【ヘルスケア情報】GSM(閉経関連泌尿性器症候群) 3.GSMでおきる身体の変化の原因とは?

GSMの患者さんに主におきることは、デリケートゾーンの粘膜の変化です。粘膜の変化は閉経頃から血液の中にあった性腺ホルモンが少なくなってしまうことが原因です。性腺ホルモンの中のテストステロンとエストロゲンは、どちらのホルモンもデリケートゾーンの粘膜の働きに非常に役立つホルモンです。

デリケートゾーンの変化って?

デリケートゾーンってあいまいな表現ですね。
病院に受診するときはできれば詳しい名前を知っておいた方が良いでしょう。デリケートゾーンといわれる部位のイラストを下に示しておきます。このように、かなり複雑な構成要素から成り立っています。下の表には各構成要素の正常な状態、そしてGSMになるとどのような変化がおきるかをまとめておきます。

デリケートゾーンの構成要素と名称

デリケートゾーンの構成、各部位の名称、
GSMによる変化

※表はスクロールでご覧になれます。

部位 構成要素 正常な状態 GSMでの変化
外側の
皮膚部分
恥丘(ちきゅう)
大陰唇(だいいんしん)
会陰(えいん)
乾燥 痩せて小さくなる。
炎症があれば痒み、
痛み
皮膚から
粘膜移行部
包皮(ほうひ)
小陰唇(しょういんしん)
湿っている 潤いがなくなり、
ピンク色から赤くなったり(炎症)、
白色化する(瘢痕状態)。弾力が無くなり、
硬くなり、腟開口が困難に。
粘膜の
外側部分
陰核(いんかく)
腟前庭(ちつぜんてい)
外尿道口(がいにょうどうこう)
しっかり
湿っている
腟の内部 腟口(ちつこう)
処女膜(しょじょまく)
腟壁(ちつへき)

GSMでは皮膚でおおわれた組織は、痩せて小さくなりますが、
触っても痛みを感じることはありません。乾燥や亀裂などで炎症がある場合は痒みや痛みがでることがあります。
粘膜におおわれた部分は、粘膜の潤いがなくなります。ピンク色だった場所が赤くなったり(炎症があります)、白くなったり(瘢痕状態となっています)します。
弾力があったはずの粘膜組織が固くなってしまうため、腟口を広げるのが難しくなったり、固くなった小陰唇が炎症のある腟前庭にあたって痛みを感じたりすることがあります。

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