男性更年期について
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前の職場の思い出は、退職してから7年以上も経ってしまいましたので、良い思い出しか残っていません。ただ、いつも心のどこかで葛藤や迷いがあったような気がしています。
自分の「何とも説明できない」身体の不調は、その頃から起きていました。倦怠感や疲労感、無気力な感覚、節々の痛み、発汗、衝動のような苛立ちと憔悴、何もかもが悲観的に思えたり、悲しくなったり・・・。お酒を飲んでも酔えず、楽しい酒にできず、すぐ酔い潰れるようになってしまいました。性機能はもちろんダメで、性機能を語る以前の状況でした。
それでも、職場の最前線で好きな仕事を続けたい、という気持ちが強かったので、会社で状況から逃げ出すわけには行きませんでした。かと言って、家に持ち帰って打ち明けるようなことでもなく、「だらしない」と後ろ指を指されながら、一人で丸くなって眠ることが唯一の癒しでした。
今の仕事に就いて製品を試し、そして製品をとりまく様々なことを学びましたが、その中から、はからずも自分が軽い男性更年期障害であるような気がしました。男の更年期にしては、ちょっと若過ぎましたが、何か説明のつかないストレス状態や挫折感があったのかも知れません。いずれにせよ、この仕事を通じて自分の状態を納得できるようになりました。
男性更年期障害を癒して、いつも良いコンディションで前向きに望みたい。そして、このようにお考えになる人の輪を広めたい。これが今の私にとって、自己実現の原点になっています。
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