大東製薬工業株式会社

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記事カテゴリー:ED・勃起

  • 性腺機能低下症の治療薬として「グローミン」は使用可能?

    2007年05月01日

    性腺機能低下症の治療薬としてグローミンは使用可能でしょうか。(男性)

     


     

    グローミンの適応症として「性腺機能低下症」はございませんが、「男性ホルモン分泌不足による性器の神経衰弱の諸症」とありますので、結果的には性腺機能低下症にともなう症状が含まれています。

    また、男性ホルモンを経皮的に補充することが本剤の本質的な働きであり、本剤の塗布により血中の男性ホルモン値が上昇することが確認されていることから、医師が性腺機能低下症に対するホルモン補充療法を行うとき、経皮吸収で低用量な補充を考慮する際にグローミンを選択することがございます。

    なお、お客様の症状に本剤が適切かどうかの判断につきましては、主治医に良くご相談いただくのが最善と存じますので、何とぞ宜しくお願い申し上げます。

     

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  • 1週間程度塗布しているが・・・

    2007年03月03日

    現在、グローミンを1週間程度塗布しています。確かに、ここ2~3日で朝立ちは確認できていますが、性交の場合にまだまだ、というところです。
    どれくらいの期間で効果が出るんでしょうか?(55~64歳・男性)

     


     

    歯切れの悪いお答えで申し訳ございませんが、性交時のEDに対する改善までの期間は、追記に記しました通り人により状況が異なりますので、一概には申し上げられません。

    やはり即効的な結果を求めるのであれば、お近くの医療機関を受診してバイアグラやレビトラを処方していただくのが現在の医療では最善と存じます。

    手術や外傷、強いストレスやトラウマ、あるいは他の薬剤による副作用が特に無いという前提で、一般的な加齢にともなう勃起の問題を考えますと、下記の状況が考えられます。

     

    1. ●近年はメタボリック・シンドロームが話題ですが、肥満や加齢と共に高コレステロール症や高血圧、糖尿病等の基礎疾患を持つ可能性が高くなり、これらにともなう動脈硬化で陰茎に至る血流が悪くなる。
    2. 男性ホルモンの分泌減少性欲やバイタリティなど男性的な攻撃性の衰えにつながったり、筋肉量の低下につながり、これらが結果的に次項3.を誘発する。
    3. ●上記の1.や2.がきっかけになって、陰茎平滑筋など、勃起に影響する筋肉が、夜間勃起や早朝勃起などの日常的な勃起が途絶えることで衰えてしまい、十分な勃起が得にくくなる、という悪循環に陥る。

     

    すなわち、健康的な生活習慣(適度な運動、バランスの良い食事、規則正しい生活リズム、喫煙や過度の飲酒をしない事)が、上記の1.を予防あるいは改善し、自ずと2.に対する改善にもつながります。

    ただ、加齢や強いストレスにより健康的な生活習慣の維持向上だけでは2.の要因が補え切れない場合がありますので、それを男性ホルモンの補充で最小限だけ補完するのが宜しいかと存じます。

     

    夜間勃起や早朝勃起は、日常的な歩行が足腰の筋肉を維持させるのと同様の意義があり、早朝勃起が無くなるというのは、日常の歩行をしないで寝たきりになるような状況に例えられ、足腰の筋肉が萎えてしまってからでは、急に運動をしたくても思うように動けないのと同様に、いきなり往時の勃起を得るのは困難となります。

     

    更には、加齢が進んで寝たきりの状態が長引くほど、筋肉の萎縮が進んでしまい、元の状態に戻す事が困難になるのと同様に、勃起も夜間・早朝勃起が絶えてから長引くほど往時の勃起を取り戻すのが困難になったり、リハビリが長引く懸念があります。

    「性交の場合にまだまだ」、との事ですが、以上の背景から、何よりも忘れかけていた早朝勃起が復活したご様子なので、少なくとも器質的に深刻な勃起不全には陥っていない事が考えられます。

     

    あとは寝たきりの状態で衰えてしまった足腰のリハビリをするのと同様の意義とお考え戴き、素振りや散歩をするような感覚で、性交時以外の勃起を大切にして戴けましたら幸いに存じます。

    性交時に直ちに十分な勃起を維持できるようになるまでには、なお時間を要するかも知れませんし、以上の背景であれば要する時間も人によりますが、結果を焦らずに先ずは健康的な生活習慣と、そして、重ねて申しますが早朝勃起など性交以外での勃起を大切にして戴く事をお勧め致します。

     

    もちろん、心疾患や降圧剤の服用など禁忌でなければ、お近くの医療施設を受診してバイアグラやレビトラの処方を要望なさる事が現在の医療としては最善の選択肢と存じますし、その際に主治医へご確認の上であれば、グローミンと併用いただいても作用機序としては問題無いと考えております。

     

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  • ガラナポーンの服用を考えていますが、私に適切でしょうか?

    2007年01月29日

    オナニーに頼る時期が長かったせいか、手に慣れてしまい、パートナーに手で刺激してもらって射精する事が多いです。また、初体験の時はきちんと挿入して性交を遂げる事が出来ましたが、最近は中折れしたり、十分に勃起しない状態で射精してしまう事が多くなりました。硬くならないのに射精してしまうのは、オナニーでも多いです。これはEDでしょうか?一体どうしたら良いのでしょうか?「ガラナポーン」は適切でしょうか?アドバイスをお願いします。 (25~34才・男性)

     


     

    私どもは医師でないため、関係法令上お客様の診断や処置を申し上げることは出来ませんが、私どもの得た学術情報や学会での症例報告などから一般論としてご回答させていただきますことを、あらかじめご了承くださいませ。

     

    先ず、オナニーの性癖によって、特にグリップが強過ぎたり、うつ伏せで布団や机などにペニスを強く押しつける、あるいは脚を強く突っ張った姿勢で射精する・・・、といった、ペニスに対する強い刺激や、特異的な姿勢で行うオナニーが習慣的になってしまった男性に多い症例として、女性パートナーの腟内で射精できなくなる「腟内射精障害」という症状がございます。

    このような症例では、オナニーのグリップの強さや姿勢、頻度をカウンセリングで修正しながら、徐々に腟内挿入時の刺激でも射精ができるように体を慣らして行くようなトレーニングがございますし、近年はジェクス社からトレーニング用の潤滑ジェルが発売されていますので、お試しになってみてはいかがかと存じます。

     

    また、腟内射精障害の薬剤としては、ご指摘の通り弊社の「ガラナポーン」(「ガラナピン」も製剤は同一)の服用によって、50%前後の症例で改善した報告がございますので、このような事例に何か思い当たる自覚症状がございましたら、ガラナポーン(またはガラナピン)をお試しになる価値があるかも知れません。

    ただし、安定的に常に著効でなく、人により効果がばらつくこともございますので、ある程度、大らかな気持ちでお試しいただけましたら幸いに存じます。1日3回、食後に1錠ずつの服用ですが、1日3錠の経済的ご負担と効果の兼ね合いがあるせいか、行為前30~60分前に1錠を頓服して良好な結果を得る場合がございます。なお、1回に多く服用しますと、かえって逆効果となる恐れがございますので、決してなさらないで下さい

     

    一方、パートナーの手技に射精を我慢できず、腟内挿入へ至る前に射精してしまうのは、早漏の可能性が考えられますが、完全勃起で早く射精してしまう現象と、不十分な勃起のうちに射精してしまう現象の両面があるように思われます。

    前者(完全勃起で射精時期を遅延)の場合は、弊社製品では「トノス」を亀頭部に塗布して、局所麻痺剤で亀頭部の感度を鈍くさせることで射精時期を遅延させることが期待できます。
    また、後者のように不十分な勃起の内に射精してしまう場合は、先ずは挿入を続けられるように勃起を維持させることが肝要かと存じます。このような症状には、下記が考えられるかと存じます。一般的には(1)が考えられますが、詳細は性機能外来の専門医を受診していただくことになるかと存じます。

    (1) ストレスや疲労、不安などの心因性要因。
    (2) ストレスと加齢にともなう男性ホルモン分泌の急激な低下。
    (3) 服用中の薬剤等の副作用。
    (4) その他、神経系に影響を及ぼす疾患等がある。

     

    EDかどうかの目安につきましては、「IIEF」(国際勃起スコア)と呼ばれる問診票でのチェックが世界中の専門医の標準となっております。下記URL(ファイザー社)のチェックリストがとても良く出来ておりますので、ご参照をお勧め致します。

    http://www.ed-info.net/check/

     

    勃起の維持を最優先なさることを考えますと、やはり性機能外来のある専門医を受診いただいて、医師とご相談のうえ、「バイアグラ」や「レビトラ(バイエル薬品)」を処方していただくことをお勧め致します。「バイアグラ」と「レビトラ」は、共に基本的な作用機序が同じ薬剤なので、有効性に大きな違いは無いと言われておりますが、バイエル社はレビトラについて、即効性と食後の服用でも効果があることを訴求しています。ただ、実際のところは薬剤と個人の相性があるようなので、両剤をお試しいただき、満足度の高い方を使い続けるケースが多いようです。

    「バイアグラ」か「レビトラ」で十分に勃起が維持できるようになったうえで、さらに射精時期を遅延させたいということでしたら、弊社製品の「トノス」を改めてご検討されてはいかがでしょうか。なお、「バイアグラ」あるいは「レビトラ」と、「ガラナポーン」または「ガラナピン」の併用は、安全性が確立されておりませんので、お勧め出来ません。

     

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  • ガラナポーンの服用方法について

    2007年01月11日

    ガラナポーンを購入し服用しています。
    質問ですが、用法に「1回1錠、1日3回食後」とありますが、継続使用により効果が現れるのでしょうか?SEXの前に1錠~3錠を服用するという様な使用法ではいけないのでしょうか?
    また、常用後に服用をやめると逆効果になる様な事はあるのでしょうか? (45~54歳・男性)

     


     

    ご指摘の通り、継続使用による効果の発現を前提とした用法が旧厚生省から承認されていますが、実態としては頓服(性行為の約1時間前の服用)で効果を体感するという場合を多く経験しており、1錠/回であれば頓服で過剰投与や健康被害を及ぼす懸念が無いうえ、経済性の配慮もございますので、1錠/回の頓服で効果がある方には敢えて否定しておりません。

    有効成分の塩酸ヨヒンビンは血中に吸収されてから数時間以内に代謝され消失すると言われており、そうであれば頓服が望ましいはずです。しかしながら、近年の学術発表によりますと、ヨヒンビンの代謝生成物と言われている 11-hydroxyyohimbine が体内で2次的に作用する可能性が指摘されております。

    上記がそうであれば長時間にわたり作用することになるため、継続使用での効果が裏づけられますが、現時点でこれらの考えはあくまで仮説であり、詳細は明らかになっておりません。

    以上より、ご指摘のような頓服でも効果があるなら1錠/回であれば差し支えないと考えておりますが、一度に2~3錠を服用して有効成分(塩酸ヨヒンビン)の血中濃度が急激に高くなり過ぎますと、動悸や顔面紅潮などの副作用が強く発現したり、人により副作用ばかり強く現れ、EDや射精障害に対しては、むしろ逆効果になる恐れがございますので、ご注意下さいませ(弊社HP参照)。

     

    常用後に服用をやめると逆効果になる様な事はあるのでしょうか?

    服用中止後にリバウンドが生じて逆効果になる場合をご指摘いただいたものと存じますが、ヨヒンビンの作用はホルモン分泌のフィードバック系に影響する作用とは全く異なりますし、服用の中止にともない単純に作用が消失して行くと考えているため、ご指摘のような事は無いと考えております。

    少なくとも弊社の40年余の市場経験でそのようなご指摘をいただいた事はございませんし、学術発表等におきましても、弊社の知る限りそのような指摘はございません。

     

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  • 「グローミン」と「バイアグラ」/「レビトラ」の併用は大丈夫?

    2006年11月01日

    現在、私はグローミンを毎日使用し、性交時はバイアグラやレビトラ等のED治療薬を服用しています。このような併用には何か問題があるでしょうか? (55~64歳・男性)

     


     

    グローミンとの併用について、客観的に管理されたデータはございませんが、作用機序からは併用にともなう相互作用等の問題は考えられません。

     また、最近の学術発表によると、医療用の男性ホルモン剤とバイアグラ/レビトラの併用療法を行ったところ、併用にともなう問題の指摘はなく、ED治療に良好な結果が得られている、という発表もございますので、まず問題ないと考えております。

    (余談を申しますと、関係法令にともなう規制から、「むしろ、お勧めです。」と申し上げられないのが辛い…、というのが正直な気持ちです。)

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  • 勃起が維持できない

    2006年09月09日

    勃起しても全然硬くならず、挿入はなんとか出来ますが、腟の中で射精する事ができません。でもオナニーの時はふにゃふにゃでも約10秒もせずにすぐに射精するのになぜでしょうか?
    挿入しててもなかなか射精しないから、1分もせずにふにゃふにゃになって挿入できなくなりますがインポなんでしょうか?でも射精しても全く飛ばなく垂れるだけです。
      (34歳・男性)


     

    関係法令上、私どもがお客様の診断や処置を申し上げることは出来ませんが、学術情報や学会での症例報告にもとづく一般論として申し上げますことを、あらかじめご了解下さいませ。
    まず、挿入可能な勃起を得られても、勃起を維持できないケースもEDの症状とされています。EDは勃起不全のことで、現在は世界的にインポテンスと言わないようになっています。EDの診断にはIIEF(国際勃起スコア)という問診票が使われております。ファイザー社のHPをご参考としてご案内致します。こちらを参照下さいませ。

     

     「射精しても全く飛ばなく垂れるだけ」という症状にも射精障害が心配されますが、例えば毎日何回もオナニーして射精する日が続けば精液が常に少なくなってしまいますし、そうであれば自ずとそのような症状に陥ることがあるかと存じますので、先ずは最低3日以上の禁欲期間を設けて精液をオナニーで射精できても腟内で射精できないケースは、専門医が「腟内射精障害」と呼ぶ症状と思われます。
    オナニー時に手のグリップが強過ぎたり、うつ伏せで布団にペニスを押し付ける…といった、オナニーの方法を長く習慣的に続けて来た人に多いようで、専門医からオナニーの方法に問題のあることが指摘されています。溜めながら、その間に規則正しい生活リズムと十分な睡眠、適度な運動で体調を整えて、その後にオナニーを再開して確かめてみてはいかがでしょうか。

     

    なお、服用中の薬剤によっては副作用でEDに陥るケースがございますので、ご使用中の薬剤がございましたら主治医にご相談のうえ、薬剤のご使用を中止したり、他の薬剤に変更することをお勧め致します。また、弊社製品ではヨヒンビン製剤「ガラナポーン」「ガラナピン」で、人により衰弱性射精の改善が期待できます

     

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