月別アーカイブ:2008月09月
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早漏、勃起不全、グローミンをつけ始めました。トノスは行為の前につければ良いとのことですが、グローミンは1日2回でなければいけませんか。朝立ちがあれば1回にして良いでしょうか。
(男性・55~64歳)
「トノス」の場合、早漏につきましては、性行為の20分程度前に本剤を塗布して、塗布部に麻痺感が生じましたら塗布部を洗い流してから性行為を始めて下さいませ。
また、勃起不全に対して「トノス」で男性ホルモンの補充を行う場合は、陰のう部(睾丸)に本剤を塗布しますが、即効性はございませんので、性行為の直前に塗布しても必ずしも効果が期待できません。日々のお風呂上りに塗布していただくことになります。
一方、「グローミン」は男性ホルモンの補充を行う塗り薬で、補充効果に即効性はございません。「トノス」に配合された局所麻痺剤と作用が異なりますから、性行為の直前に塗布しても効果は期待できません。
既に朝立ちをあるということでしたら、先ずは1日1回でお試しいただき、2~4週間ほど様子を見ていただけますでしょうか。改善がございましたらそのまま1日1回で宜しいかと存じます。
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早漏で5~6年前からトノスをたまに使っていましたが、お酒といっしょのときにしか効果がなく、大変なやんでいます。
御社のホームページを拝見して、一度専門医に診てもらいたいのですが、どういった病院にいけばいいのかまるでわからず、メールしました。
10代のころからでまるで改善しません。いまでは行為をするのが恐怖です。
(男性・25~34歳)
とても切実な状況のなか、トノスが十分にお役に立てず、誠に申し訳ございません。
早漏の詳細な機序は十分に解明されていませんが、感覚の伝達経路からは、次の要因が考えられます。
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- ●性器や身体各部(視覚、聴覚、嗅覚、触覚など)の感覚が過敏。
- ●身体各部からの神経伝達経路の過敏。
- ●中枢神経をはじめ脳内における、性的興奮に対する過敏さ、過剰な興奮。
- ●脳内で射精を判断して制御する部分における、限界の低さ。
トノスは、上記1.の要因に対処する薬で、主に亀頭部の触感を局所麻酔剤で鈍くさせることで、射精潜時を遅らせて早漏を防止することが、コンセプトの一つです。
お客様の場合、飲酒時であればトノスが効くということですから、アルコールが特に影響するのは上記要因の3.および4.と思われますので、逆に申しますと、お客様の中枢神経や脳内神経が性的刺激に対して敏感であることが考えられるかと存じます。
すなわち、飲酒で脳内や中枢神経の反応が鈍化した上で、トノスの作用で1.の刺激も抑えることが相まって、射精をある程度、抑えられたものと考えられます。
近年の学会発表によりますと、SSRIと呼ばれる抗うつ剤の投与により、重症な早漏でも効果があったという報告がございます。これは、SSRIが脳内の興奮を整えるためと思われますが、作用機序については様々な議論があるようで、詳細な解明には至っておりません。
また、SSRIは本来、うつ病の治療に用いる医療用の薬剤で特に慎重に使用すべき薬剤ですから、医師の管理が非常に重要です。絶対に自己判断で使用しないで下さい。
このようなケースで信頼できる病院と専門医ですが、日本性機能学会が認定する専門医が目安と思われます。診療科目は主に泌尿器科で、特殊外来として性機能外来やED外来を開設している病院も目安と存じます。
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排卵日にコンドームなしでトノスを使い、使用期限を経過していたにもかかわらず小豆大のものを亀頭部と陰嚢の双方に塗り、性行為をし、かつ、男性側がたたないので口に銜えさせました。何か女性側に副作用はありますか?
(男性・35~44歳)
- 女性パートナーがトノス塗布部を口技等で愛撫した場合、女性の口や舌が本剤の局所麻痺剤で痺れや苦味などの違和感を感じる懸念がございますが、通常は1時間以内に消失します。
- 万がいち女性パートナーに本剤の成分に対するアレルギー症状がある場合、本剤の付着部などに発赤や腫れなどの接触皮膚炎が生じる懸念がございます。
この場合、通常は患部を清浄、安静にしておくことで数日内に軽快しますが、念のため皮膚科の受診をお勧め致します。
このとき、トノスの成分によるアレルギー症状かどうかを判断するため、受診時に本剤の現品と添付文書を主治医に示して、パッチテストをお願いすれば万全と存じます。 - 本剤が妊娠に影響を及ぼす学術的なデータはございませんが、過去40年余の市場実績から問題になった事例はございません。
しかしながら、万全を期すため、塗布後に本剤を洗い流してから性行為を行うことや、あるいはコンドームをご使用いただくよう、お願い致しておりますので、重ねてお願い申し上げます。 - 本剤の使用期限を過ぎた場合でも、保管状態が良好であれば品質的に問題無い場合はございますが、成分の分離などが生じて、所期の効果が得られない場合がございますので、ご使用はお勧め出来ません。
なお、使用期限を過ぎた場合の副作用は、使用者または女性パートナー共に、これまで経験しておりませんが、不測の問題を避けて万全を期す意義から、使用期限を過ぎた場合はご使用しないよう、重ねてお願い申し上げます。
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ガラナポーンは飲酒時の服用は避けたほうがいいとの注意書きですがか、どのような副作用が出るのでしょうか?飲酒する前に服用すれば飲酒中にも効果は持続しますか?
(男性・45~54歳)
ヨヒンビン製剤(ガラナポーン、ガラナピン)と、アルコールの併用ですが、具体的な副作用事例など、有害事象の情報はございません。
しかしながら、飲酒とガラナポーンは、共に血圧へ影響を及ぼすことがございますので、人により過度の血圧上昇、あるいは血圧低下を来たして、気分が悪くなったり、ひどい動悸などが生じ、とても性行為の出来る体調でない…、という状況に陥る恐れがございます。
特に、アルコールに対する感度は個人差が大きく、また、同じ人でも体調など状況によって酒量や酔いの程度が異なりますから、たとえ同じ酒量でも飲酒後に性機能へ及ぼす影響も多様です。
「少量のアルコールでリラックスすることは、性行為にメリットがある。」という指摘がある一方、「酩酊状態になると、脳中枢が麻痺して勃起できなくなる。」という指摘もございますが、一律に例外なく全員を保証できる酒量を申し上げることは困難です。
メーカーと致しましては安全面に万全を期すため、最悪のケースを想定して、アルコールとガラナポーン(または、ガラナピン)の併用をしないようにご案内しております。
なお、飲酒前にガラナポーンを服用しても、以上の懸念は回避できませんので、弊社と致しましては安全性を保証することができません。何卒ご了承下さいませ。
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顔面及び頭部と腋下発汗と四肢の冷え性で悩んでいます。
顔面等発汗は小学生の頃から他人より酷かったのですが、今は更に酷くなったようです。新聞記事から神経ブロック注射が効くという事を知り麻酔科の医師から週1回受け、それに加えてグランダキシンを3回/日服用しています。但し顔面等発汗は掌足発汗と異なり、ブロック注射を用いても余り改善しないとの医師の話でした。ヒメロスは効くのでしょうか?
(女性・45~54歳)
ヒメロスは、女性ホルモンを補充するお薬で、更年期障害にともなう不定愁訴の一つとして、発汗や四肢の冷えが生じる場合に、不足している女性ホルモンの補充により、改善が期待される、というものです。
お客様が、原発性の多汗症に加えて、更年期障害にともなう不定愁訴が生じているとすれば、女性ホルモンの補充である程度の改善が期待されますが、原発性の多汗症を根治させるものではございませんので、必ずしもお客様が十分にご満足いただけるまで改善できるかどうかにつきましては、自信がございません。
また、受診なさっていらっしゃる医師が、今後、様々な検査を通じてお客様の症状の原因を調査する時に、女性ホルモンを補充することで内分泌データが変化致しますと、誤診の原因になる恐れがございます。
そのため、ヒメロスのみならず自己判断で薬剤をご使用しないで、先ずは更年期障害の要因について主治医と率直に相談し、主治医が専門外であったとすれば、婦人科の専門医を紹介していただく、といったご対応が無難かと存じます。
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