大東製薬工業株式会社

お客様相談室

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月別アーカイブ:2012月11月

  • 心筋梗塞の既往症あるが、「トノス」や「グローミン」は大丈夫?

    2012年11月21日

    トノスグローミンを検討中です。 4年ほど前に心筋梗塞を煩い、カテーテル手術を受けました。 その後は薬を服用して、3ヶ月に一度の外来受診をしています。 問題ないでしょうか?
    (男性・55~64才)

     





    1. 早漏防止の目的で「トノス」を亀頭部の麻痺にご使用いただく場合であれば、直接的な問題はございません。
      ただし、性交時間が長くなることで心臓にご負担がかかる場合の影響につきましては、主治医にご相談いただけますでしょうか。
    2. 男性ホルモンの補充を目的として「グローミン」や「トノス」をご使用いただく場合は、恐れ入りますが主治医に適否をご相談いただけますでしょうか。

    テストステロンの分泌が低過ぎる人の場合、心血管系のリスクが高まる報告があるため、生理的な範囲内の血中テストステロン濃度に収まるような低用量な男性ホルモンの補充をすることにより、心血管系の疾患を予防できる可能性が期待されます。しかしながら、直接的な検討結果は未だ弊社で情報を入手できておりません。

    また、心血管の疾患が既往の人にテストステロン補充を行った場合の安全性につきましても、今のところ弊社では情報を入手できておらず、安全性の根拠となる情報が無いため問題ないと申し上げることが出来ません。 歯切れの悪い回答となり申し訳ございませんが、何卒ご了承のほど御願い申し上げます。

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  • 「ガラナポーン」と「グローミン」を使ってEDに効いたが、使い続けて大丈夫?

    2012年11月21日

    小生は75歳の老人です。十数年前よりいわゆるEDと言うのでしょうか、その気は有ってもさっぱり息子が言うことをきいてくれませんでした。1ヵ月前に御社の「ガラナポーン」と「グローミン」を知り薬局で求め、ガラナポーンは食後に1錠で日に3錠、グローミンは朝夕2回陰嚢に擦り込んでおりました。

    なんと最近、手で刺激をあたえますと勃起するようになったのです。以前に「バイアグラ」「レビトラ」「シアリス」等を試した時は駄目だったのにです!

    そこで質問です。御社のガラナポーンはそれらとは違うのでしょうか?

    ガラナポーンは決して安価ではないので、購入時に必要な時期を見計らって服用するとのアドバイスもいただきましたが、何時でも現役気分でいられる事は何事にもまして生きがいとなりますので、常に服用しょうと思っています。

    常時服用していて腎臓機能等に弊害はないでしょうか?また、先日血液検査でPSAは0.45でしたがグローミンを塗り続けて大丈夫でしょうか? (男性・75才)

     






    PDE5阻害剤との違い

    もし、加齢にともなう男性ホルモンの分泌低下で、夜間および早朝勃起(朝だち)の頻度減少や消失が起こりますと、勃起する機会が少なくなり、男性ホルモンの低下と相まって勃起に必要な筋肉が衰え、十分な勃起ができなくなるという悪循環に陥ります。さらには、性交の際も心理的な予期不安がストレスになって性交の失敗や敬遠につながり、慢性的なEDに陥ることが考えられます。

    PDE5阻害剤(バイアグラ・レビトラ・シアリス)は、陰茎で勃起を促す作用がありますが、勃起に必要な筋肉が衰えていたり、血管や神経経路に障害があると、十分に効果が得られない場合が考えられます。

    このような場合に、心理的な不安やストレスにともない勃起を萎えさせる神経経路を遮断する作用がヨヒンビン塩酸塩を配合した「ガラナポーン」に期待される作用で、さらには性欲減退・夜間睡眠中から早朝に繰り返される勃起現象(朝だち)の回復、そして、勃起に必要な筋肉の回復が期待される作用が、テストステロンを配合した「グローミン」による男性ホルモンの補充効果と考えております。

    お客様の場合、グローミン男性ホルモンを補充することで、勃起に必要な筋肉を徐々にリハビリしながら、性欲の亢進や自信の回復などの精神面に作用し、さらに予期不安などのストレスによる心因性の障害をガラナポーンの服用で抑えたことが総合的に効奏したことが考えられます。

    ガラナポーン」の腎機能への弊害について

    現状の腎機能に問題がありましたら、万全を期すため「ガラナポーン」の服用をお止めいただき、泌尿器科を受診のうえ服用の可否をご相談いただけますでしょうか。

    ガラナポーン」の常用による長期連用で腎機能の問題を起こした事例は経験しておりませんが、念のため定期健診を通じて腎機能に関するデータを観察していただき、値の悪化がありましたら、直ちに服用を中止して、泌尿器科を受診してご相談下さいませ。

    グローミン」を塗り続けて大丈夫?

    グローミン」につきましては、直近のPSAが0.45ng/mlであれば、問題ないと考えております。1ng/ml以下で良好な値と存じますが、今後も年1回を目安に定期的な前立腺検査をしていただき、PSAが 2ng/ml以下で推移していることをご確認下さいませ。

    なお、体調により若干の変動はございます。例えば射精直後はPSAが高くなるという報告もございますが、もし、PSAが2ng/ml以上になりましたら、「グローミン」のご使用を中止して泌尿器科を受診のうえ、前立腺の所見を医師にご相談くださいませ。

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  • グローミンが下着に移る影響は?

    2012年11月08日

    貴社推奨の塗布部位に塗りこみますと、通常は下着を着けていますので(その下着が湿り気をもつ程度にまで)グローミンが転移しているように見受けます。

    米国のジェル剤が5g/回であるのに対して、グローミンは塗布量が0.3g/回とのことですが、果たしてどの程度まで皮膚面に残存しているのか? その状態で、はたしてテストステロンが経皮で規格量まで浸透するのか? 懸念を感じています。 貴社のご見解をお聞かせ下さい。 (男性・65~74才)

     





    ご指摘の通り、塗布部が下着に接触することで、下着に移行する可能性がございます。
    しかしながら、最終的に重要なテストステロンの血中濃度の上昇と臨床効果で有効性を検証しております。

    塗布後に血中のテストステロン濃度が上昇して、塗布してない場合の同時刻のレベルよりも明らかに高ければ、本剤のテストステロンが吸収されていることは明らかであります。

    ただし、人により塗布後の血中濃度の上昇にバラツキが生じることは確認しており、その原因の一つが下着に移行する要因であることは十分に考えられます。

    しかしながら、例えば腹部よりも陰嚢部に塗布する方がバラツキが比較的少なく、確実に血中のテストステロン濃度を上昇させていることも確認しております。

    結果的に、皮膚面の残存や、下着への移行等による吸収のロスも踏まえ、バラツキをなるべく抑えて、生理的範囲内で高過ぎない程度の血中テストステロン濃度へ着実に上昇させる方法として、陰嚢部への塗布をお勧めしております。

    なお、以上を踏まえて極力、ロスを抑えて効率よく体内に吸収させるためのポイントを次の通りご案内申し上げます。

     

    ●あらかじめ塗布部を良く洗っておくこと。
    表皮にある古い角質(垢)や汚れ(皮脂・埃など)は、塗布した成分の吸収を妨げます。例えば、下着への移行が無い顎下部へ塗布する場合を検討したとき、塗布直前に髭剃り(電気髭剃りでなく、剃刀を用いる)をして、良く洗ってから塗布しますと、髭剃りをしない場合と比べて血中テストステロン濃度の上昇が大幅に高まり、陰嚢部に塗布した場合に近くなることを経験しております。 これは、髭剃りと洗浄によって、垢や汚れのみならず表皮の角質が削ぎ落とされた影響が大きいと考えます。

    ●塗布してから、良く擦り込むこと。
    時間をかけて入念に擦り込むほど、表皮に残存する量が少なくなることは明らかです。

    ●なるべく塗布部に密着しない下着を選ぶこと。
    陰嚢部を包み込み密着するようなブリーフタイプのパンツを避けて、ボクサータイプのようなトランクスをはくのが望ましいと考えます。余談ながら、古くから言われている「金冷法」の考えは医学的にも意義があり、陰嚢(睾丸)が過熱すると睾丸内部の機能が低下します。 精子形成のみならず、テストステロンの産生にも影響することが考えられますので、そのようなリスクを避ける意義からもトランクスをはいて、陰嚢を蒸らさずに、熱を少しでも逃がすようにすることをお勧め申し上げます。

     

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