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左手に対する右手の2D:4D(right-left 2D:4D)の低値はスポーツ能力と関連する
2011年12月14日
【 要旨 】
低2D:4D比(弊社注釈:2Dは人差し指、4Dは薬指)および左手に対する右手の2D:4D(right-left
2D:4D)の低値は、テストステロンの子宮内濃度の高値によるものであり、攻撃性およびランニングやラグビー等のスポーツ能力のような男性の特性と関連している。
低right-left
2D:4Dは、アンドロゲン受容体遺伝子のCAG数によって決定されるテストステロンに対する感受性にも関連している。
今回、10代の少年において、低right-left
2D:4Dは高最大酸素摂取量、高最大酸素摂取速度および高最大乳酸濃度と関連している事が明らかになった。
低right-left
2D:4Dは幾つかのスポーツ能力と関連している。その原因は、それが胎内でのテストステロン濃度を示すものであり、また血中テストステロンおよび高最大酸素摂取量によるものでもある。【 原著 】
J Sports Sci. 2011 Dec 6.
Right-left digit ratio
(2D:4D) and maximal oxygen uptake.
Hill R, Simpson B, Manning J, Kilduff
L.
HP Sports and YSC Sports , Philadelphia , Pennsylvania , USA.続きを読む
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