Category:FAQ(良く戴くご質問)
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重度の睡眠時無呼吸肥満男性における通常量のテストステロン療法
2012年04月25日
【 目的 】
高用量の短期テストステロン療法は閉塞性睡眠時無呼吸(OSA)の男性の呼吸を急速に悪化することが見られた。OSAの肥満男性における低用量から通常量近くのテストステロンの影響は長期的に異なると思われるが、系統的に研究されていない。
そこで重度のOSA肥満男性において減量とともに通常量近くのテストステロン療法を行い、睡眠および呼吸への影響を検討した。【 方法 】
デザインは67例の男性を対象とした18週間の無作為、ニ重盲検、プラセボ比較試験である。全例、低カロリーダイエットを行い、同時にテストステロン・アンデカノエイト1000mgまたはプラセボの筋注を0、6、および12週に行った。睡眠および呼吸を0、7および18週後に夜間に睡眠ポリグラフ計にて測定した。【 結果 】
- テストステロンはプラセボに比して、7週後に酸素不飽和指数(ODI)を10.3events/hour (95%CI 0.8 to 19.8 events/hour, p=0.03)、および夜間低酸素症(酸素飽和90%以下の睡眠時間SpO(2) T90%)を6.1%(95%CI 1.5% to 10.6%, p=0.01)悪化した。
- 18週後では、テストステロン療法とプラセボの間にODI (4.5, -5.4 to 14.4 events/h, p=0.36) あるいは SpO(2) T90%(2.9%, -1.9% to 7.7%, p=0.23)に差異がなかった。
- ODI および SpO(2) T90%に対するテストステロン療法の影響は開始時のテストステロン濃度によって差異がなかった。
- 血中テストステロン濃度はODIあるいはSpO(2) T90%と相関しなかった(all p>0.19)。
【 結論 】
重度のOSA肥満男性におけるテストステロン療法は睡眠時呼吸障害を期間限定的に軽度に悪化した。これは最初のテストステロン濃度とは関係がなかった。【 原著 】
Clin Endocrinol (Oxf). 2012 Apr 18.
Effects of testosterone therapy on sleep and breathing in obese men with severe obstructive sleep apnea: a randomised placebo-controlled trial.
Hoyos CM, Killick R, Yee BJ, Grunstein RR, Liu PY.
Endocrine and Cardiometabolic Research Group, University of Sydney, Sydney, NSW, Australia.【 弊社コメント 】
低用量から通常量のテストステロンであれば問題ないのでは?・・・という期待で行われましたが、そうはなりませんでした。(野)男性ホルモンが睡眠時無呼吸症候群の症状を悪化させるという報告があることから、関係学会のガイドラインで使用禁忌と定められており、これに準じて男性ホルモンを配合する弊社製品(トノス、グローミン、ヘヤーグロン)のご使用を控えるようにお願いしています。ただし、これまでの報告は古い論文で症例数も少なく、男性ホルモンによる因果関係が本当にあるのか議論の余地があるため、例えば少量の投与量であれば問題ない事を期待しましたが、本報でも睡眠時無呼吸症候群の症状を悪化させる結果となりました。(福)
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弊社製品のご購入について(製品取扱施設、お取り寄せ対応店のご案内)
2009年07月02日
薬事法改正の施行日である平成21年6月以降、弊社製品の通信販売が法的根拠をもって禁止されました。さらに、第1類医薬品である男性ホルモン剤、ヨヒンビン製剤につきましては、薬剤師による対面販売が義務化されたことから、薬剤師のいないドラッグストア等で、弊社製品を含む第1類医薬品の取り扱いを中止した店舗が多数ございます。
そのため、弊社製品を永くご愛顧いただいたお客様から、次のようなお問合せが増えています。
「ネットで買っていたが、法改正で買えなくなった。どこで買えば良いか?」
「いつも買っていたドラッグストアで扱わなくなった。どこで買えば良いのか?」
「○○市内の製品取扱施設を教えて欲しい。」
ご案内できる製品取扱施設や、取り寄せ対応のできる薬局の情報を弊社HP上でご案内できるように準備中ですが、準備が遅れており申し訳ございません。
つきましては、取り急ぎ弊社宛にメールをお送り戴けましたら、ご希望エリアの製品取扱施設、お取り寄せ対応店をお調べして、ご返信致しますので、次の書き方でお気軽にメールをお送り下さいませ。
- メールのタイトル記載 (スパムメール処理防止のため)
(例: ○○市のトノス製品取扱施設について、など)
- 購入希望の製品名・内容量(例:トノス4g入)
- 購入希望のエリア(○○市、○○駅前・・・など)
- 購入希望日
(例: 「○月○日までに購入したい」、「いつでもOK、成り行きで可」など) - その他
ご質問やご要望などございましたら、お書き添え下さいませ。
今後とも、変わらぬご愛顧のほど謹んでお願い申し上げます。
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- メールのタイトル記載 (スパムメール処理防止のため)
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2006年03月30日
トノスについて質問です。(25~34才・男性)
麻酔は、通常、体に負担をかけると聞きますが、大丈夫ですか?
副作用について安全ですか?
麻痺感は、塗ってどのぐらいの時間、効果があるのですか?
塗った後きれいに洗い流せば、相手の女性に口でしてもらっても相手の女性に害は無いのですか。
- トノスに含有されている麻ひ剤には、粘膜や表皮の知覚を麻ひする作用がありますが、注射による全身麻酔とは異なり、直接体内に入らない外用剤ですから、お体に負担をかけることは極めて考えにくく、心配はございません。
- 最もありがちな副作用としては、接触皮膚炎と呼ばれる皮膚の過敏症状で、発疹・かゆみ・じんま疹様の皮膚アレルギーです。万が一、お体に合わない場合、デリケートな箇所で発症する事態を避けるため、ご使用前に内股など皮膚の薄い部分で試し塗りをしていただき、1日経ってもアレルギー症状が発症しなければ大丈夫です。
- 個人差があるため正確な時間を保証することは出来ませんが、有効成分の一般的な代謝時間と経験的な経緯から申しますと60分弱が目安になると考えております。
- 問題ございません。トノスを亀頭冠(尿道口には決して塗らないで下さい)へ良くすり込んだ後、20分位放置していただく間に麻ひ効果が感じられましたら、既に効果が発現していますので、石鹸等を使用して塗布部を十分に洗い流して下さい。パートナーに気づかれる事もありませんし、害もございません。
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2006年03月30日
以前、雑誌でテストステロンを正常値にしてやれば陰茎・亀頭は何歳になっても増大する、とありました(陰茎増大が出来ると謳った製品の宣伝です)。トノス等にテストステロンが含まれていると言うことなので、もしこれらを陰茎等に塗布すればペニスを成長させることは可能でしょうか?(25~34才・男性)
ご指摘の記事は「正常値にしてやれば」とのことですが、先ずは異常であるかどうかを見極めることが重要です。ご指摘の話は、第二次性徴を象徴とする、思春期からの性器の発達が、何らかの疾患にともない異常を来たしている場合です。例えば、クラインフェルター症候群や半陰陽、脳腫瘍にともなうホルモン分泌の異常、といった原因が考えられるようです。これらは専門医による高度な治療が必要ですから正常に第二次性徴を遂げた男性とは全く別の問題かと存じます。
一方で、正常に第二次性徴を迎えて成長を終えた成人男性がテストステロンの投与で更に成長できるか?と申しますと、一般的に可能性は低いと思われますし、正常なホルモンレベルの人にテストステロンの過剰な投与を続ければ、不測の弊害が心配されますので、決してお勧め出来ません。
ちなみに、「第二次性徴の最中にテストステロンを投与すれば、本来よりも大きく成長できるのではないか?」というご質問をいただくこともございますが、これは逆効果になるかも知れませんので、絶対にしないで下さい。と申しますのは、体内のテストステロンが多くなるほど、ネガティブ・フィードバックと呼ばれるホルモンの働きが生じるからです。即ち、「もう十分にホルモンが出て成人の身体になった。これ以上は成長する必要が無い。」と脳が判断して、身体的な成長そのものを止めてしまうことが考えられるのです。そうなると、陰茎のみならず身長や体型など本来の姿になる前に成長が止まってしまい、取り返しのつかない事態になりかねません。続きを読む
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2006年03月30日
ひげを生やしたいのですが生えてきません。どうすれば生えてきますか?(25才未満・男性)
切実なご事情があるかと存じますが、次のような状況によって受け止め方や対処が異なるので、いちがいに申し上げる事ができません。
(1) 第二次性徴(声変わり、陰毛の発現、性器の発達など)が何らかの原因で生じない、あるいは不十分である場合。
(2) 正常に第二次性徴を遂げているが、遺伝要因などにより先天的に体毛が薄い場合。
(3) 元々は十分にあった体毛が、ストレスなど何らかの原因で脱毛して、その後、元に戻らない場合。(1)の場合は、直ちに専門医(内分泌内科や泌尿器科)を受診して検査を受けた上で、専門的な治療を行うべきです。お客様の年齢が18歳以上で、第二次性徴の出現に心配な状況がございましたら、ぜひ受診することを強くお勧め致します。ご希望のエリアで受診すべき専門医が判らない場合は、私どもが出来る範囲で検索してご案内致しますので、ご希望のエリアと併せてお問い合わせ下さいませ。
(2)の場合は、残念ながら状況を受け止めていただく事しか申し上げられません。例えば弊社製品の男性ホルモン製剤「グローミン」や「ヘヤーグロン」の副作用で陰毛やひげが濃くなるケースは考えられますが、お客様の年齢(25歳未満)が20歳前後であれば、一般に男性ホルモンの分泌が最も旺盛な時期であるはずで、この時期に過剰な男性ホルモンの投与を続けますと、不測の重大な副作用が心配されますので、お勧め出来ません。
(3)の場合は、お近くの皮膚科を受診して、ご相談することをお勧め致します。なお、施設・医師によっては(2)についてもご相談にのっていただける事があるかも知れませんので、お尋ねになってみてはいかがでしょうか。ただ、具体的にどの施設・医師であれば確実にお応えいただけるか、ということになりますと、恐れ入りますが私どもは今のところ存じ上げておりません。
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