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弊社が電話やメールでいただくお問い合わせの中で、最も多い質問の一つが「どこで売ってるの?」「○○の辺で売ってる店を教えて」というものです。出来る限りの検索をして、ご案内しているのですが、私どもの力が至らずご案内できないケースもあり、恥ずかしさと悔しさを感じていました。
さらに、薬事法改正を受けてケンコーコム社で第一類医薬品の取り扱いが中止され、そのうえ、薬種商のような薬剤師がいない業態の「くすり屋さん」でも第一類医薬品の取り扱いが出来なくなるため、創業以来60年、現在の製品群に着手してから45年かけて培って来た弊社製品の売場が半減するような状況で、今後ますますお客様にご不便をおかけすることになる・・・、と心配しています。
本来もっと規制すべき食品や医療用の医薬品が、数々の社会問題が起こしている一方で、40年を超える市場実績を積んでいる市販薬に対して、行政は、どうしてこれほどまでの規制強化をするのでしょうか…。いくら愚痴って嘆いても状況は変わりません。前FRB議長のグリーンスパン氏は、「環境変化に適応できる限り、人類の将来に希望が持てる。」と説いていますし、環境変化を予測し、敏感に受け止めて、対応して行くのは企業トップの責務です。逃げる訳には参りません。
そこで、法の趣旨(医薬品の適正使用に向けた販売方法)と、お客様の利便性(最寄りの薬局での購入)の両立をめざして、このほど流通関係者のお力添えを賜り、「お取り寄せ相談薬局」を始めることに致しました。お力添えを戴いた薬局の多くは、昔ながらの「くすり屋さん」です。量販店の出店攻勢に押されているなか、店頭在庫のご負担をおかけすることなく、量販店には難しい、昔気質の「丁寧な」販売方法で、注意事項や使用方法、製品の特徴を、お客様のご理解を得るまで十分に説明しながら販売して戴きたい…、という願いを込めています。
これは、弊社にメールでご希望の製品と、購入希望の地域(市区町村名など)を送信戴きますと、通常は弊社が製品取扱施設を検索してご案内致しますが、ご希望の地域に製品取扱施設が無い場合に、弊社製品を取り寄せ対応で小売販売して下さる薬局を検索して、弊社がお客様にメールでご案内し、お客様のご意向を踏まえてお取り寄せの手配を承るものです。
未だ対応できる製品と地域は限られておりますが、お客様のご不便を少しでも解消できれば幸いに存じます。
詳しくは、こちらの弊社HPをご参照下さいませ。
今後も変わらぬお引き立てほど謹んでお願い申し上げます。
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