-
血清オステオカルシンは2型糖尿病男性のテストステロンと正相関する
2014年07月03日
■ 目的
2型糖尿病(T2DM)の男性患者における総オステオカルシン(OC)およびテストステロン・レベルの関係を検討した。■ 方法
98例の男性T2DM患者について断面調査を行った。 身体的パラメータを測定し、BMIを算出した。血糖、インスリン、HbA1c、テストステロン、OCおよび他の骨代謝マーカーを測定した。■ 結果
・ 血糖コントロールのレベルは低かった(HbA1c 9.19±2.53 および FPG 8.20±2.98)。・ ピアソン単相関において、OCはテストステロンと正相関し(r=0.236, P=0.019)、この関係は患者の全パラメータを考慮しても維持された(Model 1, 2 and 3)。
■ 結論
T2DM男性患者においてOCはテストステロンと正相関し、OCによりテストステロン・レベルを予測できる可能性がある。■ 原著
Int J Clin Exp Med. 2014 Apr 15;7(4):1145-9. eCollection 2014.
Total osteocalcin in serum predicts testosterone level in male type 2 diabetes mellitus.
Cui R, Su B, Sheng C, Cheng X, Yang P, Bu L, Li H, Wang J, Sheng H, Qu S続きを読む
1 / 11