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ヒメロスを塗る箇所についてお聞きします。
ほてりなどの更年期障害の改善のための場合、陰部ではなく皮膚の薄い所に塗っても効果は同様にありますか? それともそれでは、全身には効果がなく、塗る意味がなくなってしまいますか?
(女性・年齢不明)ヒメロスを陰部以外の皮膚の薄い所へ塗った場合も、有効成分の女性ホルモンが皮膚から吸収されて血中濃度を上昇させる可能性はありますが、一般的には陰部(ヒメロスは膣粘膜、バストミンは外陰部)に塗布した場合の吸収が最も良好なので、陰部に塗るのが最も効果的と考えております。
また、ヒメロスの基剤には陰部へ塗布することを前提に白糖を用いているため、塗布部がベトつきます。陰部以外の一般的な部位に塗りますと、砂糖を含む飲料が皮膚についた時と同様に不快感を与えてしまう懸念がありますので、お勧め出来ません。
なお、陰部以外の部位にも不快感なく塗れるようにした、クリーム剤の「バストミン」もございますので、宜しければ併せてご検討くださいませ。
バストミンのほうが、他の部位に塗るのに適しているんですね?
バストミンなら、全身どこでもかまわないのでしょうか? それとも腕の内側とか皮膚の薄いところが吸収が良いから?やはりいいのでしょうか? 具体的にあれば知りたいのですが?この薬品は即効性はありますか?それとも1カ月2カ月かけてゆっくり更年期緒症状が改善してくるのを実感できるような感じでしょうか? (女性・年齢不明)
◆ 塗布部位について
ご指摘の通り、膣粘膜以外の場所へ塗る場合は、ヒメロスよりもバストミンの方が適しています。
バストミンでの塗布部位は、腕や脚、腰でも構いませんが、先ほど記しました通り、バストミンでも外陰部に塗るのが最も効果的と考えております。特に陰部の症状が気になる場合は局所投与として効果的です。◆ 塗布部位の注意事項について
バストミンではこれまで経験しておりませんが、同じ基剤成分を用いた他剤では1万4千本余の出荷に1件の頻度で、お肌に合わず発赤などアレルギー症状とみられる事例を経験しております。
つきましては、万全を期すため目立たない場所に塗布していただく事もご配慮いただけましたら幸いに存じます。
なお、他剤での検討結果では、顎下(首の前面から襟元まで)の部分が陰部に最も近い良好な吸収となりますが、上記の経緯を踏まえ万全を期すため、女性にはお勧めしておりません。何卒ご了承くださいませ。
◆ 即効性について
主訴や重症度、背景要因や成分に対する反応に個人差がありますので、いちがいに申し上げられません。恐れ入りますが、先ずは本剤1本で、ひと月に2週間ずつ、2ヶ月お試しいただいて、ご判断いただけますでしょうか。
もし改善傾向であれば、最長で1年まで継続していただき、その間に軽快されましたら休薬し、再発したら再度お使いいただく、という方法をお勧めしております。
なお、医師の学会発表によりますと、週に1~3回、チューブから1cmずつ外陰部に塗布した患者23例(平均56.4歳、46~62歳)について、平均3.15本(最少2本~最大8本)、バストミンをご使用いただき、全ての症例で陰部における主訴の改善を認め、明らかな副作用は無かったという報告がございます。
ヒメロス製品取扱施設は、こちらのリンク先(弊社製品取扱施設情報)をご参照くださいませ。
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私の妻が現在40歳ですが、十年位、冷感症?不感症?で私が困っています。
結婚前は感じていましたが、十年位、マグロな感じで、子作りのタイミングも逃した感じがします。せめて昔のような性生活をと思いますが、女性ホルモン塗り薬など試してみたいと思いますが、更年期とは違うので、いかがな物かと思います。ヒメロスなど試してみても良いのでしょうか?(男性・35~44才)
ヒメロスには、ご指摘のように不感症(性的刺激に反応できない身体症状)や冷感症(性欲が生じない精神症状、身体の一部に冷えを感じる身体症状)の効能が認められておりますが、本剤は女性ホルモンの分泌不足を補いますので、これらの症状が女性ホルモンの不足によるものであれば効果が期待できます。
典型的なケースは、女性ホルモンの不足にともなう陰部の乾燥や濡れ不足であり、あるいは更年期障害の様々な不定愁訴や閉経後の精神的・身体的症状としての冷感症に効果が期待できます。
奥様の場合は10年位前とのことから、30歳頃からの状況と存じますが、過度なストレスや極端なダイエットで早期閉経に陥る状況でない限り、一般的には加齢に伴う女性ホルモン(エストロゲン)の分泌不足になることは考えにくく、また、更年期から閉経に向けた生理不順が特になく、生理周期も以前と変わらない状態であれば、通常は女性ホルモンの不足は考えにくいと思われます。
したがいまして、ヒメロスのご使用で塗布時の熱感(基剤に配合した白糖の触感)にともなう演出効果は期待できますが、本来の薬効である女性ホルモンの補充効果は期待できそうにありません。
もし挙児をご希望でしたら、経緯と状況から対応を急ぐ必要があるかと存じますので、先ずは専門医のカウンセリングを受けて、ご夫婦で状況に向き合うことをお勧め申し上げます。
カウンセリングにつきましては、日本性科学会に窓口がございます。婦人科・精神科・泌尿器科など、国内で性機能や不妊、性に関する様々な問題のカウンセリングに携わる経験豊富な医師による学会で、特に性に関する問題とカウンセリングに軸足を置いています。
◆ 日本性科学会HP
大変、切実なご事情と存じますが、弊社製品に関わらず出来る限りお調べしてご案内致したく存じますので、ご不明な点などございましたら、お気軽にメールをお送り下さいませ。
追伸:
H.24年6月2日・17:43に戴いたお問い合い合わせにご返信致しましたところ送信エラーしてお届け出来ません。つきましては、こちらでご回答申し上げますので、何卒ご了承下さいませ。
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ヒメロスと糖尿病との関連を教えてください。
糖尿病の人は本剤の使用は不可とありますが、どういう副作用があるのでしょうか?
現在投薬はアマリール3mg グラクティブ50mgを毎朝各1錠を服用しています。インスリンの注射はしておりません。 (女性・55~64才)
弊社の女性ホルモン(エストロゲン)軟膏「ヒメロス」および「バストミン」では、過去48年余にわたり糖尿病に関連した有害事象を経験しておりませんが、糖尿病の人が使用した場合、他製剤の情報等から、最悪の場合は下記の事実から糖尿病の悪化や、血栓症、血管系の疾患、例えば血栓にともなう失明が起きる懸念がございます。女性ホルモンは、「卵胞ホルモン(エストロゲン)」と「黄体ホルモン(プロゲステロン、プロゲスチン)」に二大別されます。 「ヒメロス(バストミン)」は、エストロゲンの軟膏剤で、市販薬(指定第2類医薬品)です。
一方、医療用のエストロゲン製剤には各種ありますが、いずれの製剤も禁忌、あるいは注意投与の中に糖尿病がございます。 特に、「血管病変を伴う糖尿病(糖尿病性腎症、糖尿病性網膜症等)」に対する禁忌が指摘されています。
医療用エストロゲン製剤に関する情報によりますと、「耐糖能を低下させるおそれ」や「血栓症」のリスクが指摘されており、前記の禁忌や注意投与の理由と考えております。以上の参照文献としては、下記のリンク先をご参照下さいませ。
以上の経緯を踏まえ、もし「ヒメロス」または「バストミン」をご検討いただく際は、あらかじめ主治医に可否のご相談をいただくのが最善と存じます。
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2009年12月末、掲示板に「女の子の性欲は男の20分の1 しかないって本当?」というタイトルのスレッドが立ち、その中で弊社HPへのURLが貼られ、その後、いくつかのサイトへ当該スレッドが拡散されていました。まことしやかな俗説が興味本位に拡散され、既成事実のように受け止められる状況を危惧し、当該スレッドに対して弊社の立場から次の通りコメントを申し上げます。
- 男性ホルモン(テストステロン)の生理作用の中に、性衝動や性欲の亢進作用があると言われていることは事実ですが、人間の「性欲」にはテストステロンの分泌レベルだけでなく、他に内外の様々な要因が考えられ、これらの綱引きによるものと考えております。
そのため、テストステロンと性欲を一致させる見方は大変乱暴で、偏見助長の観点から慎むべきと考えます。
以上を踏まえれば、自ずと「テストステロンの分泌レベル(血中濃度)」と「性欲」は、必ずしも一致しないと考えております。 - エストロゲン(女性ホルモン/卵胞ホルモン)の生理作用の一つにも、性欲の指摘があります。筆者は、エストロゲンとテストステロンでは「性欲」に対するニュアンスが異なると考えておりますが、両者がもたらす性欲の違いといったテーマについて、科学的な検討結果を存じ上げず、入手できておりません。
以上の大胆な仮説が事実であれば、女性の性欲はエストロゲンの作用を中心に、テストステロンが「隠し味」の役割を果たしているのかも知れませんし、男性は逆にテストステロンの作用を中心に、エストロゲンの影響も受けて性欲や性衝動が現れるのかも知れません。
- 弊社HPの中で、(健常な閉経前の成人)女性にもテストステロンが分泌されており、その分泌量は(健常成人)男性の5~10%(1/10~1/20)と記しております。
しかしながら、あくまで女性の「テストステロンの分泌量」が男性の5%(1/20)であって、先述の考えを踏まえれば、これを性欲に直結させることは非常に乱暴です。
性差やセクシャリティに対する偏見を助長し、無意味で不毛な議論に陥らせるもので、厳に慎むべきと存じます。
以上、何卒ご了承のほど御願い申し上げます。
大東製薬工業・福井 拝続きを読む
- 男性ホルモン(テストステロン)の生理作用の中に、性衝動や性欲の亢進作用があると言われていることは事実ですが、人間の「性欲」にはテストステロンの分泌レベルだけでなく、他に内外の様々な要因が考えられ、これらの綱引きによるものと考えております。
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お手数をおかけ致し誠に恐れ入りますが、次のリンク先をご参照下さいませ。
◆「お取り寄せ」依頼・送信フォーム (弊社で取扱施設をお調べしてご案内いたします。ご利用下さい。)
なお、「トノス」製品取扱施設で「ヒメロス」も取り扱っている場合がございますので、お手数ですが、宜しければ最寄りの「トノス」製品取扱施設へお電話で「ヒメロス」のお取り扱いをお尋ね下さいませ。
■ 販売依頼書のご案内
指定第2類医薬品「ヒメロス」を少しでも円滑にご購入いただくため、販売依頼書を
ご用意致しました(リンク先をご参照下さい)。 宜しければ是非ご利用下さいませ。
リンク先のページを紙にプリントして、該当欄に「レ」印をご記入のうえ、取扱施設ご来店時に薬剤師・登録販売者へお渡し下さい。
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トノスの注意事項に睡眠時無呼吸症候群の人は使用を控えるよう書いてあるのは、なぜでしょうか!?(男性・25才未満)
弊社製品のうち、男性ホルモン(テストステロン)を配合する製品「トノス」「グローミン」「ヘヤーグロン」につきましては、ご指摘の通り「睡眠時無呼吸症候群の人は使用しないこと」としております。これは、男性ホルモンが睡眠時無呼吸症候群の症状を悪化させるという報告があることから、関係学会のガイドラインで使用禁忌と定められており、これに準じてご使用を控えるようにお願いしております。
ただし、トノスの場合は小豆大(0.1g)の塗布量で男性ホルモンの投与量が少ないうえ、早漏防止を目的に性交前に亀頭部へ塗布した後、局所麻痺剤が効いてから直ちに洗い流す使用方法であれば、体内に吸収される男性ホルモンの量は極めて微量になる見通しで、しかも性交時の頓用であることから、早漏防止目的による上記の使用方法であれば、睡眠時無呼吸症候群への影響は極めて少ないものと考えており、発売以来、47年余にわたりそのような副作用事例も経験しておりません。
しかしながら、安心・安全の保証が求められる近年の社会的背景から、メーカーの立場と致しましては、万全を期すため、このようにお願いしております。何卒ご賢察のほど御願い申し上げます。
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PDE5阻害剤(バイアグラ・レビトラ・シアリス等)と トノスの併用は?
10年ほど前にトノスを使用してましたが、年齢的にきつくなりましたので最近はシアリスやレビトラを使用しております。 性交の時間を長くしたいのでトノスを使いたいのですが、併用は可能でしょうか?
(男性・45~54才)
PDE5阻害剤(バイアグラ・レビトラ・シアリス)とトノスの併用につきましては、作用機序から相互作用は考えられず、併用可能と考えております。なお、PDE5阻害剤と男性ホルモン剤の併用は、EDの有効性を高めるという学術報告があり、併用が有用との見解も示されていますので、弊社製品(トノス、グローミン、ヘヤーグロン)でも期待できます。宜しければ下記URLの弊社ブログもご参照下さいませ。
https://www.daito-p.co.jp/blog/2010/11/post-53.html
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情報番組で性交痛の紹介を見ました。潤滑ゼリーを塗るのは主人に気まずいので、なるべく一人で何とかしたいのが正直な気持ちです。とはいえ腟座薬は処方箋が必要とのことで、受診するのに抵抗があります。女性ホルモンの補充をするなら、市販薬のヒメロスやバストミンでも効きますか?効くなら、どちらを使えば良いですか? (女性・45~54歳)
2011年9月26日(月)放送のNHK「あさイチ」をご覧になったものと存じます。結論から申しますと、「ヒメロス」「バストミン」のいずれも効果が期待できます。
詳細は以下をご覧下さいませ。
- ●「ヒメロス」「バストミン」には更年期障害や不感症の効能があり、本剤を外陰部へ塗布することで、
- 局所的に女性ホルモン(エストロゲン)を補充します。
- ●女性ホルモンの補充により、陰部の潤滑(濡れ)の回復が期待されます(不感症)。
- ●以上の結果、性交痛(性交疼痛)に対処できるものと考えております。
どちらを使えば良いですか?
「ヒメロス」「バストミン」の効果に基本的な違いはありませんが、次の違いを踏まえて、
お好みでお選び下さいませ。
- 基剤の違いによる、使用方法・塗心地の違い
- 内容量・価格の違い
- ◆ヒメロス(3g入): 税別・希望小売価格 3,600円 (6~約20回分)
- ◆バストミン(4g入): 税別・希望小売価格 3,600円 (約24回分)
以上、取り急ぎご案内申し上げます。
なお、「ヒメロス」「バストミン」の製品取扱施設(薬局・薬店・ドラッグ店)は、下記リンク先をご覧下さいませ。
ヒメロス製品取扱施設は、こちらのリンク先をご参照くださいませ。
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◆「ヒメロス」予約ページバストミン製品取扱施設は、こちらのリンク先をご参照くださいませ。
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