などから一般論としてご回答させていただきますことを、あらかじめご了承くださいませ。

     

    先ず、オナニーの性癖によって、特にグリップが強過ぎたり、うつ伏せで布団や机などにペニスを強く押しつける、あるいは脚を強く突っ張った姿勢で射精する・・・、といった、ペニスに対する強い刺激や、特異的な姿勢で行うオナニーが習慣的になってしまった男性に多い症例として、女性パートナーの腟内で射精できなくなる「腟内射精障害」という症状がございます。

    このような症例では、オナニーのグリップの強さや姿勢、頻度をカウンセリングで修正しながら、徐々に腟内挿入時の刺激でも射精ができるように体を慣らして行くようなトレーニングがございますし、近年はジェクス社からトレーニング用の潤滑ジェルが発売されていますので、お試しになってみてはいかがかと存じます。

     

    また、腟内射精障害の薬剤としては、ご指摘の通り弊社の「ガラナポーン」(「ガラナピン」も製剤は同一)の服用によって、50%前後の症例で改善した報告がございますので、このような事例に何か思い当たる自覚症状がございましたら、ガラナポーン(またはガラナピン)をお試しになる価値があるかも知れません。

    ただし、安定的に常に著効でなく、人により効果がばらつくこともございますので、ある程度、大らかな気持ちでお試しいただけましたら幸いに存じます。1日3回、食後に1錠ずつの服用ですが、1日3錠の経済的ご負担と効果の兼ね合いがあるせいか、行為前30~60分前に1錠を頓服して良好な結果を得る場合がございます。なお、1回に多く服用しますと、かえって逆効果となる恐れがございますので、決してなさらないで下さい

     

    一方、パートナーの手技に射精を我慢できず、腟内挿入へ至る前に射精してしまうのは、早漏の可能性が考えられますが、完全勃起で早く射精してしまう現象と、不十分な勃起のうちに射精してしまう現象の両面があるように思われます。

    前者(完全勃起で射精時期を遅延)の場合は、弊社製品では「トノス」を亀頭部に塗布して、局所麻痺剤で亀頭部の感度を鈍くさせることで射精時期を遅延させることが期待できます。
    また、後者のように不十分な勃起の内に射精してしまう場合は、先ずは挿入を続けられるように勃起を維持させることが肝要かと存じます。このような症状には、下記が考えられるかと存じます。一般的には(1)が考えられますが、詳細は性機能外来の専門医を受診していただくことになるかと存じます。

    (1) ストレスや疲労、不安などの心因性要因。
    (2) ストレスと加齢にともなう男性ホルモン分泌の急激な低下。
    (3) 服用中の薬剤等の副作用。
    (4) その他、神経系に影響を及ぼす疾患等がある。

     

    EDかどうかの目安につきましては、「IIEF」(国際勃起スコア)と呼ばれる問診票でのチェックが世界中の専門医の標準となっております。下記URL(ファイザー社)のチェックリストがとても良く出来ておりますので、ご参照をお勧め致します。

    http://www.ed-info.net/check/

     

    勃起の維持を最優先なさることを考えますと、やはり性機能外来のある専門医を受診いただいて、医師とご相談のうえ、「バイアグラ」や「レビトラ(バイエル薬品)」を処方していただくことをお勧め致します。「バイアグラ」と「レビトラ」は、共に基本的な作用機序が同じ薬剤なので、有効性に大きな違いは無いと言われておりますが、バイエル社はレビトラについて、即効性と食後の服用でも効果があることを訴求しています。ただ、実際のところは薬剤と個人の相性があるようなので、両剤をお試しいただき、満足度の高い方を使い続けるケースが多いようです。

    「バイアグラ」か「レビトラ」で十分に勃起が維持できるようになったうえで、さらに射精時期を遅延させたいということでしたら、弊社製品の「トノス」を改めてご検討されてはいかがでしょうか。なお、「バイアグラ」あるいは「レビトラ」と、「ガラナポーン」または「ガラナピン」の併用は、安全性が確立されておりませんので、お勧め出来ません。

     

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  • 人工透析の人に「ガラナポーン」「ガラナピン」の使用は?

    2007年01月29日

    「ガラナピン」「ガラナポーン」を人工透析の患者に投与して支障の出た臨床例はありますか。
    腎機能はほとんど低下して透析しているが血圧は安定している段階での投与の安全性について教えてください。(年齢・性別不詳)

     


     

    恐れ入りますが、弊社が入手した学術資料や事例の中には、ご指摘のケースに関するものがなく、事実や根拠にもとづいてご回答申し上げられません。

     

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  • ガラナポーンの服用方法について

    2007年01月11日

    ガラナポーンを購入し服用しています。
    質問ですが、用法に「1回1錠、1日3回食後」とありますが、継続使用により効果が現れるのでしょうか?SEXの前に1錠~3錠を服用するという様な使用法ではいけないのでしょうか?
    また、常用後に服用をやめると逆効果になる様な事はあるのでしょうか? (45~54歳・男性)

     


     

    ご指摘の通り、継続使用による効果の発現を前提とした用法が旧厚生省から承認されていますが、実態としては頓服(性行為の約1時間前の服用)で効果を体感するという場合を多く経験しており、1錠/回であれば頓服で過剰投与や健康被害を及ぼす懸念が無いうえ、経済性の配慮もございますので、1錠/回の頓服で効果がある方には敢えて否定しておりません。

    有効成分の塩酸ヨヒンビンは血中に吸収されてから数時間以内に代謝され消失すると言われており、そうであれば頓服が望ましいはずです。しかしながら、近年の学術発表によりますと、ヨヒンビンの代謝生成物と言われている 11-hydroxyyohimbine が体内で2次的に作用する可能性が指摘されております。

    上記がそうであれば長時間にわたり作用することになるため、継続使用での効果が裏づけられますが、現時点でこれらの考えはあくまで仮説であり、詳細は明らかになっておりません。

    以上より、ご指摘のような頓服でも効果があるなら1錠/回であれば差し支えないと考えておりますが、一度に2~3錠を服用して有効成分(塩酸ヨヒンビン)の血中濃度が急激に高くなり過ぎますと、動悸や顔面紅潮などの副作用が強く発現したり、人により副作用ばかり強く現れ、EDや射精障害に対しては、むしろ逆効果になる恐れがございますので、ご注意下さいませ(弊社HP参照)。

     

    常用後に服用をやめると逆効果になる様な事はあるのでしょうか?

    服用中止後にリバウンドが生じて逆効果になる場合をご指摘いただいたものと存じますが、ヨヒンビンの作用はホルモン分泌のフィードバック系に影響する作用とは全く異なりますし、服用の中止にともない単純に作用が消失して行くと考えているため、ご指摘のような事は無いと考えております。

    少なくとも弊社の40年余の市場経験でそのようなご指摘をいただいた事はございませんし、学術発表等におきましても、弊社の知る限りそのような指摘はございません。

     

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  • 勃起が維持できない

    2006年09月09日

    勃起しても全然硬くならず、挿入はなんとか出来ますが、腟の中で射精する事ができません。でもオナニーの時はふにゃふにゃでも約10秒もせずにすぐに射精するのになぜでしょうか?
    挿入しててもなかなか射精しないから、1分もせずにふにゃふにゃになって挿入できなくなりますがインポなんでしょうか?でも射精しても全く飛ばなく垂れるだけです。
      (34歳・男性)


     

    関係法令上、私どもがお客様の診断や処置を申し上げることは出来ませんが、学術情報や学会での症例報告にもとづく一般論として申し上げますことを、あらかじめご了解下さいませ。
    まず、挿入可能な勃起を得られても、勃起を維持できないケースもEDの症状とされています。EDは勃起不全のことで、現在は世界的にインポテンスと言わないようになっています。EDの診断にはIIEF(国際勃起スコア)という問診票が使われております。ファイザー社のHPをご参考としてご案内致します。こちらを参照下さいませ。

     

     「射精しても全く飛ばなく垂れるだけ」という症状にも射精障害が心配されますが、例えば毎日何回もオナニーして射精する日が続けば精液が常に少なくなってしまいますし、そうであれば自ずとそのような症状に陥ることがあるかと存じますので、先ずは最低3日以上の禁欲期間を設けて精液をオナニーで射精できても腟内で射精できないケースは、専門医が「腟内射精障害」と呼ぶ症状と思われます。
    オナニー時に手のグリップが強過ぎたり、うつ伏せで布団にペニスを押し付ける…といった、オナニーの方法を長く習慣的に続けて来た人に多いようで、専門医からオナニーの方法に問題のあることが指摘されています。溜めながら、その間に規則正しい生活リズムと十分な睡眠、適度な運動で体調を整えて、その後にオナニーを再開して確かめてみてはいかがでしょうか。

     

    なお、服用中の薬剤によっては副作用でEDに陥るケースがございますので、ご使用中の薬剤がございましたら主治医にご相談のうえ、薬剤のご使用を中止したり、他の薬剤に変更することをお勧め致します。また、弊社製品ではヨヒンビン製剤「ガラナポーン」「ガラナピン」で、人により衰弱性射精の改善が期待できます

     

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